コーエーテクモゲームスは、7月19日に発売を予定しているPSP「無双OROCHI2 Special」について、アドホック通信による「バトルロイヤルモード」を使用したメディア対抗戦を実施した。

目次
  1. PSP「無双OROCHI2 Special」とは?
  2. 「バトルロイヤルモード」
  3. 静かに熱いメディア対抗戦スタート!

PSP「無双OROCHI2 Special」とは?

「無双OROCHI」シリーズは、突如現れた魔王・遠呂智(オロチ)によって作り出された異次元の世界を舞台に、「真・三國無双」と「戦国無双」両シリーズの英傑たちが活躍するタクティカルアクションゲーム。

PSP「無双OROCHI2 Special」は、PS3版「無双OROCHI2」 をベースに、新キャラクターの登場や、対戦プレイに特化した「バトルロイヤルモード」の搭載など、数々の新要素を追加している。

「バトルロイヤルモード」

アドホック通信を使って最大4人の対戦プレイが可能な「バトルロイヤルモード」では、自由に組み合わせた3キャラのチーム同士が全12種類の専用ステージを舞台に得点を競う。

戦術アイテムの取り合いや競争ミッションなど、アクションだけではない多彩な駆け引きが繰り広げられるスリリングな対戦が楽しめる。

ルール

プレイヤー同士は、敵兵や相手プレイヤーの撃破で得点を獲得しながら競う。多くの敵兵を倒して着実に得点アップを狙うか、相手プレイヤーの武将を倒して得点を奪い取るか!?

さらに、戦術アイテムの使用や競争ミッションの達成でもボーナス得点がもらえる。チームが全滅した場合は開始位置で復活するので、最後まで得点闘いをすることが可能だ。

戦術アイテム

ステージ上には、「紅玉」「陽玉」「碧玉」「翠玉」の4種類の戦術アイテムが出現する。それぞれの戦術アイテムには対戦を有利に運ぶための様々な効果があるので、見つけたらすばやく取ることが重要になる。取った戦術アイテムは、PSPの十字キーに割り当てられるので、好きなタイミングで発動させることが可能。

紅玉

炎や雷で攻撃する攻撃系アイテム

陽玉

好きな場所に設置し、罠にかかった相手を麻痺や昏睡状態にしたり、対戦相手の能力を低下させることができる妨害系アイテム

碧玉

移動速度が上昇し、さらに攻撃力や防御力が上昇したり、無敵状態や突進状態になる強化系アイテム

翠玉

体力回復や透明化、戦術アイテム効果の無効化といった補助系アイテム

競争ミッション

「競争ミッション」は、特定のタイミングで発生する、全プレイヤー共通の達成目標。最も早く達成したプレイヤーはボーナス得点を獲得し、一定時間のあいだ、大火や突風、投石などの「計略」を発動させることができる。「計略」の被害を受けた場合は、その競争ミッションを達成することで「計略」を阻止できる。

バトルロイヤルモードプレイの報酬

バトルロイヤルモードをプレイすると、武将同士の友好度が上昇し、ストック経験値や希少石を獲得できる。獲得したストック経験値、希少石、友好度はストーリーモードやフリーモードに反映されるぞ。

静かに熱いメディア対抗戦スタート!

シリーズプロデューサー鈴木氏により戦闘指南も

コーエーテクモゲームス本社会議室で開催されたメディア対抗戦の冒頭では、シリーズのプロデューサー「鈴木 亮浩」氏が登壇し、本作の新要素や「バトルロイヤルモード」での勝てるコツをこっそり教えてくれた。

鈴木氏からの説明によると、「なるべく上位のプレイヤーを狙って倒す」「できるだけ死なないこと」が得点獲得に重要だと話し、キャラクターの選択についても、普段遊び慣れているキャラはもちろんだが、「無敵時間」の長い技や乱舞を持つキャラを選ぶと比較的倒されにくいとのことだった。

また、フィールド内に出現する戦術アイテムについて、炎や雷で攻撃できる「紅玉」は自分の位置から一番近いプレイヤーにヒットするとのことで、なるべく目標に近づいて発動すると良いらしい。だが相手にトドメを刺したプレイヤーだけが得点を獲得できるので、なるべく体力の低い相手を狙うのも作戦だと語ってくれた。

5媒体が総当たり戦で対決!

本大会に参加したのは全5媒体。バトルロイヤルモードでは4人が同時にプレイできるということで、総当たり戦での合計ポイントで順位を決めることに。しかも!対戦中の1媒体はモニターで終始自分のプレイを見られるという、ちょっと恥ずかしい思いも…。

全5回戦で時間制限は5分、使用ステージは毎回変更され、プレイヤーの操作するキャラクターも毎戦変更が可能となっていた。我がGamer編集部から参戦したアラフォーライターの細山田亮太は、1回戦で「NINJAGAIDEN」でお馴染みの「リュウ・ハヤブサ」、忍者の「服部半蔵」、そして「NINJA GAIDEN Σ2」より初参戦となる「レイチェル」を選択していざ戦いへ!

最初は対人戦にビビり、湧いているNPCの兵をまずは倒す。もちろんそれでも得点はゲットできるのだが、やはり他のプレイヤーを倒したほうがもらえる得点ははるかに多い。他プレイヤーが複数で戦っているスキにHPの低いほうをチクっと倒してやる!と小賢しい動きをしていた筆者だが、そんなことはまわりにすぐに見破られ、逆に複数からボッコボコに。なんとかキャラチェンジを使ってその場は凌ぐが…。

次に考えたのが、戦術アイテムを根こそぎ頂いて連発で発動させる、という作戦。マップによっては時間の経過で扉が開き、その中にたくさんの戦術アイテムが置いてあることも。ミニマップでしっかり確認しながら、これまた怪しい動きでウロウロ…。扉が開いたッ!と意気揚々と戦術アイテムをむさぼり、他のプレイヤーたちの戦っているあたりでボンボコ発動!

炎や雷で近くのプレイヤーを燃やし、その場に罠をしかけ、ちょっと弱ってきたプレイヤーに乱舞で攻撃。アイテムが尽きたらまた取りに行き、今度は移動速度・攻撃力・防御力を上げてグワっと乱舞!するとなかなかの高ポイントで勝ってしまった。

調子に乗ってきた筆者は、「リュウ・ハヤブサ」「レイチェル」のほかに、ついに「真・遠呂智」を選択。しかし通路の狭いマップと、使い慣れない重量級のキャラクターに、なかなか得点が上がらず、罠にことごとくハマり、乱舞もザコにしか決まらず…あまり良いところを見せられずにすべての試合を終了した。

集計の結果、それでも3位に入賞!ん…??賞品は1・2位とブービー賞??そう、モノすんごい頑張ったのに、1回戦目は戦術アイテムの使い方分からなくて隣の人の操作を見て覚えたのに!くやしい、悔しすぎるぜ…。この借りは発売後に練習して発散してやる…!

ということで、読者プレゼントをゲットすることはできなかったが、静かに盛り上がったメディア対抗戦、心の中では「チキショー!」と悔しがっていた媒体も多かったはず。ぜひ本作を心待ちにしている人は、友達や家族とこの「バトルロイヤルモード」で熱い戦いを繰り広げてもらいたい!

※この記事に使用しているゲーム画像は他のプレイヤーのものです。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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