バンダイナムコゲームスより、2012年11月29日に発売予定のPS3「第2次スーパーロボット大戦OG」。発売を直前に控え、今まで公開されたゲームシステム情報をまとめておさらいだッ!!

目次
  1. 「第2次スーパーロボット大戦OG」とは?
  2. ツインバトルシステム
  3. ウェポンセレクトシステム
  4. 武器改造
  5. パイロット養成システム
  6. マキシマムブレイク
  7. コンビネーション攻撃

「第2次スーパーロボット大戦OG」とは?

本作は、PS2で発売された「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」、「スーパーロボット大戦OG外伝」の続編であり、「スーパーロボット大戦」シリーズ初のPS3用ソフトとして発売される。

PS2「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」、「スーパーロボット大戦OG外伝」の戦闘グラフィックをPS3用として高解像度化したものに加え、新規作成の戦闘シーンも多数用意。シリーズ最高峰の美麗なグラフィックを楽しむことができる。

また、戦闘シーンの背景は3D化されており、ロボットが2Dグラフィックで描かれていながらも、よりダイナミックなカメラワークを実現している。

ストーリー

新西暦と呼ばれる時代。
異星人や平行世界からの来訪者達との戦いが終わり、しばしの時が経った頃…

かつて、異星人エアロゲイターが送り込んだ隕石「メテオ3」の落着地であり、地球圏で内乱を引き起こした軍事結社「ディバイン・クルセイダーズ(DC)」の本拠地でもあった南太平洋マーケサズ諸島沖のアイドネウス島…その周辺海域は封鎖され、しばらくの間、歴史の表舞台から姿を消していた。

だが、その裏ではある計画が着々と進められていた。
それは、地球連邦政府大統領の意のままに動き、ISA戦術(空母の役割を果たす機動戦艦とそこに搭載された人型機動兵器による電撃戦)を用いる特殊作戦部隊…コードネーム「GS」の設立である。

「GS」は地球連邦軍から独立した軍組織であり、その主任務は軍事問題における大統領特命の遂行である。
そして、二人の大統領特別補佐官の指揮の下、アイドネウス島の再要塞化が進められ、そこに様々な計画の成果物、数々の新型兵器が集められつつあった。だが、「GS」の正体は伏せられ、表向きには新型兵器の実験部隊とされていた。

果たして、「GS」は地球圏を守る新たな剣たり得るのか。
物語は、一人の少年のアイドネウス島脱走から始まる…。

ツインバトルシステム

「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」より継続されたシステムである「ツインバトルシステム」では、インターミッションの「部隊編成」またはマップ上の「合流」コマンドにより、2つのユニットを1つの「ツインユニット」にすることができる。

「ツインユニット」になると「ツイン精神コマンド」や「集中攻撃」、「個別攻撃」など戦闘を有利に進められる要素が使用可能となる。

なお、前作(「スーパーロボット大戦OG外伝」)ではマップ上の「合流」コマンドでのみ編成可能だったが、本作より「インターミッションでの編成」も可能になった。

インターミッションでツインユニットにするには

本作よりインターミッションのメニューに追加された「部隊編成」を選択すると部隊編成画面に移行し、インターミッション内でもユニットをツイン(2機1組)にすることができる。

部隊編成画面では、部隊をテーブルとして表しており、1つのテーブルに1つのユニットを配置すると「シングルユニット」、2つのユニットを配置すると「ツインユニット」として編成される。

自由に編成可能なユニットは青色のテーブルに配置され、次のシナリオに関連するユニットは赤色のテーブルに配置され編成に制限がある。

編成方法は、移動させるユニットのピースを選択し、移動先のテーブルを選択するシンプルな操作の「フリー編成」、機体一覧から詳細情報を確認しながら操作する「リスト編成」の2種類がある。

部隊編成画面では、機体とパイロットのグラフィックが表示されているので、どの部隊にどの機体がいるのか、どのパイロットが搭乗しているのかなど、部隊の状況が視覚的に把握することができるぞ。

