セガは、9月23日、千葉・幕張メッセにて開催された「東京ゲームショウ2012」において、Webラジオ番組「復活!神室町RADIO STATION」の公開収録を行った。
「復活!神室町RADIO STATION」は、シリーズ公式サイト「龍が如く.com」で配信中のWEBラジオ番組。MCは、桐生一馬役の黒田崇矢さんと、真島吾朗役の宇垣秀成さんが担当している。
そんな本番組の公開収録が、セガブース内に設置されたスタジオで実施された。また、今回はいつもの2人に加え、「龍が如く5 夢、叶えし者」プロデューサー・横山昌義氏と、セガのPR担当・渡辺氏も収録に参加した。
黒田さんがとにかく暴れまわる!序盤は少々アブない発言も!?
番組がスタートすると、まずは黒田さんの近況などが語られた。その中では、「龍が如く5 夢、叶えし者」のプレミアム上映会で福岡を訪れた際、空港の保安検査で体中の貴金属を取ったのになぜか金属探知機が反応し、結局裏側で複数の警官に囲まれながら身体検査をするハメになったというエピソードも。
本人いわく「オレ何も持ってなかったよ!?時計から凶器から、全部取ったもん!」。すると、すかさず他の3人から「なんですか凶器って!」とツッコミが入っていた。
また、3年前の東京ゲームショウ2009でも行われた同番組の公開収録の場面がスクリーンに映し出された際には、宇垣さんが「この時にも収録を見に来た人!」と観客に質問すると、かなりの数の人が挙手!これには、MC一同驚きつつも、とても嬉しく感じていた様子だった。
トークでは、いつもラジオ番組で黒田さんが宇垣さんをいじり倒す様子に対し、ファンから2人は仲が悪いのでは…?と思われ「もっと仲良くしください」と言われてしまったことなども明かされた。それに対して、横山から「黒田さんがどんなイメージになりたいのかがわからない(笑)」とツッコまれてしまう一幕も。
進行の不手際でPR・渡辺氏がお説教をくらう!?
黒田さん、宇垣さん、そして横山さんの脱線トークはとどまるところを知らず、かなりスケジュールも押している様子。それに気づいた宇垣さんは、渡辺氏に「キミが仕切らないとダメでしょう!」とツッコミを入れるのだった。
散々好き放題にトークを繰り広げていたのに、いざとなると渡辺氏にふざけて責任を押し付ける宇垣さんの様子に、会場からは笑いが巻き起こっていた。
そして、ここからは視聴者から番組に寄せられた投稿コメントの紹介がスタート。まずは、今作では主人公・桐生一馬がどんな偽名を使って暮らしているのかを予想している視聴者からの質問が紹介された。
この回答に対して、横山氏から「実は今回出展したプレイアブルの中で、偽名が公開されています。スズキタイチという名前です。」と明かされる。この偽名にはどうやら横山氏のこだわりがあるようで、その理由はというと……「偽名と言ったらスズキでしょう!」だそうだ。
つまり、いかに怪しまれないような普通の名前にするかが重要で、崇矢だとか秀成だとかそういった名前は言語道断なのだそうだ。その他にもタナカなども使いたとのことだが、黒田さんからは「全国のスズキさん、タナカさんに怒られるでしょう!(笑)」という一言が入り、会場から爆笑が起こっていた。
「龍が如く5 夢、叶えし者」ミニゲームでまさか、そんな罰ゲームが!?
「じゃあ、ここから本番にいきましょうか!」という横山氏の合図により、ここからはPS3「龍が如く5 夢、叶えし者」の実機プレイでの収録がスタート。内容は、黒田さん&宇垣さんによるゲーム内のプレイスポットを使用したゲーム対決!
プレイスポットとは、神室町にあるゲームセンターのような施設で、セガが実際のアミューズメント施設などで展開する様々なミニゲームなどをプレイできる場所だ。
その中から、今回は3つのミニゲームで勝負してもらうことが、横山氏から発表される。これに対し、ゲームがあまり得意ではない2人は少々とまどい気味。ちなみに黒田さんのゲーム歴はというと、「インベーダーゲーム、パックマン……そして龍が如く!」ということで、横山氏からは「1980年代から2005年に、年代が飛びすぎ!」とツッコまれてしまった。
そんなやり取りをしつつ、さっそく勝負スタート!PR渡辺氏によると「アラフィフでもプレイできる超カンタンなゲームを用意しました」とのことで、第1戦はクレーンゲーム対決。終始弱気な姿勢の宇垣さんに対して、黒田さんからは「何?ビビってんの!?」という余裕の発言も。
すると、そんな2人の様子を見ていた横山氏からは、すかさず罰ゲームが提示されるのだった。なんと、負けた方はセガブースでチラシを100部配らなければいけないのだ!しかも、横山氏からは「無言でお願いします。何を言われても、しゃべったらいけません」との条件が付けられてしまった。これには「絶対印象悪くなるじゃん!」と黒田さん&宇垣さんから必死な訴えが行われるが、「だから罰ゲームなんです!」の一言で却下されてしまった。
さて、勝負はというと、第1戦は黒田さんが上手くぬいぐるみをゲットして勝利!宇垣さんも一度はぬいぐるみをクレーンで持ち上げるシーンがあったのだが、ポケット手前で惜しくも落下。「さすがイジラレ役、もってるわ~」と、黒田さんにからかわれてしまうのだった。
続いては、ボーリング勝負。方向、強さ、ボールの回転をタイミングよく決定していくミニゲームだ。こちらは2人にとって少々難しかったようで、横山氏、そして渡辺氏から遊び方をレクチャーしてもらいつつも、残念ながらストライクは出ず、合計で2レーンを先取した宇垣さんが勝利となった。
そしてラストは、セガが誇る往年の名作格闘ゲーム「バーチャファイター2」勝負!なんと「龍が如く5 夢、叶えし者」のプレイスポットでは、完全移植された「バーチャファイター2」がプレイできるのだ。という内容を興奮気味に語る渡辺氏を横に、黒田さんがまさかのボタン押し間違えにより、いきなりゲームスタート!
予定ではキャラクター選択から行うことになっていたが、黒田さんはアキラを、そして宇垣さんはリオンを選択することになり、横山氏が苦笑いしつつも「アキラってちょっと桐生に似てません!?」とフォローをいれ、会場に笑いが起こっていた。
2人の対戦は、もちろんガチャプレイによるノーガード&殴り合いの様相を呈し、1本目は宇垣さんがゲット!しかし、ここから黒田さんがチャージを仕掛け、なんとなく出てしまった技の応酬で2本を先取して、最終的に勝利を収めた。試合後には「この十字ボタンも使うの?」という衝撃の発言があったが、聞かなかったことにしたい。
ということで、総合結果は2対1で黒田さんが勝利!セガブースで無言のチラシ配りを行う罰ゲームは、宇垣さんが行うこととなった。
今回のプレイスポット対決についてだが、横山氏からは「普通にゲームプレイを見せるのもいいけど、『龍が如く5』ではセガの色々なゲームもまるごと遊べるので、そういう部分もぜひ見てほしかった」という狙いが語られた。
また、収録のおおとりにはステージの様子を見に来ていた「龍が如く」シリーズ総合監督・名越稔洋氏が横山氏に促されてサプライズ登壇する一幕も。
名越氏からは、「龍が如く5 夢、叶えし者」が日本ゲーム大賞 フューチャー賞を受賞したことに対する感謝のコメントなどが伝えられ、公開収録は終了となった。
(C)SEGA
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