PS Vita「シェルノサージュ～失われた星へ捧ぐ詩～」加隈さん、水瀬さん、井ノ上さん、内田さんがキャラクターの魅力を語ったACE2012トークイベントの模様をお届け！

ガストは、4月1日、千葉・幕張メッセにて開催された「アニメコンテンツエキスポ2012」アニプレックスブースにおいて、PS Vita用ソフト「シェルノサージュ～失われた星へ捧ぐ詩～」のトークイベントを実施した。

当日は、本作のディレクターを務める土屋暁氏、イオン役・加隈亜衣さん、キャス役・水瀬いのりさん、カノン役・井ノ上奈々さん、そしてイベント直前に発表となったネイ役・内田真礼さんが登場し、それぞれの演じるキャラクターの魅力についてトークを展開した。

まず、ヒロインのイオンを演じることになった加隈さんは、自身の役柄について、「4ヒロインの中で天然ボケ担当だと思っています」と発言。すぐさま井ノ上さんが「別に担当とかないよ！」と的確なツッコミが入ると会場からは笑いがこぼれた。また、真空管や機械いじりが大好きで、そのことになると少し熱血が入ってしまういろんな面を持つ女の子だという。

本作では、タッチパネルを使ってイオンとのコミュニケーションが楽しめるが、このイベント前に実際のゲームプレイを体験したという出演者の面々は、イオンをトントンしたり、ナデナデしたそうで、満場一致でイオンが可愛いということをアピールしていた。

そして、イオンの魅力についても聞かれた加隈さんが「全力でズレているところです」と述べると、司会を務めた納谷氏がすぐさま「加隈さんと一緒ということですか？」と返し、出演者もそれには納得の様子。というのも、今回加隈さんがイオン役に抜擢されたのは、素でイオンみたいであるためということで、それに同意した会場からは拍手がこぼれた。


（写真左から）加隈亜衣さん、水瀬いのりさん、井ノ上奈々さん、内田真礼さん、土屋暁氏

続いて、水瀬さんは、自身が演じるキャスについて、一言で「ツンデレ」と表現。秘密基地でター坊、プラムと行動を共にしていて、一番小さいのに一番引っ張っていく勝気な面があるものの、実は乙女な部分もあるという魅力的な女の子になっているという。

土屋氏によると、キャスはター坊、プラムとの掛け合いももちろんだが、イオンに対しての心の変わりぐあいも見てほしいとのこと。また納谷氏は、収録の際、土屋氏がキャスについて、先ほど水瀬さんが述べた「ツンデレ」ではないと発言したことを明かし、収録の結果、ツンデレとは一味変わったキャラクターになったということだ。

井ノ上さんが演じるカノンは、記憶を失う前のイオンと交流があり、イオンとは別派閥である地文派皇帝候補。ほわほわしているイオンを見て、皇帝が務まるのかハラハラしながらも、自分の意志を持って地文派を支援する人たちをどうにか助けようと頑張っているという。

4人のキャラクターの中で一番のお姉さんであるカノンは、土屋氏いわく真面目で凛としていて、男気あふれる（？）キャラクターであり、そのあたりが井ノ上さんのイメージとマッチしたそうだ。

今回のキャスティングについては、声や演技はもちろん、長く役を演じてもらう上での人間性も重視し、オーディションでも最後は面接で決めるというかなり特殊なかたちにしたそう。土屋氏は、役とずっと一緒に付き合っていく上で、本当にキャラクターを好きでいてくれる、キャラクターを可愛がってくれる人を選びたいという思いで実施し、最終的には「この人に間違いない！」と言える人になったということだ。

そして、新たに公開されたばかりの内田さん演じる「ネイ」は、元気で明るくてイオンを引っかき回すような、いるだけで元気が有り余りすぎているような女の子。いろんなことを巻き込んでいくようなキャラクターで、小さくてロリっぽいところが可愛いものの、実はロリっぽくない性格であるという点が魅力だと語っていた。

また、ネイの本名が「ネィアフラスク」と言いづらい名前であることから、内田さんは事前に読みを練習してその場で披露。「ぜひ覚えていってください！」とアピールしていた。

土屋氏によると、ネイは出会ってからずっとイオンに同行し、すごくハイテンションなノリが続くキャラクターで、また踊り子をやっているということで、そういったシーンも楽しみにしてほしいということだ。

ここで、本作の発売後、2話まで無料でダウンロードできること、そしてネイは2話で登場するキャラクターということが明かされた。配信日など、今後の情報にも注目したいところだ。

続いて、サブキャラクターとして登場するター坊、プラム、テレフンケンについても紹介。ここで食いついたのがショタコンを自認する井ノ上さん。ター坊、プラムがドンピシャで可愛い、また、テレフンケンについても年齢的にはストライクゾーンということで、とてもテンションを上げていた。

なお、ガストのネットショップである「ガストショップ」では、ター坊とイオンも活躍する2つのエピソードが収録されたオリジナルドラマCD「ター坊のアルバム」が付属したGSスペシャルコンボが発売される。

収録の感想について聞かれた水瀬さんは、男の子にも強気なキャスを演じる上で苦労したそうだが、ター坊を演じる大原さんと力加減を話しあって、最後は心を鬼にして演じたと語っていた。このドラマCDは、45分以上の大ボリュームとなっているので、興味のある人は忘れずにチェックしておこう。

最後に出演者からの挨拶をもって、惜しまれつつもイベントは幕を閉じた。

井ノ上さん：今日のイベントではショタコンの部分が出てしまったんですが（笑）、「シェルノサージュ」の中では本当にしっかりした、素敵な女性を演じています。4月26日をみなさん、楽しみにしていただきつつ、いち早くPS Vitaを用意して待っていてください！

水瀬さん：今日はすごく楽しいステージになりました。これからも「シェルノサージュ」、そして4ヒロインの応援をよろしくお願いします。

内田さん：ネイちゃんは本当に収録の時も息切れしながら録ったキャラクターで、愛がすごくこもっています。私も発売日が楽しみなので、みなさんも楽しみにしていてください。

土屋氏：「シェルノサージュ」、いよいよ4月26日発売ということで、最後の準備にかかっています。今回の作品は、本当に今までのコンシューマゲームのプレイ感や、遊び方も違う形で、私の中で冒険作となっています。いろいろと至らないところがあるかもしれませんが、ぜひみなさんと一緒に楽しんでいきたいとおもいますので、末永くよろしくお願いいたします。

加隈さん：4月26日、もう1ヶ月を切りましたが、7次元超えの準備はみなさんお済みでしょうか。PS Vitaをちゃんと持ってイオンちゃんを出迎えてあげてください！収録はたっぷりで、15,000ワードくらい一人で喋ってまして、フルボイスでいろんなキャラクターが喋っています。世界観も素敵ですので、ぜひみなさんお楽しみください。