グリーは本日3月21日、東京ビックサイトにて開催中の東京国際アニメフェア2013において、ネットカードダス「探検ドリランド」(仮)およびTVアニメ「探検ドリランド-1000年の真宝-」制作発表会を実施した。
「探検ドリランド(以下、ドリランド)」の新展開を紹介する本発表会の冒頭では、グリー 取締役 執行役員常務 メディア事業本部長の吉田大成氏、バンダイ 取締役の垰(たお)義孝氏、テレビ東京 アニメ局 局長の川崎由紀夫氏、東映アニメーション 取締役 企画営業本部副本部長兼テレビ企画部長・経営戦略本部海外戦略スーパーバイザーの清水慎治氏が順に挨拶。
グリーの吉田氏は「今回の協業で、インターネットではソーシャルゲーム、テレビではアニメ、リアルの世界ではネットカードダスのドリランドを楽しんでもらえることを期待している」、今夏よりネットカードダス「探検ドリランド(仮)」を展開するバンダイの垰氏は「今までのハイターゲット向けでなく、小学校高学年以上の新しいターゲットに向けてグリーとタッグを組み、新たな市場を開拓していきたい」と抱負を述べた。
また、TVアニメ製作に関わるテレビ東京の川崎氏からは、現在放送中のアニメ「探検ドリランド」が23時からの放送にも関わらず、幅広いターゲットに楽しんでもらった作品であったことを踏まえ、新たに放送する「探検ドリランド-1000年の真宝-」では土曜日の10時30分と、より低年齢層に見てもらえる時間帯に放送すること、アニメを制作する東映アニメーションの清水氏からは、シナリオを「ポケットモンスター」シリーズや「ダンボール戦機」などを手がけた冨岡淳広氏が担当すること、前作からのさらなる秘密に迫った1000年後のストーリーになることなどが語られた。
その後は、作品の雰囲気が詰まったプロモーションムービーを上映し、2013年4月6日よりテレビ東京系6局ネットで放送することが紹介された。
さらに、今作で主人公のハガンを演じる山口眞弓さんと、カードから出現するハンター・激炎剣キバマルを演じるくまいもとこさんがゲストとして登場した。
山口さんはハガンについて、決めゼリフが「オレが掘ったらすごいぞ!」というぐらい、いつもドリルでどこかを掘っていて、そこからいろいろな出会いが待ち受けていると紹介。また、くまいさんはキバマルの特徴として、一人称が“某(それがし)”という武士っぽい喋り方をするキャラクターであると話していた。
今回のアニメには原作で登場するカードも登場するということで、普段ゲームをプレイしているという山口さんからは「お得感があって嬉しい」という感想が寄せられた。また、くまいさんによると2人のほかに、紅一点の可愛らしいキャラクター・雷蝶花フェイリンや、残念なイケメン・輝水卿ナガレを加えた4人で冒険するとのこと。
最後に、数々のヒーローソングを歌ってきた高橋秀幸さんが登場し、本作のオープニングテーマ「Go ahead!」を初披露。高橋さんにとっても本楽曲がアニソンデビュー曲になるということで、「1年間ガンガン熱く歌って、2013年を代表するアニソンにしたいと思います!」と力強く宣言した。