ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、本日4月30日に東京・ディファ有明にて開催した「ラグナロクオンライン ファン感謝祭2012」において、PS Vita用ソフト「ラグナロク オデッセイ」のカンファレンスを実施した。
ここでは、大きな巨人に仲間たちと一緒に立ち向かうことをコンセプトとしたアクションゲーム「ラグナロク オデッセイ」について、開発を担当したゲームアーツから、開発ディレクター 入江和宏氏およびゲームプランナー 大河原啓考氏が登壇し、これまで実施したアップデート内容および最新の大型アップデートとなる「Expansion3」に関する情報を公開した。
まず、2月2日の発売以来、実装してきた大型アップデート「Expansion1:Online MultiPlay UpDate - 集結せよ傭兵部隊」(3月26日実装)、「Expansion2:Sograt Desert Update - 蜃気楼の砂海にて」(4月26日)について紹介した。
「Expansion1」では、ユーザーから要望の多かったオンラインマルチプレイへの対応がメインとなる。ここでは、ルームの作成設定や条件設定の機能があるため、同じ目的のユーザー同士で遊べるようになっている。
また、PS Vitaならではの機能である“near”にも対応。武器やカードの共有が可能となっているため、アクションが苦手な人もそちらで強力なカードを手に入れてクリアを目指すことができる。
続いて実装された「Expansion2」では、ステージ、モンスター、ボスモンスター、クエスト、武器、衣服、装飾品、モンスターカード、スキルとすべての要素を追加したアップデートとなっている。
加えて、調整要素として、一部のスキル、職業のバランス調整を行ったほか、クエストリタイア時に全員で戻る機能の追加、スキル説明文の詳細化、テキストチャットの通信方式の調整などが行われている。
そして今回、6月に実装予定であることが明かされた「Expansion3:Epic Weapons Update - ヴァニルの遺宝」は、武器追加および武器システムの拡張に主眼が置かれたアップデートになるという。
ユーザーからの要望に応えた拡張要素も多く用意されており、そのひとつがキャラクターネームの日本語化対応だ。現在は半角のアルファベットと数字のみとなっているが、日本語でもキャラクターネームが設定可能となる。新規作成はもちろん、一度であれば既存のセーブデータでもキャラクター名を書き換えできるということだ。
そして、今回のアップデートのメインとなる武器についても、ユニーク武器の登場や武器システムの機能追加など、多数の要素が実装される。
ユニーク武器は、ラグナロクオンラインに登場する武器からモデルを起こしており、多くの武器が登場予定だ。また、武器システムの機能追加としては、ドロップした武器の基本攻撃力が今までの一律からランダム幅を持つようになったほか、ブロンズ・シルバー・ゴールドの3段階からなる武器独自のレアリティが設定されており、武器についてくるスキルをカード化する際の抽出コストに影響が出るという。
さらに、今まで実装されたチャットやエモーションアイコンをセットで登録して、ショートカットで実行できるコミュニケーションセットの追加や10個以上におよぶクエストの追加、顔タイプ・髪タイプの追加なども行われる予定だ。
そのほか、衣服・装飾品の追加やセーブデータの多重化による保護強化、セーブデータのエキスポートとインポート対応も予定しているということだ。
そして最後は、明日5月1日より上映される新CMなど、各種情報が紹介された。
(C) Gravity Co., Ltd. & Lee MyoungJin(studio DTDS). All Right Reserved.
(C) GungHo Online Entertainment, Inc. All Right Reserved.
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
コメントを投稿する
この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー