カプコンは12月22日、千葉・幕張メッセにて開催された、集英社ジャンプ4社によるキャラクターフェスティバル「ジャンプフェスタ2013」内の同社ブースにてステージイベントを開催、新作タイトルなどの紹介やアトラクションが実施された。

目次
  1. 3DS「モンスターハンター4」
  2. 3DS「逆転裁判5」
  3. Wii U「モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.」
  4. 売り切れ続出!「イーカプコン出張所」も大盛況

連休初日となった12月22日は、寒波到来で強烈に冷たい風と小雨の降るあいにくの天候だったが、たくさんの来場者で盛り上がっていた「ジャンプフェスタ2013」。カプコンブースでは期待の新作3DS「モンスターハンター4」、3DS「逆転裁判5」がプレイアブル出展。グッズもたくさん購入できるイーカプコン出張所やユーザー参加型のステージイベントも実施されたぞ。

3DS「モンスターハンター4」

登壇したシリーズプロデューサー「辻本 良三」氏は、すでの発表されている3DS「モンスターハンター4」の発売時期に関して、製品のクオリティーアップを目指し、2013年夏に向けての開発を続けていくと話してくれた。

プロモーションムービー上映の後は、続いて登壇したシリーズディレクター「藤岡 要」氏とゲーム概要を紹介。高低差を活かした立体的なアクションや、ジャンプ攻撃、モンスターへ飛び乗って攻撃できるアクションなど新要素が公開された。

新武器2種紹介

すでに公開されている新武器「操虫棍」は、猟虫を操り自らを強化でき、話題となっていたもう一つの新武器「チャージアックス」は、剣・斧モードの2つのタイプに変形する「スラッシュアックス」に近いイメージの武器となる。剣モードで攻撃を続けるとエネルギーが溜まり、それを斧モードで解放するとのこと。少年心をくすぐるカッコいいギミック&変形をお楽しみに。

また、片手剣など既存の武器についても、今まで使い心地とはまた違った手応えとなる改良がなされており、新鮮な気持ちで遊ぶことが可能となるようだ。続報を待とう!

新たなモンスターや両生種の存在とは?

「モンスターハンター4」のパッケージモンスター「黒蝕竜 ゴア・マガラ」は生態など未だ不明な謎めいたモンスター。邪悪なオーラをまとうこのモンスターはストーリーにも絡んでくるようで、今後情報を公開していくとのことだ。

また、新しい種類「両生種」となる「鬼蛙 テツカブラ」は脚力で一気に間合いを詰め、発達した下顎で地面をショベルカーのようにすくい上げて壁を作ったり、岩を持ち上げてくる。「影蜘蛛 ネルスキュラ」は巨大な蜘蛛のようなモンスターで、糸状の粘液でプレイヤーを拘束し、状態異常を引き起こす攻撃を仕掛けてくるとのことだ。

以前公開されたプロモーションムービーで最後にちょっとだけ登場したクック先生こと「怪鳥 イャンクック」、閃光と毒で攻撃を仕掛ける「毒怪鳥 ゲリョス」も登場。本作では新たな地形を使ったアクションの追加に伴い、攻撃方法も変化してくるとのこと。早く戦ってみたい!

オトモアイルー

本作ではアイルー2匹をオトモとして連れて行くことができる。追加となった合体技「ネコ式火竜車」では、レウス型の車からどんぐり大砲を撃ち出して協力してくれる。しかも合体技は一つだけじゃないらしいぞ!

登場キャラクター

シングルモードでは、個性豊かなキャラクターが登場。キャラバンの団長や受付嬢、そしてシリーズで一番イケメンのキャラクターも登場するとのこと。

新ジャンプコラボ装備

今までも実装されてきたジャンプコラボ装備だが、今回も新たに装備が登場。名称は「伝説J」シリーズとなり、ステージでは剣士の「伝説Jシリーズ」、チャージアックスの「伝説Jアンカー」、そしてオトモ装備「伝説Jネコシリーズ」のグラフィックが公開された。

