ガスト初の単独イベントはファンも出演者も大盛り上がり！「ガスト・ガーラ ～アトリエ＆シェルノサージュ～」のレポートをお届け！

本イベントは、ガストにとって初となる単独イベント。会場には多くのファンが詰めかけており、開演前から物販コーナーは大きな盛り上がりを見せていた。

トトリとアストリッドがゲームより先にまさかの初対面！？

開演前に行われたロロナ（CV：門脇舞以さん）、トトリ（CV：名塚佳織さん）、メルル（CV：明坂聡美さん）による諸注意のナレーションでは、ロロナが暴走しがちなところをトトリがつっこみ、メルルが話をまとめるという、ゲームさながらの掛け合いが披露され、会場の空気を暖める。

そして、いよいよイベントがスタート。オープニングムービーの上映後、最初のコーナーは、ロロナ、トトリ、アストリッド（CV：田中敦子さん）、パメラ（CV：谷井あすかさん）によるドラマ「トトリのアトリエ 偶然の出会い」。

アランヤ村にあるパメラのお店に来たアストリッド。まだ会ったことのないトトリ、そして自分の弟子であるロロナについて2人が話していると、お店にロロナがやってくる。

「ガスト・ガーラ」の物販搬入のため、お店にやってきたというアストリッドは、ロロナに見せたいものがあるとのこと。なんと、それはイベントのために作ったというロロナグッズの数々。勝手に自分のグッズを作ったことに憤るロロナだったが、アストリッドとパメラはその様子すらも楽しんでいた。

と、ここでトトリが来店。初対面となるアストリッドに対して、緊張した様子のトトリだったが、ロロナの話になると、師匠であるロロナの残念なところを挙げつつ褒めるという、毒舌っぷりを披露。しかも、ロロナはその発言にまんざらでもない様子で、パメラがさりげなくつっこんでいた。

ここでアストリッドはこっそり退散しようとするも、パメラがあっさりとロロナとトトリにばらす。引き留めようとする2人に対して、アストリッドは「ガスト・ガーラ」の舞台的な都合で来ただけで、トトリとはまだ会ってはいけないという大人の事情を暴露し、会場の笑いを誘っていた。

門脇舞以さん	名塚佳織さん

ドラマが終了すると、山本美禰子さんが登場。「トトリのアトリエ」の主題歌「Pilgrimage」を披露し、会場を作品の世界観に包み込んだ。

ロロナ、トトリ、メルルの中身が子どもに！？

続いてのドラマは、メルルたちがロロナとアストリッドの送別会を行うという、「メルルのアトリエ」本編後のお話となる「メルルのアトリエ ドキドキ キノコ＆パイ祭り！」。

メルルが用意したという料理は、子どもになってしまったロロナが絵本に書いたレシピを参考にしたもの。しかし、メルルは錬金術の基本ともいえる素材採集を怠ったため、何やら怪しい色や匂いのものが完成してしまった。

なんとか食べるのを回避しようとしたアストリッドは、味見という体でロロナにきのこのパイを食べさせる。すると、体はそのままに中身だけが子どもに戻ってしまう。なんとか元に戻そうとスープを飲ませると、今度はミミばりにツンデレなキャラに。

そのあとも、トトリが泣き上戸や笑い上戸になったり、メルルが早口になったりと収拾がつかない状況に。最後は、きのこのパイを食べた3人が子どもになるという制作者の狙いどおり（？）の結果に。「アストリッドさんも子どもになれば～？」ときのこのパイを薦めるパメラに対し、ロロナ14歳の野望を凍結したアストリッドの悲鳴が会場に響き渡り、ドラマは幕引きとなった。

明坂聡美さん

田中敦子さん	谷井あすかさん

その後は再び山本さんが登場し、「メルルのアトリエ」の主題歌「Cadena」を高らかに歌いあげ、その歌声に観客もサインライトで応えていた。

アトリエチーム VS シェルノサージュチームの勝負の行方は！？

（左から）土屋暁氏、岡村佳人氏

続いては、「アーランド」シリーズや「アーシャのアトリエ」のディレクター・岡村佳人氏と、「シェルノサージュ」のディレクター・土屋暁氏が進行を務めたバラエティコーナー「ガスト・ガーラ オリンピック」。

こちらでは、門脇さん・名塚さん・明坂さん・田中さん・谷井さんのアトリエチームと、加隈亜衣さん（「シェルノサージュ」イオン役）、井ノ上奈々さん（「シェルノサージュ」カノン役）水瀬いのりさん（「シェルノサージュ」キャス役）のシェルノサージュチームに分かれて、豪華賞品をかけ、2つのゲームが行われた。

