コーエーテクモゲームスは、2012年9月20日発売予定のPS3用ソフト「真・三國無双6 Empires」について、本作のメインモードである争覇モードについての情報を公開した。
争覇モードの流れ
「Empires」シリーズの大きな特徴である「政略」ではシミュレーションゲームの醍醐味を、「戦闘」ではアクションゲームの爽快感を楽しみながら、三国統一を目指します。
政略フェイズ
仕官している勢力の政略コマンドや、個人としての行動コマンドを行う。
勢力行動
自勢力の方針や任務の決定、人事、外交などを行う。身分によって許されたコマンド以外は、君主に提案する形となる。身分が高くなるほど、自分の権限で使用できるコマンドが増加する。
個人行動
地域の開発や、人との交流、買い物などで力をつける。仕官中で、任務がある場合は達成を目指す。在野なら移動の自由度が高く、各地で発生している戦闘に比較的自由に介入できる。
戦闘フェイズ
無双アクションにより、勢力同士の戦や、個人的に受けた仕事によって発生する戦闘を行う。
進攻戦・防衛戦
敵本陣の制圧などの勝利条件を目指して戦う。政略の結果や情勢によって初期状態が変化したり、身分によってできることが追加されたりする。
ミッション戦闘
自己鍛錬や、山賊討伐などの仕事、あるいは、偵察や暗殺といった、勢力の指示による戦闘。味方は少数か単独で、特殊な勝利条件が多い。
↓
- エンディング
- 敗北END (ゲームオーバー)
争覇モードの特徴
地位
"君主"、"軍師"、"在野の士"など、さまざまな立場でのプレイが可能。プレイヤーの立場により、使えるコマンドや役割が異なるので、様々なアプローチで三国統一に近づいてゆきます。
「兵士や副将の身分から地道な出世を目指す」「仲間を集め、義勇軍として名を上げる」といった正道から、「舌先三寸で地方領主に取り入ってそそのかす」「裏切りを重ねて様々な勢力を渡り歩く」といった邪道まで、様々なプレイスタイルを楽しむことができます。
なお、政略は城で行われ、自分が建てた城に応じた部屋が表示されます。城には、洞窟や豪華な城まで様々なバリエーションがあります。大きな城の場合、謁見の間とは別に会議室があり、軍議と謁見などで使い分けられます。
名声
「名声」システムによる多様な成長と生き様を実現
武将は、政略や戦闘で何をしたかにより、様々な「名声」を獲得し、武将の性格付けとなる「名声レベル」が変化します。名声のタイプは「武勇」「知略」など6種類あり、特定の行動をすることで対応する分野の「名声値」が上がり、一定量貯めることでその分野の名声レベルが上がります。名声レベルが上がると、対応する分野の秘計が使用できるようになるなどの恩恵があります。
「戦場に出て名を上げる」「仁君として民を守る」「私服を肥やして財産を築く」など、善悪様々な活動の成果がキャラクターの成長に繋がります。
名声 | 名声値が増減する行動 | 関連要素 |
---|---|---|
武勇 | 戦場で活躍するとよく増える。 | 大将軍に就任しやすくなる。個人の戦闘能力を高める秘計が使えるようになる。 |
知略 | 計略タイプの秘計などを、成功させるとよく増える。 | 軍師に就任しやすくなる。計略・政略の標準的な秘計が使えるようになる。 |
仁愛 | 民を助ける行動などでよく増える。捕虜を処断するなどで減る。 | 仲間を得やすくなる。回復や義勇軍の出現など、民や仲間との絆による秘計が多い。 |
財産 | 個人所有の財産を蓄える行動でよく増える。 | 金銭収入を得やすくなる。投石拠点や兵器の建設など、費用が掛かる秘計が多い。 |
規律 | 訓練や治安活動などを行うとよく増える。 | 兵士数の上限が上がる。増援や援護射撃など、組織的な力を活かした秘計が多い。 |
悪逆 | 捕虜の処断、裏切りなどの背徳的行為を行うと増える。 | 収入を多めに得られるが、忠義の将などが減る。強力だが味方を酷使する計略、略奪など、卑劣な秘計が多い。 |
名声タイプ別プレイ例
プレイの進め方により、悪逆の劉備、知略の鮑三娘といった、史実とは違う生き様が楽しめるのも本作の魅力。
名声が規律の場合のカットシーン例 規律正しく兵が訓練を行っています。 規律の名声では、訓練や治安活動などを行う事により、兵士数の上限が上がります。 増援や援護射撃など、組織的な力を活かした絶招秘計を覚える事ができます。 |
名声が知略の場合のカットシーン例 絶招秘計の伏兵が成功したシーンです。 知略の名声は評定や外交での活躍、戦場で絶招秘計を成功させる事により上がって行きます。 伏兵や火計等の三国志で多く目にする絶招秘計を覚える事が出来ます。 |
名声のレベルが上がるにつれて、コマンドが増えてゆきます。知略タイプ、仁愛タイプそれぞれの専用コマンド例
秘計の提案
絶招秘計は自分が取得しているもの以外に、仲間から絶招秘計をもらうことがあります。仲間を増やしていくことで、自分の名声以外の絶招秘計も使うことができ、戦術の幅が広がります。
武将の名声タイプによって選択できるミッションも変化。
悪逆タイプであれば、商人を襲うようなミッションが多くなり、仁愛タイプであれば、困っている人の依頼を受けるようなミッションが多くなるというように名声タイプの違いがプレイ内容に反映されます。また、選択したミッションによってそれぞれの名声レベルが上がって行きます。