2013年4月27日・28日に千葉・幕張メッセにて開催される「ニコニコ超会議2」。ここでは、超ゲームエリアにて実施されたニンテンドーDS用ソフト「ポケットモンスターブラック2・ホワイト2」ニコニコ超会議決勝ステージの模様を紹介する。

目次
  1. 一進一退の攻防が展開された準決勝
  2. ハッサムとローブシン、両選手のエースが激突!

「ニコニコ超会議2」に設けられた「超ゲームエリア」には、特別協賛の任天堂が用意した「みどりの土管」や、歴代任天堂タイトルのチラシが展示されていた。また、麻雀、ダーツ、ポーカーなどが楽しめる「超アナログゲームエリア」や、ニコニコ動画の人気ゲーム実況プレイユーザーによるゲーム実況プレイが間近で見られる「超ゲーム実況エリア」なども盛り上がりを見せていた。

その中の一角に設置された「超ゲーム大会エリア」では、「ポケットモンスターブラック2・ホワイト2」を使用した「ニコニコ超選手権2013決勝戦」が行われたので、その模様をお届けしよう。

一進一退の攻防が展開された準決勝

本大会のバトル形式はダブルバトルを採用。レベル1から100までのポケモン4から6匹をバトルボックスにエントリーし、対戦時にバトルボックスを見せ合いながら、4匹を選んでバトルに突入する。この際、レベル51以上のポケモンは自動的にレベル50になる。

対戦時間は1試合最大15分、対戦に出すポケモンを選ぶ時間は120秒、1ターンあたりの選択時間は60秒となる。

左から佐々木優一選手、山出優人選手
左から佐々木優一選手、山出優人選手

準決勝第1試合は佐々木優一選手と山出優人選手の組み合わせ。まずはじめに佐々木選手はラティオスとボルトロスを、対する山出選手はニョロトノとキングドラを投入。初戦ということで、互いの手の内がまったく見えない中での戦いとなったが、いきなり佐々木選手が「りゅうせいぐん」「かみなり」といった大技を連発、「みがわり」で様子を見ていた山出選手のキングドラを一撃で倒した。ニョロトノ・キングドラによる、「あめふらし」を利用しての素早い攻撃を狙っていた山出さんの出鼻をくじいた形だ。

その後は一進一退の攻防が続き、互いに1体ずつ倒したものの最後は時間切れ。結局1ターン目での判断力で上回った佐々木選手が決勝に勝ち上がった。佐々木選手は、攻撃力がぐーんと上がる「つるぎのまい」を覚えたハッサムをパーティに入れており、山出選手はどうしても防御に時間を割かなければいけなかった点も大きかったようだ。

左から戸高昇一選手、宮原弦輝選手
左から戸高昇一選手、宮原弦輝選手

続いて準決勝第2試合では、戸高昇一選手と宮原弦輝選手のバトルが行われた。ここでは両選手がパーティに入れていたクレセリアが大活躍。味方のポケモンを効率よく援護し、互いに隙を見せないバトルが展開された。

しかし、戸高選手のクレセリアは相手をもうどく状態にする「どくどく」を覚えており、宮原選手のポケモンをじわじわ追い詰める格好に。さらに戸高選手は「ドレインパンチ」などの回復手段を備えたローブシンを繰り出し、これが見事に的中。徐々にバトルを支配していった。最終的に、宮原選手の攻撃をほとんど寄せ付かないほどの強さで、完勝を収めていた。

ハッサムとローブシン、両選手のエースが激突!

そして決勝戦は、準決勝を勝ち上がった佐々木選手と戸高選手の組み合わせに。なお、準決勝までは1試合のみだったものの、決勝戦は3試合が行われ、先に2勝したほうが優勝というルールとなる。

1試合目は佐々木選手のハッサムが高い攻撃力で圧倒し、余裕を持っての勝利。佐々木選手のクレセリアが覚えていた、相手を確実にまひ状態にする「でんじは」も効果的に決まっていた。

しかし2試合目は戸高選手が戦略の立て直しに成功。まず、相手に補助系の技を使用不可能にさせる「ちょうはつ」を積極的に使ってクレセリアの「でんじは」を封じると、その後は終始戸高選手のペースでバトルが進み、1勝1敗のタイに戻した。

そして最後の3試合目は、佐々木選手のハッサムと戸高選手のローブシンがぶつかり合う白熱の展開に。ここでは2戦目で「でんじは」を封じられてしまった佐々木選手が再び上手い立ち回りを見せ、効果的に相手をまひ状態にしていく。さらに勝負どころで攻撃が急所に当たるなどの運の良さあり、見事に佐々木選手が勝利、優勝を掴みとった。

これまで猛威を振るっていたローブシンが倒れた瞬間、会場からは大きな歓声が沸き起こっていた。

優勝した佐々木選手には、ポケモンセンターオリジナルのニンテンドー3DS LLリザードンエディションが贈られ、大いに盛り上がった大会は幕を閉じた。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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