バンダイナムコゲームスは、2013年2月7日発売予定のPSP用ソフト「HEROES’ VS」において、アクションと融合したカードバトルシステムと、必殺技同士がぶつかり合う時に発生する「ジャッジメント」システムに関する情報を公開した。
バトルの大きなカギを握るカードデッキの作成方法を紹介!
カードの入手方法
本作では、ストーリーモード中、以下の方法で「カード」を入手することができる。
プリズム
ステージの途中に、プリズム(宝箱)が置かれており、その中からランダムでカードを入手することができる。
ターミナル
ステージの途中に、ターミナル(ガシャ)が置かれており、「クレジット」(コイン)を消費する事で、ランダムでカードを入手することが可能。
クリア報酬
ステージをクリアすると、クリア報酬として、3つの中から好きなものを選ぶことができ、ランダムでカードを入手することが可能。
デッキ構築&バトルの流れ
そうして収集した「カード」を選び、自分好みのデッキを作っていこう。その際、以下の基本ルールに則って、デッキを編集することとなる。
- 「ヒーローカード」は、必ず1枚選択しなければならない。
- 「ヒーローカード」は、1枚しか選択することができない。
- デッキは、「ヒーローカード」を除いて、収録枚数30枚で構成しなければならない。
- 複数枚存在するカードは、最大3枚まで同じカードをデッキに組み込むことが可能。
※「リミテッドカード」は、1枚ずつしか組み込むことができない。
バトル開始時に、30枚で構成されたデッキの中から、ランダムで5枚選出される。状況に応じてカードを使用すると、「ヒーローカード」以外のカードは破棄され、残デッキより新たに1枚がランダムで補充される。
各カードには「ウェイトタイム」が設定されており、そのカードを使用すると、再びカードが使用可能な状態になるまでに「ウェイトタイム」分の時間がかかる。バトル中に30枚全て使い切ってしまうと、「ヒーローカード」しか使えなくなってしまうぞ。
カードのカテゴリー
左上に「H」とあるカードが「ヒーローカード」。「ヒーローカード」以外のカードは、淵の色で「ノーマル」と「レア」に分かれており、シルバーがノーマルカード、ゴールドがレアカードとなる。また、右上の色のデザインで、作品別カテゴリーに分かれている。
慣れてくると、カードの上部だけで、何のカードかが識別できるため、バトル中、わざわざカード画面を引き上げなくても、バトルアクションに集中しながらのプレイが可能となる。
ヒーローカード
各ヒーローにつき1枚ずつしか存在しない。必ず1枚はデッキに組込む必要があり、1枚しかセット不可。ウェイトタイムは設定されているが、バトル中、何度でも使用することができる。アクション中の効果は、ヒーローの技がその場で発動する。牽制や相手の攻撃を遮るのにも有効だ。
ヒーローカード「恐竜グリード」は、恐竜グリードの「紫の波動」をその場で発動する。 |
ヒーローカード「ダブルオーライザー」は、ダブルオーライザーの「GNビームサーベル」を発動。 |
ヒーローカード「ウルトラマンネクサス ジュネッス」は、ネクサスの「コアインパルス」を その場で発動する。 |
リミテッドカード
1枚ずつしか存在しないが、何枚でもデッキに組み込め、アクション中の効果はカードによってさまざま。「ジャッジメント」中は「効果打消カード」となり、非常に貴重なカードとなる。
リミテッドカード「ウルトラマンタロウ」は、相手を上から下に叩きつける。 |
リミテッドカード「仮面ライダーアクセル」は、一瞬で相手に近付く。 |
リミテッドカード「アルケーガンダム」は、当たると爆発するエネルギー球を複数設置する。 |
特殊カード
「フィニッシュモード(全キャラ)」「リバイブバースト(「ウルトラマン」シリーズ)」「ベルトフォース(「仮面ライダー」シリーズ)」「覚醒(「ガンダム」シリーズ)」の全8種が存在し、該当するキャラクターでのみ、それぞれ発動することが可能。それぞれ特定条件を満たすと発動することができる(フィニッシュモード:SPがMAXになると発動可)。
特殊カード「リバイブバースト」は、「ウルトラマン」シリーズキャラを一定時間、 パワーアップ状態にする。 |
特殊カード「ベルトフォース」は、「仮面ライダー」シリーズキャラの 次のジャンプ攻撃の威力を上昇させる。 |
特殊カード「覚醒」は、「ガンダム」シリーズキャラのSP計算を一定時間、4倍とする。 |
その他カード(ノーマル&レア)
同じカードでも、「ノーマル」と「レア」の2種が存在し、各カード3枚ずつデッキにセットすることができる。アクション中の効果はさまざまだが、ノーマルよりレアの方が効果が高いか、ウェイトタイムが短い。また、「ジャッジメント」中の効果も、カードによって異なる。
新システム「ジャッジメント」を紹介!
