バンダイナムコゲームスは、2012年2月2日に発売を予定しているPS3/Xbox 360「ソウルキャリバーV」について、バンダイナムコ未来研究所にてメディア向けオンライン体験会を実施した。
本体験会では、2012年2月2日に発売を控えているPS3/Xbox 360「ソウルキャリバーV」のメディア向けオンライン先行体験や、iOS版「ソウルキャリバー」の試遊、開発チームへの質疑応答などが実施された。記事では、新しく発表された情報とプレイフィールを織りまぜながら紹介していこう。冒頭でのゲーム概要の紹介は夛湖久治氏が担当、ソウルキャリバーへの熱い思いを語ってくれた。
また、会場では最新の店頭用PVやテレビCMも放映され、北米最大の格闘ゲーム大会「EVO2012」の正式種目に選ばれたことも発表されたぞ。ぜひ続報を期待してほしい。
オンライン体験プレイ
そのスピードは、オフラインとの差を感じさせないというオンラインモード。大幅リニューアルを実現した数々の新機能をチェックしていくぞ。ちなみに実際に編集部が触った印象も含めているので参考にしてほしい。
プレイヤーマッチ
まずは、好きな条件、自由なルーム名を付けてルームを作成。プレイヤーマッチでは、観戦しながら他のプレイヤーとテキストチャットを楽しむこともできるのが嬉しいところ。まるで格闘試合のリングサイドさながらの気分は最高なのだ。
ちなみに、テキストチャットを楽しめるのは観戦者のみなので注意。当然だが対戦中のプレイヤーからはチャットログは見えないので戦いに集中できる。自分の試合が終わったらログを確認することができるのでお楽しみに。
グローバルコロッセオ
本作では、大人数が一度に集まることができる「オンラインロビー」を搭載。大人数で一度にチャットが楽しめる。ロビー内では好きな名前を付けてラウンジ(小部屋)を作ることも可能だ。最大で50名同時に入ることができる。自分がカスタマイズしたカードが表示されるので、自慢したり気になったプレイヤーに話しかけてみては?
まずは自分が入るロビーを選択していろいろなプレイヤーと交流しよう。広大なグローバルコロッセオでは、世界中の人のプレイヤーカードを見たり、その場で対戦を申し込むこともできる。対戦を繰り返してもいいし、チャットだけで会話を楽しんでもOK。カードの上に表示されるアイコンで状態もわかるようになっている。
また、中央の「シャッフルバトル」ゾーンに入れば、その場でランダムマッチングがされ、すぐに対戦も可能。好きな名前を付けてラウンジ(小部屋)を作成すれば、気の合った仲間だけを集めることもできる。もちろん入場制限をかけることも可能。
グローバルコロッセオ内では、時にはランキングバトルが開催されることも。勝利数を競って上位に君臨してはどうかな?ランキングバトルは一ヶ月に2回開催される予定。また、バトルゾーンが光っている時はランキングバトルの開催期間となる。腕を磨いて参加しよう!
さらに、自分の対戦動画を閲覧することもでき、その中で気に入った動画は保存していつでも見ることができる。自分の入力したキーを表示することができるので、次の対戦の勉強用にも使えるぞ。
ソウルリンク
ソウルリンクとは、本体機能のフレンド登録とは別に、3人までプレイヤーを登録しておき、いつでも情報を閲覧できる機能。登録したライバルの情報はいつでも確認可能。友達や君の目標とするプレイヤーの情報をチェックしよう。アストラルカオス画面の上と、ソウルリンク画面表示の一番左は自分の情報となるぞ。常にライバルを意識することで最高に燃える!
システム追加情報
ガードインパクト
クリティカルゲージの1/2を使うことで、ガードインパクトの構えが出る。インパクト発動中に相手の攻撃中を受けることができれば、反撃が確定するくらいの隙を作れる!以前紹介したジャストガードとは性質が異なるため、使いどころは考えたいところだ。以下の2点の画像はジャストガードだ。
リング移動
バトルとバトルの合間にリングを移動するステージが存在。移動条件やリングの形状はさまざまで、リング移動前と後では形状が異なる。ステージ移動も加味した戦略は最強になるためには避けては通れない。
また、リング移動の搭載されているステージは1つだけじゃないことも判明。すでに公開されたステージでは「パルギア邪神殿」「沈みゆく商船」がステージ移動要素があるようだ。ラウンドごとによる戦略もかなり熱い!