マップ上でツインユニットにするには

未行動の味方ユニット同士が接続していると、個別コマンド(ユニットの行動を選択するメニュー)に「合流」が追加される。この「合流」コマンドを選択すると、選択したユニット同士がツインユニットになるのだ。

なお、前作では合流するためには気力が110以上である必要があったが、本作において気力の制限はないので対象となるユニットが周囲にいればいつでも合流可能だ。

ツイン精神コマンド

ツイン精神コマンドとは、各キャラクターが持っている精神コマンドに加え、ツインユニットの状態でのみ使用できる精神コマンド。

精神コマンドの横に「TWIN」と表示されているのが、ツイン精神コマンド。また、前作ではツイン精神コマンドとしては使用できなかった「気迫(自分の気力を+30する)」や「覚醒(一回分、行動回数が増える)」などの精神コマンドもツイン精神コマンドに加わった。

ツインユニットでの戦闘

ツインユニットの場合はメインとサブの2機で同時に攻撃することができる。攻撃目標がツインユニットの時には「集中攻撃」と「個別攻撃」の2種類から攻撃方法を選択しよう。

集中攻撃

敵がシングルユニットの場合、またはツインユニットのどちらか1機に対して攻撃を集中させる攻撃方法(全体攻撃武器の使用はできない)。

味方のメインから敵のサブユニットに対する攻撃や、味方のサブから敵のメインに対する攻撃(=異なるポジションに対する攻撃)の時、ダメージは65%に減少するが、敵ユニット1体を確実に撃墜したい時に有効な攻撃方法だ。

個別攻撃

敵がツインユニットで、味方のメインは敵のメイン、味方のサブは敵のサブ(つまり、自分と同じポジションにいる相手)に対して個々に攻撃を行う方法(全体攻撃武器の使用はできない)。

ツインユニットの両機に対し、100%の威力でダメージを与えることができるので、効果的にダメージを与えたい時に有効な攻撃方法だ(個別攻撃は同じポジションに攻撃を行うためダメージの変化はない)。そして、ツインユニットで戦闘を行うと、画面が上下に分割されメインとサブが別々に攻撃を開始する。

集中攻撃を行った場合は、画面が上下に分割された後、上段に表示されるメインの攻撃に続いて、サブが攻撃を行う。敵側の反撃はサブの攻撃後に開始されるぞ。また、個別攻撃を行った場合は、画面が上下に分割されたまま、それぞれの目標に対し攻撃を行う。

上段(メイン)機体名:ガルムレイド 武器:ファング・ナックル
下段(サブ)機体名:エール・シュヴァリアー 武器:サイファー・ガン

全体攻撃

「全体攻撃」とは、攻撃目標の「ツインユニット」全体にダメージを与えることができる攻撃で、武器パラメータにある「種別」の項目に、「ALL」と表示されている「全体攻撃武器」でのみ可能な攻撃方法だ。

「個別攻撃」「集中攻撃」とは異なり、「援護攻撃」を受けることはできないが、シングルユニットでもツインユニットの両機を攻撃でき、ツインユニットではサブも「全体攻撃」が使用可能である場合に、メインとサブの2機による「全体攻撃」が可能となるので、「ツインユニット」を素早く壊滅させたい時に有効な攻撃方法だ。

全体攻撃で戦闘を行うと、攻撃目標のメインとサブに対して同時にダメージを与える。
機体名:エール・シュヴァリアー 武器;インパルス・キャノン

ウェポンセレクトシステム

「ウェポンセレクトシステム」とは、「換装武器」と呼ばれる武器を任意で機体に装備させることができるシステム。これは「スーパーロボット大戦OG」シリーズのみに搭載されている。

「スーパーロボット大戦OG」シリーズでは、「インターミッション」画面でユニットの武器を変更することができ、攻撃力が低い武器しか装備していない機体に攻撃力の高い換装武器を装備する、射程が短い武器しか持っていない機体に射程が長い射撃武器を装備する、ENを消費する武器を多く装備した機体にENを消費しない武器を装備するなど、プレイヤーの好みに合わせた戦い方を楽しむことができる。