「伝説J」シリーズはシルバーとゴールドを基調とした気高く、豪華なデザインとなっており、週刊少年ジャンプの45周年、Vジャンプが20周年を迎え、それを記念して武器にも「45」「20」といった数字がエンブレムとして組み込まれている。オトモ装備は赤を基調とした海賊チックなデザインがオシャレ。

チャレンジクエスト

来場した人を対象にした「モンスターハンター4」チャレンジクエストがステージで開催。バージョンは試遊台に出展されているものと同一だが、見事クエストクリアすると関連グッズがプレゼントされた。クエストは3つ用意され「ドスジャギィ」「ケチャワチャ」「ティガレックス」それぞれの討伐となる。

すでにモンスターハンターシリーズを遊んでいる来場者が多かったのか、「ドスジャギィ」「ケチャワチャ」に関しては難なく討伐。新武器「操虫棍」をすでに使いこなしている強者も!

しかし!やはり苦戦したようなのが「ティガレックス」。今までも素早い攻撃と読めない暴れ方など多くのハンターを悩ましてきたティガレックスは、「モンスターハンター4」でさらに進化。段差を乗り越えてくる恐怖、そして…ここから本番という「ウィルス感染」状態のティガレックスはもう手が付けられないほど大暴れ、しかもウィルスに感染させられる攻撃も繰り出してくるのだ…。

3DS「逆転裁判5」

シリーズ最新作となる3DS「逆転裁判5」も東京ゲームショウ2012と同じバージョンのプレイアブル出展がされた。登壇したプロデューサー「江城 元秀」氏、シナリオディレクター「山崎 剛」氏より、本作のゲーム内容や新システムについての情報が公開された。

本作のストーリーは、「逆転裁判4」の一年後の世界、「法廷崩壊」というキーワードをメインに捏造や冤罪が横行している時代が舞台となる。またおなじみのキャラクター「成歩堂 龍一」が8年ぶりに弁護士として復活し、成長したナルホドくんと物語を楽しむことができる。

新キャラクターとなる「希月 心音(キヅキココネ)」は、アメリカで心理分析を学び、ナルホドくんの新たなパートナーとなる。黄色をベースとしたカラーで元気なイメージを表現している。彼女の身に付けるペンダントやグローブにも新システムが関連しているのだ。

実機プレイでゲームを紹介

ステージではさらに実機を使ったデモプレイでストーリー序盤を紹介。もちろん今回のプレイアブル出展のために特別に体験版として制作されたものなので製品版とは内容が異なるのでご了承願いたい。

本作では初のニンテンドー3DSタイトルということで、2Dから3D描画に変わり、立体視で臨場感のある「逆転裁判」が楽しめる。またキャラクターなどのデザインも2Dのテイストを生かしつつ、3D化しているので今までのシリーズのファンも安心してプレイできるようだ。表情もかなり豊かで動きもとても自然でスムーズ。

ゲームの基本的な流れは従来のシリーズを踏襲し、証拠品を調べたり証言を聞いたり、ムジュンを指摘したりとおなじみにスタイル。また、探偵パートではなんと3Dで描写された部屋などを捜査することができる。タッチパネルを使い、いろいろな場所を視点切り替えして重要なアイテムを見つけよう。気になるところは拡大することも可能。まさに「こうして捜査したかった!」仕様になっているのだ。

アニメーション映像も収録

ステージイベント限定で、製品版に収録される予定のアニメーションムービーがちょっとだけ公開。これから始まる法廷バトルの幕開けに、気合を入れるナルホドくんと、ココネの様子が美麗なアニメで描かれている。制作を担当するのは株式会社ボンズだ。

新システム「ココロスコープ」

証言者の感情を読み取り、新たな証拠を探ることができる新システム「ココロスコープ」。ペンダントで発動することができるコンピューターをグローブで操作するSFチックなアイテムだ。

「ココロスコープ」は、証言と感情をモニターすることができ、その中のムジュンをチェックすることができる。4つの感情マークとSEで「喜・怒・哀・驚」をどの証言の際に反応しているのかを簡単に確認できるのだ。

ムジュンの追求を「ここだ!」と指摘すれば、情報がアップデートされ、今まで隠されていた証人の事実が明らかになっていく。もちろん一度や二度で解決する証言ばかりではないので、ココネと協力してムジュンを探していこう。

宝塚歌劇「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」情報

大阪では2013年1月9日~17日、東京では2013年1月23日~28日に公演される宝塚歌劇「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」より、マイルズ・エッジワース(御剣怜侍)役、宝塚歌劇団 宙組「悠未ひろ」さんからビデオメッセージが公開。本作の発売を待ちながら、11月29日に発売となった「レイトン教授VS逆転裁判」もお正月にプレイするのが楽しみと語っていた。

異議なし!?クイズでグッズを手に入れろ!

