【E3 2012】閉幕！大型タイトルの続編や新作も目白押し、注目を集めたタイトルの日本発売はどうなるのか、Wii Uの今後にも期待

今年も雲ひとつない晴天のなか開幕した「Electronic Entertainment Expo(E3) 2012」。2011年はPlayStation Vitaの発表と対応タイトルの出展で盛り上がっていたが、今年は「WiiU」の正式な発表とプレイアブル出展で、任天堂ファンだけでなくとも一度はあのコントローラにさわってみたい、という来場者でブースは連日賑わっていた。

開幕前日に集中した主要メーカーのカンファレンスにも、国内外のメディア陣が多数参加、スタジアムや巨大なセンターのキャパシティを超える勢いの賑わいを見せていた。また、カンファレンスで公開されたタイトルのほとんどが、E3会場で実際にプレイできることも参加率の高さの1つとも言えよう。

SCEAやMicrosoftブースでは、「God of War：Ascension」「Halo4」などのビッグタイトルや、KinectやPS Move対応タイトルが目白押し、何度も試遊台に並んで楽しむ姿も多く見られた。また、サードパーティのタイトルも数多くプレイアブル出展されていた。

各メーカーのブースでは、「特設ステージにゲストを呼んでパフォーマンスする」といったことは少なく、それより試遊台を多く設置し会期中にいち早くゲームに触ってもらうことを重視した作りになっていた。また、クローズドシアターで体験できるタイトルにも人気が集中、閉幕ギリギリまで並ぶ猛者も。

「次世代ゲーム機」という呼び方も古く感じるようになり、成熟してきた開発力で魅力的なタイトルが次々と発表されている現在、日本ではソーシャルゲームの台頭によりコンシューマ技術者が減っているという話も耳にするが、まだまだ元気のようで少し安心。来年も度肝を抜くような、思わず触らずにはいられないタイトルを数多く出展してもらいたいものである。

ちなみに、「E3 2012」は無事閉幕となったが、編集部ではこのあともまだまだ記事をアップ予定なので楽しみに待っていてほしい！

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。