バンダイナムコゲームスは、2012年発売予定のPSP用ソフト「ココロコネクト ヨチランダム」において、本作のゲームシステムとなる「D.D.T」システムや「五角形ビューシナリオ」などの情報を公開した。

目次
  1. 描き下ろしのメインビジュアルを公開!
  2. キャラクターが“ガシガシ”動く「D.D.T」システムを紹介
  3. 文研部員5人の視点で物語を楽しめる「五角形(ペンタゴン)ビューシナリオ」
  4. 登場キャラクター紹介

「ココロコネクト」は、ファミ通文庫刊のライトノベル作品およびTVアニメ作品。私立山星高校・文化研究部(通称:文研部)に所属する八重樫太一、稲葉姫子、永瀬伊織、桐山唯、青木義文の5人に、自称〈ふうせんかずら〉と名乗る謎の存在が次々と起こしてくる、さまざまな不思議現象をきっかけに、各キャラクターの心情やトラウマが表沙汰になり、それらを巡る部員達の友情、恋愛などの絆とココロの成長が描かれる、愛と青春の五角形(ペンタゴン)コメディだ。

6月30日に最新刊となる「ココロコネク トステップタイム」が発売され、TVアニメも7月から放送開始予定と話題の作品がPSPで初のゲーム化。ストーリーは原作者の庵田定夏氏が完全監修し、さらに一部のルートは完全書き下ろしとなっている。

「ココロコネクト ヨチランダム」では、〈ふうせんかずら〉によって文研部部員の5人に課せられる新たな異常現象、その名も「未来予知」が発生することにより、物語がスタート。時は「人格入れ替わり」現象が終了してから約一ヵ月後。突如として文研部を襲う未来のビジョン。予知を見た文研部の未来は……!?

ココロコネクト原作シリーズ

ココロコネクト最新刊6月30日(土)発売!
「ココロコネクト ステップタイム」
著:庵田定夏 イラスト:白身魚
定価651円

TVアニメ 2012年7月放送開始予定!

原作:庵田定夏(ファミ通文庫「ココロコネクト」シリーズ/エンターブレイン刊)
キャラクター原案:白身魚
総監督:大沼心
監督:川面真也
シリーズ構成:志茂文彦
キャラクターデザイン:赤井俊文
音響監督:亀山俊樹
音響制作:grooove
音楽制作:スターチャイルドレコード
制作会社:SILVER LINK.

第1報となる今回は、メインキャラクターの文研部部員5人と、キャラクター別々の視点で楽しめる「五角形(ペンタゴン)ビューシナリオ」、ゲーム画面上でキャラクターがアニメーションで動く「D.D.T」システムを紹介しよう。

描き下ろしのメインビジュアルを公開!

アニメ版キャラクターデザインの赤井俊文氏が描き下ろした限定版メインビジュアルが公開。5人の文研部部員が勢揃いのビジュアルとなっているぞ。

スタッフ
原画:赤井俊文
色彩:木幡美雪
撮影:山田和弘

キャラクターが“ガシガシ”動く「D.D.T」システムを紹介

本作独自のビジュアル表現システム、それがD.D.T(Dynamic Drama Transition)だ。流れるアニメーションで画面から飛び出さんばかりの迫力を作り出し、キャラクターの会話にゲームとは思えない臨場感を与えてくれるぞ。

そして、会話を受けたキャラクターも、もちろんD.D.Tで返してくれる。このように、掛け合いの会話が、全てアニメのように動くキャラクタービジュアルで構成されている。ここでは、稲葉のD.D.Tを受けた太一がD.D.Tを返す一連の流れを紹介しよう。

画面端から稲葉姫子がカットイン。キャラクターがなめらかに動く。
文研部の部室で繰り広げられる日常の会話も、たまに繰り広げられる激論も、ガシガシ動くアニメーションで表現される。
八重樫太一が焦っている様子も表情豊かに表現されている。

文研部員5人の視点で物語を楽しめる「五角形(ペンタゴン)ビューシナリオ」

五角形ビューシナリオは、文研部部員5人の視点で5つのストーリーが楽しめるシナリオ。稲葉の問題提起から、視点分岐の選択肢が発生し、太一アイコンの選択肢を選んだ場合、始点の変更は起きないが…。

稲葉アイコンを選択すると、視点変更の演出が発生し、視点が稲葉に変更され、稲葉のストーリーが開始される。この視点変更システムが「VIEW CHANGE」。もちろん、ストーリー展開やプレイヤーの選択によって、伊織、唯、青木の視点も用意されている。

フローチャート機能

五角形(ペンタゴン)ビューシナリオはスクリーンショットのようなフローチャートで、ゲーム中に、いつでも分かりやすく視覚的に確認できるようになっている。選択次第でさまざまな物語に分岐し、キャラクターの視点によって展開が変わる本作では、重宝する機能となっているぞ。

カーソルで選択中のシーンに、シチュエーションの分岐や、イベントCGの差分がいくつあるのかがアイコンで表示される。アイコンの種類によって、開放条件が一目で分かるようになっている。また、未読のシーンは?マーク、既読のシーンはそのシーンで一人称となっているキャラクターのアイコンがそれぞれ表示される。

登場キャラクター紹介

八重樫 太一 CV:水島大宙

プロレス好きな山星高校一年生。文研部部員。まじめで正直な性格。他人が嫌な思いをするくらいなら自分が身代わりになれば良いと思ってしまう「自己犠牲野郎」。純粋に兄として妹を溺愛している。

永瀬 伊織 CV:豊崎愛生

山星高校一年生。文研部部長。学園随一の美少女である。明るく、空気も読む面白い子ではあるが、天然なのか、どこか捉えどころの無い性格をしている。

稲葉 姫子 CV:沢城みゆき

情報収集と情報分析が趣味という山星高校一年生。文研部副部長。男言葉で思ったことはズバズバと言ってしまうクールビューティーだが根は誠実。「姫子」と名前で呼ばれることを嫌っている。

桐山 唯 CV:金元寿子

可愛いものが大好きな山星高校一年生。文研部部員。小柄な体格ながら運動神経抜群。中学時代は空手一筋で神童とまで言われたが、ある事件がきっかけで男性恐怖症になり、空手もやめてしまった。

青木 義文 CV:寺島拓篤

唯のことが好きな山星高校一年生。文研部部員。へらへらした感じの笑顔を浮かべ話しかけやすそうな印象を持つ優男。普段の言動が軽いためか、文研部みんなの弄られ役。しかし、わざとそうしているような節もある。

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