各機体には「Wゲージ」、各換装武器には「必要Wゲージ」というパラメータが設定されている。「Wゲージ」とは、その機体がどれだけ換装武器を装備できるかを表しており、「必要Wゲージ」の合計が「Wゲージ」を超えるような装備はできない。

武器改造

「武器改造」では戦闘で敵を撃墜した場合に獲得できる資金を消費して、武器の攻撃力を上昇させることができる。機体特有の武器「固定武器」と、付け替え可能な「換装武器」とでは武器の改造方法が異なるぞ。

固定武器の改造

白色の文字で表示されている機体特有の武器を改造すると、その機体が装備している全ての固定武器の攻撃力が上昇する。

換装武器の改造

緑色の文字で表示されている「換装武器」は武器ごとに改造を行い、攻撃力は改造した武器のみ上昇する。なお、「換装武器」は「固定武器」に比べて改造に必要な資金が低くなっている。

これまでの「スーパーロボット大戦OG」シリーズでは、武器は全て個別に改造していたが、今作での固定武器は一括で改造できる。例えば、サイバスターやグルンガスト改など、武器を換装できず、固定武器しか持っていない機体にとって、武器を一つ一つ改造する手間が省ける。

パイロット養成システム

「パイロット養成」とは戦闘で敵を撃墜した場合に獲得できるPP(パイロットポイント)を消費して、プレイヤーの好みに合わせてパイロットを成長させることができるシステムだ。「パイロット養成」には「能力上昇」と「スキル修得」の2種類の項目がある。

能力上昇

PPを消費して、4種類(空、陸、海、宇)の地形適応と6種類(格闘、射撃、技量、防御、回避、命中)の能力値を上昇させることができる。

スキル修得

PPを消費して、特殊スキルを修得することができる。レベルや効果が高いスキルは消費PPが高い傾向にあるので、消費PPの高いスキルを修得するまでPPを温存する方法や消費PPの低い特殊スキルを早めに修得して序盤からスキルの効果を得る方法などがある。

マキシマムブレイク

「マキシマムブレイク」は本作より新たに加わった戦闘システム。2つのツインユニット(合計4機)が、支援武器による一斉攻撃を行った後、任意の武器(全体攻撃を除く)を使用して4機が連続で攻撃する。

後述する複数の使用条件に加え、使用後は攻撃を行ったツインユニットのメインとサブの気力が「10」低下するため、使用するタイミングを見極める必要があるが、一斉攻撃と4機による攻撃で大ダメージを与えられるだけではなく、全ての攻撃が先制して行われるので敵に反撃の隙を与えずに撃墜することが可能だ。

さらに、一斉攻撃は必ず敵に命中するため、「マキシマムブレイク」はHPが高い敵に対してだけではなく、素早い敵に対しても有効な攻撃方法となっているぞ(ただし、敵が「ひらめき」が使用している場合に限り回避される)。

「マキシマムブレイク」の使用条件

1.攻撃を行うツインユニットのメインが特殊スキル「統率」を所持している。
2.参加する機体(4機)全てが目標に攻撃できる「支援武器」を所持している。
※武器パラメータにある「種別」の項目と「武器名」の左側に「F」と表示されている武器が「支援武器」です。
3.攻撃を行うツインユニットと参加するツインユニットが隣接している。
4.参加するパイロット(4名)全員の気力が140以上である。
※使用後、攻撃を行ったツインユニットのメインとサブの気力が「10」低下します(参加する側のツインユニットの気力は低下しません)。

システム紹介

ヴィレッタ・バディム、カイ・キタムラのパイロット能力画面。「マキシマムブレイク」を使用するツインユニットのメインは特殊スキル「統率」を修得している必要がある。なお、特殊スキル「統率」はパイロット養成で修得できないので注意しよう。

R‐GUNパワード、量産型ゲシュペンストMk‐II改・タイプNの武器性能画面。「種別」の項目と「武器名」の左側に「F」と表示されている武器が「支援武器」となり、参加する機体(4機)全てが目標に攻撃できる「支援武器」を所持している必要がある。

攻撃を行うツインユニットと参加するツインユニットが隣接している必要がある。全ての条件を満たしている場合は、攻撃方法に「マキシマムブレイク」が表示される。

攻撃目標がツインユニットの場合は「一斉攻撃の後に個別攻撃(味方のメインは敵のメイン、味方のサブは敵のサブに攻撃)」を行い、攻撃目標がシングルユニットの場合は「一斉攻撃の後に集中攻撃(1機に対して全機で攻撃)」を行う。

マキシマムブレイクの戦闘デモを紹介!

