カプコンとユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、9月14日スタートに先駆けて、「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」夜の部で実施される「ハロウィーン・ホラー・ナイト バイオハザード」プレスプレビューを開催した。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、昼と夜でまったく違う驚きと感動の体験ができる秋のシーズナル・イベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」を期間限定で開催。2012年9月10日にプレスプレビューを実施した。
プレビュー当日は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンファンクラブ会長を務める、タレントのベッキーさんがファン代表として、熱狂と絶叫という真逆の興奮を体験。
昼は、世界で認められた伝統ある3つの祭で実際に使っている、本物の装飾を施した、異国情緒あふれるフロートに乗ったベッキーさんと、招待ゲスト100名が、最高にフォトジェニックで臨場感に溢れる演出の中、本場のカーニバル環境にどっぷり陶酔。
去年よりも大幅に増加した1万本ものビーズネックレスをベッキーさんと友人がパレードから振る舞い、鑑賞しているゲストを熱狂の渦に引き込んだとのこと。
一方、夜は、ニューヨーク・エリアが「バイオハザード」のラクーンシティに変貌。シリーズ累計5000万本を売り上げ世界中で大ヒットを記録した「バイオハザード」の世界観を、徹底的にこだわり抜いた空間演出と特殊効果で再現。ゲームの世界を飛び出したリアルなゾンビやクリーチャーが、ベッキーさんの目の前に迫る姿を見ることができた。
さらに、初めての秋を迎える「ユニバーサル・ワンダーランド」では、本場の「ワンダー・トリック・オア・トリート」や、仮装したキャラクターと一緒にパレードできる「ハロウィーン・キャンディ・マーチ」を親子ゲストが体験。ドキドキしながら初めての経験をする最高にかわいい子ども達と、それを見守るママ達の笑顔も見られたようだ。
グラマシーパークが「バイオハザード」の世界に一瞬で変貌…!
9月10日夜に開催されたプレスプレビューでは、「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」夜の部で実施される「ハロウィーン・ホラー・ナイト バイオハザード」を特別バージョンで体験することができた。
まず最初のサプライズとして、ニューヨーク・エリアにある「グラマシーパーク」が一瞬にして、「バイオハザード」に登場する街「ラクーンシティ」に変貌する場面を体験。徹底的にこだわり抜いた空間演出と特殊効果で再現された街は、CGで細部まで表現され、揺れる炎や、不気味に光る電飾、そこにたかる虫、そして空中を飛び回るヘリコプターの音も、ゲームの世界の空気感までリアルに感じてしまう。
続いて、そのラクーンシティのあちこちからゾンビが登場、クリーチャーのハンターやタイラント、リッカーまでもリアルな造形で今にも襲いかかりそうになりながら彷徨っている姿も徹底再現。降りだしてきた雨もさらに不気味な雰囲気を盛り上げる。
そして、一足先に友人たちと恐怖の館と化した「アンブレラ社~ t-ウィルス・エスケープ~」を体験し、悲鳴を上げながら出口から飛び出してきたタレントのベッキーさんが登場。降りしきる雨の中、興奮冷めやらぬ表情で、
「本当に怖かったです…!どこからクリーチャーが出てくるかというドキドキ感がたまらなくて、想像以上でずっと悲鳴をあげていました。ちょっと悪ベッキーが出てしまって、友だちを先に行かせて自分は後ろから追っていましたよ。昼の部では開放的に踊りまくってまた違った楽しみがありました。2つの絶叫を満喫してしまいました!」とコメントしてくれた。
そしてファンに向けて「ぜひ遊びに来てくださいね♪」と締めの挨拶をした直後…背後から突如襲いかかるゾンビやクリーチャーたちに気づいたベッキーさんと友人は超絶叫して逃げる!すると素早く駆けつけたジルとクレアが登場し、彼女らを助けて逃げていったのだ…果たして彼女たちは無事にラクーンシティを後にすることはできたのだろうか…?
「アンブレラ社~ t-ウィルス・エスケープ~」
続いて体験したのが、アトラクション「T2:3-D」がまるごと「アンブレラ社」となった「アンブレラ社~ t-ウィルス・エスケープ~」。会場内を特別に改造し、歩きながら次々と恐怖を味わうことができるアトラクションになっていた。
最初に入場したのは、何かの実験台にされている人間が横たわる「実験ルーム」。生きた人間なのか、それとも作り物なのかじっと見つめていると、突然観客の中から悲鳴が。とつぜん暴れだす人に会場は騒然、すると防護服を着た人間と、なんとレオンの姿が!
レオンに言われるまま、真っ暗な先に進むと、クリーチャーらしきうめき声や、闇に何かがうごめいているのを感じることができる。本当に暗く、音と振動で恐怖が倍増する。そこには懐かしきあのクリーチャーや、歩きながらも五感で感じることができる「予想できない恐怖」が次々と襲いかかる。もちろんネタバレを避け詳細は書かないが、マジで怖いので心臓の弱い人は誰かと入場することを強くオススメする。ちなみにこのようなホラーアトラクションがリアルで苦手な筆者は仕事なのに「ウギャッ」と声を上げてしまった…恥。
「バイオハザード」シリーズプロデューサー「小林 裕幸」氏も恐怖体験!
報道陣や、当選したバイオハザードオフィシャルファンクラブ「CLUB96」の会員とともに、「アンブレラ社~ t-ウィルス・エスケープ~」を体験した、シリーズプロデューサー「小林 裕幸」氏は、「懐かしいクリーチャーが出てきて嬉しかったですね。生身の人間が演じているゾンビやクリーチャーがどこからともなく登場するのは、普通のお化け屋敷とは一味違った恐怖を感じることができますね。また、怖いけど好きなクリーチャーに会うこともできますし、ジルやクレアもゲームの世界観をしっかり再現していて雰囲気も良かったですね。あちこちから悲鳴が上がっていましたし、クリスも登場して盛り上がっていましたから、ぜひ何度も足を運んで楽しんでもらいたいです。」と嬉しそうに語っていた。