バンダイナムコゲームスは本日4月27日、幕張メッセにて開催中の「ニコニコ超会議2」において、2013年発売予定のPSP/PS Vita用ソフト「ゴッドイーター2」のステージイベントを実施した。
「ゴッドイーター2」ブースでは、等身大キャラクターや巨大アラガミのPOP、巨大な「捕食モード」バルーン、今夏発売予定の「1/7台場カノン」原型サンプルや発売中の「D-Artsアリサ」といったフィギュアなど、趣向を凝らした展示物の数々が用意されていた。
さらに、本イベントで初公開となるプレイ動画がPS Vitaの実機で上映されていた。その内容については後ほどお伝えするが、もちろん明日28日も上映されているので、興味のある人は足を運んでみてはいかがだろうか。
そして特設ステージでは、一日に渡り、さまざまなステージイベントが開催された。ここでは、その中から投稿されたプレイ動画の紹介や「ゴッドイーター2」の最新情報、WEBラジオの公開生放送と盛りだくさんの内容で送られた“GEステージ”の模様をお届けしよう。
「ゴッドイーターバースト」新DLCの配信日が6月6日に決定!試遊イベントも開催決定
ステージの前半では、「ゴッドイーター2」のプロデューサーを務めるバンダイナムコゲームス 富澤祐介氏、ディレクターを務めるバンダイナムコスタジオ 吉村広氏、そして2人の横でアラガミ「コクーンメイデン」さながらの姿で佇んでいた宣伝担当“コクーンモンデン”の3人が、投稿動画の紹介や今回のために用意した最新映像の解説、そして今後の展開に向けての最新情報を公開した。
当日の進行とコンパニオンを紹介した後、ユーザーから事前に募集していた投稿動画を紹介。今回ユーザーからは“縛りプレイ動画”と“バレットエディット動画”の2つを募集しており、やりこみの跡が見える動画の数々が出揃ったが、ここではその中から吉村氏がチョイスしたといういくつかの動画が公開された。
まずは、バレットエディットで打ち出す角度を調整することで銃身での攻撃のみで、目に見えないコンゴウまで倒したり、本来は銃を使って挑むクイックドロー3を銃を使わないでクリアしたり、チャージクラッシュ(バスターブレードの溜め攻撃)のみでアルダーノヴァを倒してみたりと、あえて自身に枷をかけることでテクニックを魅せる縛りプレイの3つを紹介。どれも条件をつけているからこその大胆かつ丁寧なプレイ内容となっていた。
続いてはバレットエディット動画を紹介。その自由度の高さから難易度も高いバレットエディットだが、ここでもセンスある演出の“俺バレット”が披露され、富澤氏、吉村氏ともにその出来栄えに感嘆の言葉を述べた。
さらに、投稿動画のお返しとばかりにショートソード&スナイパー、ロングブレード&アサルト、バスターブレード&ブラスト、ブーストハンマー&ショットガン、そしてチャージスピアを、今作で新たに加わった必殺技「ブラッドアーツ」や各銃身の特徴を中心に紹介した、会場で上映されたプレイ動画を吉村氏の解説付きで紹介。
ここでは、スナイパーだと相手に気づかれない“ステルスフィールド”が展開できたり、ロングブレードの新アクション“ゼロスタンス”では、構えをキャンセルすることで次の行動に移行可能となり、際限なく地上コンボを連係させることが可能なことが紹介されたほか、刀身毎に捕食口が違うことなど、細かい点にまで触れられたコメントが寄せられていた。
そして、前半のステージを締めくくったのは、富澤氏からの最新情報。ここでは、すでに発表されていた「ゴッドイーターバースト」の新たな無料ダウンロードコンテンツの配信日が6月6日に決定したことが明かされた。吉村氏曰く、ゲームを楽しみながら装備を整えていけるミッションになっており、さまざまな仕掛けも用意しているということなので、今後の詳細発表に注目しよう。
さらに、「ゴッドイーター2」の試遊イベントも近日中に開催決定。まだ実施場所、日程共に確定した状態ではなく詳細は後日発表予定とのことだが、「ゴッドイーター」ファンには待ちに待った機会と言えるのではないだろうか。
まさかの“おでんパン”試食もあった「GE>>RADIO」特別編
吉村氏が退場した後、「ゴッドイーター2」で台場カノン役として出演する広橋涼さんが加わり、富澤氏とともにパーソナリティを務めるWEBラジオ「GE>>RADIO」の特別編として、「台場カノンのGE>>RADIO 特別編 公開生放送 in ニコ超」が行われた。
最初のコーナーでは、先ほどの投稿動画と同様、ゴッドイーターチャンネルで募集した投稿イラストを紹介。主人公キャラとして公開されている女の子とデフォルメキャラたちが一緒になったものや、「ゴッドイーター2」のデザインになったカノンのイラストなどの数々に、富澤氏や広橋さんが思い思いのコメントを寄せていた。
続いては、番組内のレギュラーコーナー「射線上★ジャッジメント」。カノンが寄せられたお題に対してツッコミを入れるというもので、今回のお題は「実は私、生○○が好きなんです」というもの。
「チラリと見える生足」「生放送」「生活音」などバラエティに富んだ回答が寄せられる中、本作の開発を手がけるシフトから「ユーザーの生の声」という回答も。これを受けて富澤氏がユーザーの声を意識してチーム一丸で開発していることを熱っぽく語るなど、本作にかける強い意気込みが感じられる一幕も。
しかしながら、カノンからは「ねえねえ、この程度なの公式って」という厳しいツッコミが。実はコクーンモンデンが普段はツッコミを考えているのだが、今回はゴーストライターが担当しているということで、カノンのトゲトゲしい部分だけが強調されるツッコミに、広橋さんや富澤氏がフォローを入れていた。
最後に、本作の新キャラクターであるナナの大好物である“おでんパン”のデザインの変遷を紹介しつつ、実際にパンにおでんを挟んでみての試食会が実施された。
広橋さんがそのままはさんだもの、コクーンモンデンがからしをたくさんかけたものを食べることになり、なかなかにシュールな姿ではあったが、広橋さんからは「串があると食べづらい」「からしがあると意外といい組み合わせになる」など、思いのほか真面目な意見が寄せられていた。
なお、ステージイベントは明日4月28日にも実施されるが、こちらの模様もレポートする予定なのでぜひチェックしてほしい。