イベントの最後には、シリーズのファンに向けて「逆転裁判クイズ」が実施。このステージを見ていたらすぐに分かるようなクイズが続々出題され、特別に用意されたグッズの詰め合わせ「ナルホドセット」「マヨイセット」「ミツルギセット」が正解者にプレゼントされたぞ。

Wii U「モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.」

2012年12月8日にパッケージ版、12月27日よりダウンロード版が配信されたWii U「モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.」。登壇したプロデューサー「辻本 良三」氏とプロデューサー「塩沢 夏希」氏は降るHD化・5.1ch対応となった本作の概要を説明、実機で美しく進化したステージも紹介してくれた。

また、家にいながら遠くにいる狩友と協力できる「インターネット通信プレイ」や定型文などで楽しめるチャット機能に関してはWii U Gamepadを利用した入力に加え、外付けのキーボードを使えるように現在調整中とのことも発表された。

3DS版からのセーブデータの移行や、ローカル通信プレイ、そして3DS「モンスターハンター3(トライ)G」廉価版となる「モンスターハンター3(トライ)G Best Price!」発売についてもアナウンスされた。ぜひ冬休みに遊んではどうかな?

モンスターのウロコもクッキリ!チャレンジクエスト

まだWii U版を触ったことのない来場者にたくさん遊んでもらうために、ステージでチャレンジクエストが実施。参加賞やクエストクリア賞などプレゼントも用意され、時間ギリギリまで楽しんでいたハンターが多かった。

チャレンジクエストでは、闘技大会で「リオレイア亜種」「ジンオウガ亜種」そして「ウラガンキン」「ハプルボッカ」の2対討伐の3種類のチャレンジが実施。かなりの強者ハンターが参加してくれたこともあり、リオレイア亜種は本当にあっさりと討伐。

「ジンオウガ亜種」戦では、塩沢プロデューサーがちょっとだけ足を引っ張ってしまったが…ベテランハンターたちのおかげで討伐に成功。しかし…2対討伐のクエストはさすがに手に負えなかったのか、残念ながら失敗してしまった。

イベント最後にはチャチャ&カヤンバの特別ムービーが

ステージの最後には、「モンスターハンター3(トライ)G」おなじみのキャラクター「チャチャ&カヤンバ」のちょっとおちゃらけたクリスマス仕様のムービーが上映、最後にはプーギーがお肉に見えてしまったッチャ…。

売り切れ続出!「イーカプコン出張所」も大盛況

カプコンブースには、各タイトルのグッズが購入できるショップ「イーカプコン出張所」がオープン。購入特典として特製アイルーステッカーや「モンスタハンター4」特製ショルダーバッグが先着で配布されたほか、午後の時点ですでに売り切れている商品も。グッズを購入したい人はぜひ「イーカプコンお台場出張所」や全国の取り扱い店舗に足を運んでもらいたい。

モンスターハンター4

カプコン

3DSパッケージ

  • 発売日:2013年9月14日
  • 15歳以上対象
モンスターハンター4

逆転裁判5

カプコン

3DSパッケージ

  • 発売日:2013年7月25日
  • 15歳以上対象
逆転裁判5

モンスターハンター3(トライ)G Best Price!

カプコン

3DSダウンロード

  • 発売日:2012年12月6日
  • 15歳以上対象
  • ニンテンドーeショップ ダウンロード版
モンスターハンター3(トライ)G Best Price!

モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.

カプコン

WiiUダウンロード

  • 発売日:2012年12月27日
  • 15歳以上対象
モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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