2012年2月2日~6日まで台湾・台北市「台北世界貿易中心 南港展覧館」にて開催されている「台北国際ゲームショウ 2012」。土曜日となる2月4日はSCEメインステージで「FINAL FANTASY XIII-2」イベントが開催された。

「台北国際ゲームショウ 2012」初の週末となる土曜日(台湾では星期六)は、事前に聞いていた以上の混雑ぶりで、入り口から先にほとんど進めない状態。しかも試遊した売店で値段をチェックし、コンパニオンを撮りながら盛り上がっているステージイベントにも向かう…と現地のゲーマーたちは本当にエネルギッシュ。そんなこんなで進行方向などはもちろん…あるわけもなく、ひたすら人ごみをかきわけていくしかないのだ。

そんな混雑の中、2月4日はSCEメインステージにおいて、開発チームやプロデューサー、ディレクターなどを招待して来場者が一緒に楽しむことができるイベントが開催された。大型モニターで中文版のPVが上映され、プレイアブル出展もしている「FINAL FANTASY XIII-2」イベントでは、スクウェア・エニックスから橋本真司氏、鳥山求氏、上国料勇氏が登壇し、開発についての裏話やダウンロードコンテンツの内容が公開された。

鳥山求氏は前作「FINAL FANTASY XIII」をプレイしたユーザーからの熱い要望や意見をできる限り取り入れ、自由度の高い、プレイヤーが選択して遊べる作品に仕上がったと話した。上国料勇氏はライトニングの特徴的な鎧について、デザインを特に女神エトロに関係した象徴的なものと、と考えていたところ「羽飾り」を思いつき、取り入れたことを明かした。すでに発表されている「ファイナルファンタジーX」HDリマスター版についての続報は残念ながら明かされなかった。

また、本ゲームショウで公開された情報はどれもすでに先日、日本で発表されたもの。まずは、DLC第1弾コロシアムバトル「オメガ」の実装と第2弾「ノエル」「セラ」追加コスチューム。そして、コロシアムバトル第2弾「ライトニング&アモダ曹長」を実装することもあわせて発表された。2月3日のネットワークアップデートにより、Facebookとのゲーム内連動を開始したことも発表され、こちらは会場から拍手が沸き起こっていたぞ。

さらに、今回のゲームショウ限定で、コロシアムバトルの特別ムービー中文版が公開された。最後に、会場で関連商品を購入した人に、橋本真司氏、鳥山求氏、上国料勇氏からサインと握手のプレゼントが。たくさんのファンがうれしそうに壇上に上がっていたのが印象的だった。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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