iOS版「ソウルキャリバー」2012年1月19日配信
1998年にアーケードゲームとして登場後、翌年家庭用ゲーム機への移植され、高い評価を得た「SOULCALIBUR」が魅力的なキャラクターと多彩なアクションはそのままに、RetinaDisplayに対応した高精彩なグラフィックになってiOSアプリとして登場。配信時期は2012年1月19日、価格は未定、iPhone 4/iPod Touch4/iPad2以上対応(iOS4.3以上)となっている。
実際にiPhone版、iPad版両方を遊ばせてもらったが、正直思っていたよりかなりキレイなグラフィックと、スムーズに動くキャラクターに驚き。気になる操作環境も、ボタン配置や透過、同時押しの設定など細かく設定する事が可能なので、懐かしの「ソウルキャリバー」を新鮮な気持ちでプレイすることができる。
特色
格闘ゲーム向けにチューニングされたバーチャルパッドを採用。8WAYRUNをはじめとした旧来の操作感が再現。さらにボタンレイアウトも思いのまま。
ARCADE BATTLE
アーケード版「ソウルキャリバー」が楽しめるモード。全ての敵を倒すとエンディングを迎えることができる。
TIME ATTACK
どれだけ早く、効率的に敵を倒し、短時間でクリアできるかを競うモード。GameCenterのLeaderBoardに対応。
SURVIVAL
限られた体力で何人勝ち抜き出来るかを競うモード。もちろんGameCenterのLeaderBoardに対応。自分の限界に挑戦しよう!
EXTRA SURVIVAL
当時隠し要素だった一撃必殺の緊張感が楽しめるEXTRA SURVIVAL MODEもGameCenterのLeaderBoardに対応の上、最初から遊ぶことが可能に。
MUSEUM
全キャラクターの演武などが鑑賞できる。
PLACTICE
ゲームの基本的なシステムやテクニックを身につけるため、練習が可能なモード。
周辺機器情報
今回の体験会では、専用ゲームスティックなど、周辺機器もばっちり完備された環境で遊ぶことができたので、それぞれ紹介していこう。また、モニターは株式会社ナナオのエンターテインメント液晶モニター「FORIS FS2332」が用意されており、激しくキャラクターが動く格闘ゲームにおいても、クリアで目が疲れない発色がゲーマーにはとても嬉しかった。
ホリ
名称:「ソウルキャリバーV」対応スティック for PlayStation3」
分類:専用アーケードスティック
価格:14,800円(税込み)
販売:2012年2月2日(ゲームと同時発売)
発売元:株式会社ホリ
アーケード筐体同一スティックレバー・ボタン採用
USBハブ機能搭載(2ポートバスパワー)
連射機能搭載
スティック機能切替スイッチ搭載
ボタン配置切替機能搭載(START、SELECT、L1、L2、L3、R3ボタン)
名称:「ソウルキャリバーV」対応スティック for PlayStation3」
分類:専用アーケードスティック
価格:14,800円(税込み)
販売:2012年2月2日(ゲームと同時発売)
発売元:株式会社ホリ
アーケード筐体同一スティックレバー・ボタン採用
へッドセット端子搭載
連射機能搭載
ボタン配置切替機能搭載(左スティック ボタン、右スティック ボタン、LB、RB、BACK ボタン、START ボタン)
※USBハブ機能は付いていません。
マッドキャッツ
PS3版:ソウルキャリバーVアーケードファイトスティックソウルエディション PlayStationR3
Xbox360版:ソウルキャリバーVアーケードファイトスティックソウルエディション Xbox 360R
発売日:2012年2月2日予定
価格:16,800円(税込)(PS3 版、Xbox360版ともに)
発売元:マッドキャッツ株式会社
(株)バンダイナムコゲームスの公式ライセンス商品。アミューズメントスペースにある(株)バンダイナムコゲームス製ノアールキャビネットと同一のレバー・ボタンレイアウト。
剣をモチーフにしたフェイスプレートフレームとトランスルーセント筺体。
三和電子製レバー・ボタン採用。8つのアクションボタンに個別設定可能な2段階の連射機能装備。
余ったケーブルをたたんで収められるケーブル収納スペース。
レバーの機能を方向キーのほか左/右スティックへと切り替えられる3wayスイッチ装備。
コントロールモジュール上のボタン機能をロックし、不意の誤入力を防ぐ、ロック/アンロックスイッチ。