カプコンから、2012年5月24日に発売を予定しているPS3/Xbox 360「ドラゴンズドグマ」。壮大なファンタジー世界を体験できる本作の魅力を余すところなく紹介していく特集第2回は、魅力的で謎に包まれたキャラクターたちを紹介していこう。
メルセデス
ほう…ポーンを従えるか。異界の民を、意のままに使役する…“覚者”と呼ばれる者だな。
領王直下の命のもと、徴募任務に就く女性騎士。異国から招聘され、部隊長として前線拠点に赴く。任務への重責からか、覚者に対しても身構えた態度を取る。
愚者
私が、求める答えを識る者かどうか…識る者は知り、識らぬ者は知らず
超然とした雰囲気を漂わせる男。「ヒルフィギュアの丘」に立つ石柱の上に座り、遠くを眺め続ける姿が特徴的。近くの洞穴に住む“竜識者”と何らかの関連があるようだが…。
石柱の上から主人公を見下ろす“愚者”
近づく主人公に気づいているのかいないのか、遠くを見続けている。物語の道中で主人公が出会うことになるさまざまな人物。ここで紹介するのは、寡黙で超然とした雰囲気を漂わせる人物。主人公だけでなく、物語においても重要な鍵を握る存在であることは間違い無さそうだ。
竜識者とは?
その名の通り“竜を識(し)る者”。ヒルフィギュアの丘近くの洞窟に住んでいるらしいが、彼の情報はほとんど無く、その目的や姿、さらには性別や年齢まで一切が不明。ドラゴンに心臓を奪われ、覚者となった主人公にとって深く関わりを持つことになるのは間違いないだろう。しかし、愚者との関係はおろか存在についても謎ばかりで、その正体は深い霧に包まれている。
セレナ
わたし……あなたを知ってるような…気が…します。
霧深い森林の奥に住む謎めいた少女。一般人との接触を過敏に恐れている様子がうかがえる。森に住む少女の名は、“セレナ”。なぜ、人目を忍ぶようにこのような森の奥に住んでいるのだろうか。ほかの人間との接触を避けているのには、何かしらの理由がありそうだが…。
バーナビー
まことに…不可思議なものです。我々は、意識の深いところであなたの現れを確信していました。
物静かで知的な印象を抱かせるポーンの美青年。領都西部のポーンギルドの代表者であり、“覚者”との邂逅を待ち望んでいた。地下遺跡エヴァーフォールへの探索案内役も兼ねている。
バーナビーは、ポーン達が集う“ポーンギルド”の管理人を務める若い男。物静かで知的な雰囲気を漂わせる彼もまたポーンである。“覚者”である主人公との出会いを待ちわびていたようだ。ポーンと共に冒険を進める主人公は何かと世話をかけることになりそうだ。
エリシオン
時は満ちた!偉大なるドラゴンは、目覚めた!
近年勢力を増している教団“救済”の首魁。ドラゴンによる人間社会の壊滅こそ全ての魂の救いであると説き、魔物を操っての破壊活動にも関与しているらしい。“竜を斃す者”である覚者に対しては、挑発的な態度を取る。
不敵な笑みを浮かべ、主人公の前に立ちはだかるエリシオン。目深に被ったフードに隠され、その表情から真意を読み取ることは出来ないが、主人公に対して邪悪な念を向けていることは容易に想像できる。教団を束ねる首魁であるだけに、強大なチカラを持っていそうだ。地面からはエリシオンの力に応えるように禍々しい邪気のようなものが立ち上っている…。
“救済”とは?
首謀者エリシオンが唱える教義。また、その教えに賛同する組織の総称。「破壊こそ真の救済」と唱え、大きく絶対的な力の意思、すなわちドラゴンの破壊者としての振る舞いに何人(ぴと)も抗うべきではない、と説く。
近年ドラゴン襲撃の預言が下ってからは「破壊者を崇め、歓迎し、その意思に従う」という意図をより明確に示すため、様々なテロ行為を画策、実行している。領都の一般市民や王城内にも隠れた信者が多数いるとされる。
自由度の高いキャラクターエディット
「ドラゴンズ ドグマ」では、プレイヤーの分身ともいえる主人公と、プレイヤーが率いることになるメインポーンの見た目をエディットすることができる。エディットできる項目は多岐にわたり、プレイヤーが思い描く冒険者を再現することが可能だ。
プレイヤーキャラとして紹介していたこのキャラクターもひとつのキャラクターの選択肢としてゲーム内に収録されている。さらに、あらかじめセットされているキャラクターのバリエーションもこの他に多数用意されているので、エディットに時間をかけない派の方もすぐに好きなキャラを選んで遊ぶことも可能。
キャラクターエディットの機能を使えば、幅広いバリエーションのキャラクターを作ることが可能。性別はもちろんのこと、肌の色、髪型、髭、身長や体形、加えて、見た目の年齢など幅広くエディットが可能だ。
冒険世界への没入感を高める
エディットしたキャラクターはゲーム中のイベントシーンにも、もちろん反映される。さらに、キャラクターの大きさに合わせてカメラアングルの調整がされるなど、違和感無くゲームの世界に没入できるようになっている。物語の主役になりきる。そんな体験ができるのだ。
主人公の幼馴染“キナ”との対比で分かるように、エディットしたキャラクターの体型もきちんとイベントに反映される。かなりの身長差があっても、物語の演出を損なわない工夫が用意されている。