ツインユニットに対してマキシマムブレイクを使用した場合、4機が画面に集合し、参加者全員のパイロットカットインが同時に表示された後に一斉攻撃を開始する。

一斉攻撃が命中した後に画面が上下に分割され、上段に表示されるメインが攻撃を行い、その後にサブが攻撃を行い、攻撃目標のメインとサブの両機にダメージを与えた後、再度画面が分割され、続く2機の攻撃が開始されるのだ。

攻撃を開始する前に、「マキシマムブレイク」を使用するパイロットと、それに参加する3名のパイロットカットインが
表示される。
「マキシマムブレイク」に参加する4機が1画面に表示される。
4機が「支援武器」による一斉攻撃を仕掛けている場面。
一斉攻撃が敵に命中した後、画面が上下に分割され、メイン(上段)の機体とサブ(下段)の機体が攻撃を行う。
メイン機体の攻撃が終了した後、再度画面が分割され「マキシマムブレイク」に参加している残り2機が続いて攻撃を行う。
また、敵からの反撃はこの攻撃の後に行われる。

コンビネーション攻撃

敵ユニット同士が隣接している場合や敵がツインユニットの場合に、味方がその敵に隣接して攻撃を行うと、一回の攻撃で2機以上の敵にダメージを与えられる戦闘システムだ。

「コンビネーション攻撃」を使用するには、パイロットが特殊スキル「連続攻撃」を修得していて、機体が「コンビネーション武器」を所持している必要がある。「コンビネーション武器」は、武器パラメータにある「種別」の項目「C」と表示されている武器となる。
特殊スキル「連続攻撃」にはレベルが1から4まで設定されおり、レベルが1の場合は一回の攻撃で2機に攻撃ができ、レベルが4の場合は5機まで攻撃ができる。敵に与えるダメージは2機目以降から、70%、65%、60%、55%と低下。

「コンビネーション攻撃」で複数の機体を攻撃した場合でも、消費ENと弾数は1機を攻撃する場合と同じなので、積極的に使用しよう。

システム紹介

ラミア・ラヴレスのパイロット能力画面。「コンビネーション攻撃」を使用するには特殊スキル「連続攻撃」を
修得している必要がある。

敵ユニット同士が隣接している所に味方が隣接して「コンビネーション武器(アンジュルグの場合はミラージュ・ソード)」で攻撃を行うと「コンビネーション攻撃」が選択できる。

敵がツインユニットの場合は2機並んでいなくても隣接とみなし、「コンビネーション攻撃」を行うことができるが、どちらか片方だけを選択して攻撃することはできず、メインとサブの両方に攻撃を行う必要がある。

一回の戦闘で選択した敵全てに攻撃が行える。2機目以降の敵は反撃を行わないが、回避または防御を行う。

コンビネーション攻撃の戦闘デモを紹介!

コンビネーション攻撃の戦闘デモ画面を紹介。これは、「アンジュルグ」が1機目、2機目、そして最後の敵にそれぞれ攻撃を行っている場面だ。

第2次スーパーロボット大戦OG

バンダイナムコゲームス

PS3パッケージ

  • 発売日:2012年11月29日
  • 12歳以上対象
  • 予約特典「電撃スパロボ!SP -OG Official Book-」
第2次スーパーロボット大戦OG

第2次スーパーロボット大戦OG COMPLETE BD BOX

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  • 発売日:2012年11月29日
  • 12歳以上対象
  • TVアニメ「スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター」全26話収録Blu-ray&ブックレット同梱
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※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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