ユービーアイソフトは、10月11日に発売となったPS3/Xbox 360用リアルギターゲーム「ロックスミス」の体験イベントを、本日10月13日に渋谷109特設ステージで開催した。イベントには、お笑いコンビのダイノジが登場し、メンバーの1人・大地さんによるエアギター世界一の演技も披露された。
10月13日、渋谷109の野外特設ステージでは、先日発売されたばかりの「ロックスミス」体験イベントが開催された。当日は快晴に恵まれ、試遊台では多くの人が「ロックスミス」を実際にプレーして楽しむ様子が見られた。
メインステージでは本作のプロモーションを担当する専属ギタリスト・エバタ氏による「ロックスミス」を使用したデモプレイが行われ、イギリスのロックバンド・T.レックスの有名楽曲「20センチュリー・ボーイ」を力強く演奏した。
モニターに映し出された「ロックスミス」のプレイ画面を目にしたイベント参加者からは、楽しそうという声や、わかりやすいという声も聞かれた。
デモ演奏が終わると、会場ではスペシャルゲストとしてお笑いコンビ・ダイノジの登場が発表される。すると、イベント参加者の他に、周囲にいた人たちも集まりだし、メインステージ前には大きな人だかりが!
ダイノジといえば、もちろんコントや漫才もおもしろいコンビだが、やはり今回は「ロックスミス」のイベント。ということで、エアギター世界選手権で一位を獲得したことのあるコンビの1人・大地さんが、渋谷のど真ん中でエアギターを披露することに。
まずはお笑いトークで会場を煽り会場のテンションを高めつつ、参加者と一緒に決めポーズをチェック。そして演奏前に、いつものサングラスを着用して気合を入れる大地さん。コンビのもう一人・大谷ノブ彦さんから「某国の元総書記か!」とツッコミを入れられる一幕に爆笑が起こりつつ、楽曲がスタート。
イントロ中のベースやドラムの演奏に対してギタリストからの「いい音出てるな!」というモノマネなどを行い、それに対する大谷さんからのツッコミや合いの手で会場は笑いに包まれる。
そして、イントロが終わると楽曲のテンションは一気に上がり、大地さんのエアギター演奏の激しさもマックスに!トレードマークの虎柄のトレーナーがめくれ上がり、お腹を全開にさせながらも、ウデをブンブンと回し、ジャンプをし、そして体を反り返らせての超絶エアギター演奏を見せるのだった。
演奏が終わると、ドヤ顔を決めつつ大満足の表情を見せる大地さん。しかし、司会の女性から「今回は『ロックスミス』のイベントなのに、大地さんギターもってないじゃないですか!」というツッコミが入れられてしまうのだ。
ということで、ここからはエアギタリスト世界一の大地さんによる、ギターを使用しての「ロックスミス」体験プレイが行われた。
ただし、大谷さんが言うには大地さんは実はギターの経験はまったくないとのこと。エアギタリスト世界一の衝撃の事実に会場から笑いが起こりつつも、専属ギタリストのエバタ氏の手伝いなどもあり、チューニングから1曲を弾くところまで、無事にプレイを行うのだった。
ギター初心者かつ大勢の人前ということで、大地さんとしては少々難しかったようだが、横で演奏を聴いていた大谷さんからは「ちゃんと弾けていた、なかなか上手かった」という評価をもらい、「ロックスミス」がギター初心者でもプレイできることを証明する形となっていた。
ここからは、エバタ氏が再び登場して、二人によるリアルギターセッションに突入。ギター上級者のエバタ氏と初心者の大地さんとの演奏がどんなものになるか、会場は興味津々な様子となっていた。
しかし、「ロックスミス」にはプレイヤーのギターの腕前に合わせてプレイ中に自動で難易度を調節してくれるシステムが搭載されているので、エバタ氏は正確なプレイによりどんどん難易度が上がっていくが、大谷さんは初心者でも安心してプレイできる難易度となり、なんとか無事にセッション終了となるのだった。
ラストは、エバタ氏の超絶ギターテクニックと大地さんの超絶エアギターによる夢のセッションが実現!楽曲は、なんとイギリスのハードロック/ヘヴーメタルバンド・ジューダス・プリーストの「ペインキラー」。
この発表に、涼しげな表情を見せるエバタ氏ではあったが、その横にはかなり焦り気味の大地さんの姿が…。なぜなら、このペインキラーは、約6分間もの長さかつ、相当激しいことで有名な楽曲なのだ。
いつも演奏を行うエアギターのプレイですらかなりの運動量なのだが、ペインキラーが選ばれたことに、苦笑いを浮かべる大地さん。しかし、そこはお笑い芸人の根性で、果敢にもこの曲に挑戦するのだった。
そこからの6分間は、とにかく想像を絶するギタープレイと、想像の斜め上を行くエアギタープレイにより、会場はなんとも言えない盛り上がりを見せることに。合間に大谷さんからの「ギター振り回して!投げて!」などの指示にもしっかりと応え、遂にはイベントスペースを飛び出し、一般道まで走り抜けてしまう大地さん。
いきなり走ってきたお笑い芸人を見て女性が笑いながら逃げていく様には、会場から爆笑が起こるのだった。
そんなテンションの高い演奏だったが、やはり6分という長めの楽曲。終盤に近づくに連れ、大地さんのエアギタープレイにもだいぶ疲れている様子が見えてくる。しかし、エバタ氏による超速ギターソロなどで最後までテンションを保った大地さんは、汗だくになりながらも世界一のエアギタープレイをやってのけるのだった。
こうして、イベントステージは無事に終了。ダイノジの二人からは、「『ロックスミス』は初心者でも、ギターが弾けるようになります。ギター教室に通わなくても上達できる、すごいゲームです」というコメントが、来場者に語られた。
また、大地さんは「『ロックスミス』でギターが上手くなって熟女にモテたい!ピースの綾部には負けません!」というコメントを残していた。
ちなみに、大地さんはここ1年以内に「ロックスミス」によるギター演奏世界一を目指すそうなので、今後のダイノジの活躍の中で、ギタープレイが披露されることを期待しよう。