チュンソフトは、2012年2月16日発売予定のニンテンドー3DS/PS Vita用ソフト「極限脱出ADV 善人シボウデス」において、ゲームの中で語られるストーリーの一部と、アイテムや装置に関する情報を公開した。
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猜疑心をかきたてる心理戦であなたは「協力」を選べるのか?
倉庫に集められた9人は「アンビデックスゲーム(通称ABゲーム)」と呼ばれる裏切りゲームをすることになる。ABゲームは、ゲーム理論などでよく引き合いに出される「囚人のジレンマ」という問題をベースに作られたゲームだ。もし全員が協力を選択し続けていれば、BPを2点ずつ積み上げられ、3回のABゲーム後には全員がバングルポイントを9にして、一緒に9の扉から脱出できる仕組みになっている。
しかし各々、疑念や邪心があるために、やすやすと協力は選択できない。全員にとってメリットとなる方法があるにもかかわらず、それを合理的には選べないというジレンマ。ゲーム中も、様々な手法による駆け引きが繰り広げられることになる。
信頼関係を築き、お互いに協力を選択する(+2ずつ)か、相手を信用させて協力を選ばせ、自分は裏切りを選択するのか(相手-2、自分+3)。主人公シグマとその相手だけでなく、他のキャラクターの駆け引きにもドラマがある。
用途不明のアイテムや装置の意味するものとは…?
ABゲームが行われるアンビデックスルーム(ABルーム)のカードキーを探すため、9人はルールに則ったチーム分けで3つに別れ、カラードドア(以下CD)の奥の部屋に進み、それぞれ探索する。そこに広がる部屋ではカードキーだけでなく、気になる設備やアイテムを発見することも。
猫の本や用途不明の装置、新聞の切抜きに古いPCなど。これらは何気なく置かれているようにも見えるが、ゼロ3世によって仕組まれたこの環境に、意味のないものなど何一つ無いといっても過言ではない。これらは、シグマたちが置かれた状況の謎をとく、ヒントとなるのだろうか?
館内の部屋で見つかる、用途不明のアイテムや装置
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