CRI・ミドルウェアは、次世代コンピュータエンタテインメントシステム「プレイステーション 4」(PS4)に対応した各種ミドルウェアをリリースすると発表した。
PS4に対応するミドルウェアは、オーディオミドルウェア「CRI ADX2」およびムービーミドルウェア「CRI Sofdec2」の2製品となる。両製品はPS VitaやPS3をはじめ、PlayStationプラットフォーム群に対応しており、クロスプラットフォーム開発の効率化や音声・動画のストリーミング再生、データ圧縮、ロード時間短縮などで高い評価を得ているという。
同社は今回PS4への提供を発表したように、新しいプラットフォームにいち早く対応することで、クロスプラットフォーム開発の効率化など、ゲーム開発者の開発環境をサポートしていくとしている。
「ADX2」とは
「ADX2」は、ゲーム開発におけるオーディオシステムのデファクトスタンダードとして国内外で広く使われている、オール・イン・ワン型のオーディオソリューションです。
高機能かつ操作性の高いサウンドオーサリングツールと、ネットワークに対応したファイルシステムを備えており、高音質、高圧縮、低負荷で、プラットフォームを選ばず、扱いやすいコーデックをご利用頂けます。ゲーム開発で要求される多様なサウンド演出を手軽に実現することで、開発現場から高い評価をいただいています。
「Sofdec2」とは
「Sofdec2」は、高機能ムービー再生ミドルウェアです。ハードウェアに適合した高品位映像の安定再生はもちろん、独自のコーデックを備えており、3D グラフィックスとの合成やレイヤー合成、マルチストリーム再生、シームレス再生といった複雑なムービー再生が容易に行えます。動画を活用した幅広い映像演出の表現に貢献しております。