第1種目のクイズ対決では、全5問出題される問題を、それぞれ代表の1人が回答するというかたちで進行するも、なぜか「アトリエ」と「シェルノサージュ」にちなみつつも、一般的な常識問題が出題された。

各出演者から珍回答が飛び出す中、冷静に問題に回答したシェルノサージュチームの井ノ上さんは、サービス問題を正解するなどチームの全得点をひとりで叩き出し、クイズ対決ではシェルノサージュチームが一歩リードした。

続く第2種目の玉入れ勝負では、“青ぷに”“緑ぷに”“うさぷに”に加え、“うに”と“ねずみ”がタイトルにちなんだ玉として用意された。なぜ“ねずみ”なのかという疑問に対して、加隈さんが「ねずみさん、コードかじらないで～」とイオンの声で正解を披露した。

両チームともに健闘し、白熱した勝負が繰り広げられたが、結果はアトリエチームが僅差で勝利。クイズ対決との合計点でもわずか2点差しかつかない大接戦を制したアトリエチームが優勝し、賞品のアップルパイをゲットした。一方、敗れたシェルノサージュチームにもこんぺいとうが進呈され、それぞれのタイトルにちなんだアイテムをゲットする形となった。

井ノ上奈々さん	水瀬いのりさん

さらに、来場者にサイン入りグッズがプレゼントされた抽選会では、「アーランド」シリーズのイラストレーター・岸田メル氏が登場し、軽快なトークで場を和ませていた。

	（写真右）岸田メル氏

「アーシャのアトリエ」がアニメになる…かも！？

続くトークコーナー「トークのアトリエ in 大宮ソニックシティ」は、岡村氏が「アトリエ」にゆかりのあるゲストを迎え、さまざまなトークを展開していくというもの。

まず最初に登場したのは、先ほど登場したばかりの岸田氏。ここでは、「メルルのアトリエ」の後、大人の姿に戻ったロロナと、トトリ、メルルの3人が勢揃いしたイラストなど、グッズ用に岸田氏が手がけたラフイラストなどを紹介した。

井上麻里奈さん

続いて登場したのは、「アーシャのアトリエ」で主人公・アーシャ役を演じた井上麻里奈さん。発売後すぐにも関わらず、すでにプレイを始めていた井上さんは、持ち込んだアイテムを使うのをついつい渋ってしまったという。また、時間の概念もすごく気にしているなど、アトリエ独特のゲームシステムに新鮮さを覚えつつ、プレイしている様子だった。

井上さんとは、本作のオープニングムービーやティザーPVのコンテを見つつトークを。コンテとは思えないくらい描きこまれた内容となっており、井上さんは、実際にオープニングムービーを見た時に、「この絵に声を実際に当ててみたい」と思ったそうで、アニメ化してほしいという希望も飛び出し、岡村氏はタジタジになりながらも「やらせていただけるところがあるなら、前向きに考えたい」と述べると、会場からは歓声が巻き起こった。

さらに、歌手のほか、女優としても活動している紗也さんも登場。本作のバトルシーンの挿入歌「Stargazer」を歌い上げた。

土屋氏も観客と一緒に“トントン”した「シェルノサージュ」トークコーナー

続いて、加隈さん、井ノ上さん、水瀬さん、土屋氏によるトークコーナー「シェルノサージュトークショー Ver.ガスト・ガーラ」がスタート。4人は登場するやいなや、「シェルノサージュ」の代名詞ともいえる（？）“トントン”をひとりずつ披露。最初は少し恥ずかしい様子だった土屋氏も、いざ言う場面になると、気合の入った“トントン”を聞かせてくれて、会場は大盛り上がりだった。

そして、ここでは各キャラクターの魅力や7月5日より配信されるDLC「セカイパックVol.2」、公式サイトにて展開されるWEB番組「7次元通信」に関する情報を紹介した。

さらに、「シェルノサージュ」のドラマコーナー「シェルノサージュ 試練編幕間『信念』と『意思』と『何もない私』」では、試練編の第一幕と第二幕をつなぐエピソードが語られ、この内容の続きは、当日の来場者にCDで手渡された。

加隈亜衣さん

エンディングでは、各出演者からの熱い気持ちのこもった挨拶がそれぞれ述べられ、大盛況のままにイベントは幕を閉じた。

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