ベセスダ・ソフトワークスは、2012年10月11日発売予定のPS3/Xbox 360用ソフト「ディスオナード」において、復讐劇の舞台となるダンウォールの街や、巻き起こるミッションについての情報を公開した。また、暗殺時に使用する超常能力についての使用方法のヒントなども併せて紹介する。
目次
復讐劇の舞台となる混沌の街・ダンウォール――
貧困と病魔、そして堕落と腐敗がはびこる街・ダンウォール。
この街が仮面のアサシンの復讐劇の舞台となる。
一生涯抜け出すことのできない貧困と蔓延する病魔に犯され、多くの貧困層の民の命が失われてゆく。そうしたことに、一切の哀れみをも抱かない堕落した富裕層の人間たちは享楽に身を任せ、腐敗しきった彼らの精神がこの街を破滅へと追い込んでいく。
まさに、汚名を着せられた仮面のアサシンが復讐を果たす舞台に相応しい…。
イメージデザインを担当するのは、ヴィクトル・アントノフ。FPS作品「Halflife2」でその名を不動にしたデザイン・センスからは、ノスタルジックかつレトロな暖かさとSF的な未来のイメージを融合させたコンセプト・アートからも感じられるだろう。
富と貧困、暴力と犯罪が交じり合う混沌の街・ダンウォールで巻き起こる仮面の男の復讐劇の結末は――。
序盤ミッション「Lady Boyle’s Last Party」
プレイスタイルによって遭遇する敵やタイミングが大きく変化する、
ボイル・マンションミッション「Lady Boyle’s Last Party」。
物語の冒頭で反政府勢力によって助けられ、極刑をまぬがれた仮面のアサシン・コルヴォ。復讐を画策するコルヴォは敵を同じくする彼らと手を組み、政府勢力への行動を開始することになる。
そんな物語の序盤でプレイすることになる大きなミッションが、“Lady Boyle’s Last Party”だ。堕落し腐敗した政府関係者や富裕層の人々が多く集まるパーティに忍び込み、手を組んだ王政支持勢力から依頼されたミッションを達成しよう!
暗殺方法はプレイヤー次第。状況に合わせて自由に超常能力を使いこなせ!
主人公コルヴォは、謎の存在「アウトサイダー」から、人智を超えた力を手に入れることになる。「超常能力」と呼ばれるその力は、まさに常識や自然現象からかけ離れた強大な力であり、コルヴォが復讐を達成するための大きなカギとなる。
超常能力には「時間を止める」「テレポートする」、といった行動や攻撃を有利にするものから、「ネズミを操って攻撃する」「動物や人間に憑依する」「敵を塵と化す」暗殺法など、非常に多彩なものが登場するぞ。
そして、なんとこれらの能力の使用にルールは全く存在しない。コルヴォ(=プレイヤー)が必要だと思ったタイミング、シチュエーションで自由に選択し、状況を打開するために使用すればいい。
ステルスで闇や物陰から急襲する、アグレッシブに正面から戦う―本作では、プレイスタイルの選択も自由自在となる。
「ベンドタイム」
スタイリッシュに技を決めるなら「ベンドタイム」がオススメだ。時間を止めることで敵の攻撃を回避し、そして複数の敵に一斉に攻撃を放っておけば、時間が動き出すと同時に複数の敵を一瞬にして葬り去ることができる。
「ポゼッション」
直接攻撃ではないが、敵に憑依することで感づかれることなく移動したり、小動物や魚に憑依することで本来では移動できないところを移動することが可能になる。
10種類の超常能力を駆使して暗殺を遂行せよ
本作に登場する超常能力は、全部で10種類。そのうち4種類は強化能力と呼ばれ、主人公の身体能力を強化するものになっている。
ゲーム開始直後は“ブリンク”と呼ばれる近距離テレポート能力しか使用できないが、ゲームの進行に合わせて“ルーン”と呼ばれるアイテムを入手していくごとに使用できる能力が増加する。また、スキルをアップグレードすることで超常能力を強化することも可能だ。
基本能力:
ラット・スワーム
ネズミの大群を呼び出し、敵の攻撃や陽動に使用する。
ブリンク
一定距離を瞬間移動する。
ベンド・タイム
時間を止める。
ダーク・ヴィジョン
透視で周囲にいる敵やアイテムを見ることができる。
ポゼッション
動物や人間に憑依する。
ウインド・ブラスト
突風を巻き起こして敵を吹き飛ばしたり、ミサイルを跳ね返すことができる。
強化能力
シャドー・キル
暗殺した相手を塵にする。死体の隠蔽などに有効か…?
ブラッド・サースティ
超常能力を使うために必要なアドレナリンを増加させる。
アジリティ
より高くジャンプする。潜入行動時に使おう。
ヴァイタリティ
体力を増やす。