必殺技と必殺技がぶつかり合う際、プレイヤーの決断によっては、「ジャッジメント」システムに移行することができる。ジャッジメントに勝利すると、相手に特大ダメージが与えられるため、バトルアクション中に追い込まれた側も、一発逆転が狙える。
ジャッジメントの流れ
成立可否
必殺技を相手に撃たれた際に、自分も必殺技が撃てる状態にあり、かつジャッジメントに応じた場合に、「ジャッジメント」が成立する(※戦略的に放棄することもできる)。
破壊力判定
お互いの撃った必殺技の威力に応じて、ベースとなるお互いの攻撃力が数値として表示される。
押し合い
制限時間内にお互いのカードを場に出し合って、攻撃力を増加させ、最終的に相手の攻撃力を上回った方が「ジャッジメント」勝者となる。
カードバトル
20カウントの間に、双方が「ジャッジメント」突入前に手元にあるカード5枚を好きなタイミングで出し合い、互いの必殺技の攻撃力を高めていく。「速度増加」「速度減少」「威力増加」「ヒーローカード」「効果打消」「ガード」の6種類のカードを戦略的に出し合い、最終的な攻撃力の差分によって、ジャッジメント敗者に与えるダメージ値が決まる。
勝負の肝となるのは、その時点での攻撃力を3倍化する「ヒーローカード」を出すタイミングと、「効果打消カード」を所持している場合においては、相手の「ヒーローカード」を相殺するタイミングを読み合うことだ。
ジャッジメントで使用する6種類のカード
ヒーロー
その時点での必殺技攻撃力が3倍化される。ただし、効果中に相手がヒーローカードを出した場合(被り)、双方3倍ではなく、1.5倍となる。
効果打消
直前に出されたカードの効果を打ち消し、ヒーローカードをも相殺することができる。
速度増加
一定時間、自分のカード使用に係る時間が短くなる。
速度減少
一定時間、相手のカード使用に係る時間が長くなる。
ガード
効果打消カードを無効化する。
威力増加
威力の上昇度合いが大きくなる。
ジャッジメントでの読み合い
バトルアクション中はカードを温存し、「ジャッジメント」で威力を発揮する手札を揃えられれば、相手が必殺技を出すタイミングを狙って、一発逆転を決めることも可能となる。
ジャッジメント発動例
さらに、上記の「効果打消デッキ」の他にも、さまざまな戦略に則ったデッキを作ることができる。
速度増加デッキ
相手に対応する暇を与えずに、超速で押し切ってしまうデッキ。
速度減少デッキ
相手に思うようなタイミングでカードを出させずに、時間切れでカードを使い切らせないデッキ。
ガードデッキ
色統一による「チェーン」を狙いながら、相手の「効果打消デッキ」にも対抗し得るデッキ。
威力増加デッキ
色統一による「チェーン」を狙いながら、相手の「ガードデッキ」にも対抗し得るデッキ。