フォグは、同社が展開するプロジェクト「PROJECT Re:」として、PC用ソフト「風雨来記3」を2013年5月31日に発売する。価格は3,990円(税込)。
「風雨来記3」は、“旅ゲー”の代名詞とも言われるアドベンチャーゲーム「風雨来記」シリーズ第3作。今作では、1作目の舞台となった道東・道北に加えて道央・道南まで網羅しており、北海道全体の112ヶ所を4週間で巡ることとなる。
好きな道を行きたい方向にバイクで移動しつつ、ひとり旅を楽しむも良し、ヒロインとのストーリーを堪能するも良し。「風雨来記」シリーズ本来の自由度全開な旅が楽しめるぞ。
本編4週間のうち、3日目までプレイできる「prelude」はすでに発売されているが、ここでは「風雨来記3」のあらすじや登場ヒロイン、搭載されているモードなどを紹介していこう。
あらすじ
主人公・千尋は、姉の影響でバイクに興味を持つ。
しかし、高校時代は足代わりにしかバイクの用途がなく、
本当の「旅」は未知の世界でしかなかった。
そんな時、旅ライターの募集を目にした主人公は、出版社の門をたたく。
編集者・渋川にチャンスを与えられ、
憧れでもある”あの人”もかつて参加していた心光展の若手部門「鋭明展」へ挑戦することに。
”あの人”も目指す「最高の一枚」を求めて、まずは大洗フェリーターミナル!
エピソードごとの登場ヒロインを紹介
「おんなの一人旅」編 逢沢なぎさ(CV:彩瀬 ゆり)
苫小牧へのフェリーの上で出会った年上の彼女は、リッター超のビッグバイクを駆って北海道最南端から最北端まで、岬めぐりをするという。
一見気丈に見える彼女だったが、一緒に旅を続けるうち意外な一面を見せ始める。彼女が仕事を辞め旅に出た理由。そして彼女の言う旅の終りけとは?宗谷岬に向け北上するうち、主人公はその真実を少しずつ知ることに…。
「秘湯の旅」編 富村泉(CV:横尾 恵)
温泉で出会った一見変わった女の子。時折湯の里を訪れては露天風呂に入るのが趣味とのこと。そのせいかやたらと温泉のことには詳しいが、携帯電話を知らなかったり、どこか浮世離れしている。
おまけにどこに住んでいて、どこからやってくるのか…主人公のことを「兄上」と呼んで慕う彼女の正体は…?そして主人公によって彼女に芽生えた感情とは…?
「思い出のメロディー」編 水科小夜(CV:英 みらい)
旅の途中、湖畔で物憂げに佇む少女に出会う。彼女のひざの上には小さなオルゴールが。曲のことを聞いてもわからないと言う。
彼女はそのオルゴールの曲のことを知りたくて北海道にやってきたのだ。手かがりは何枚かの写真だけ。旅なれておらず、北海道の地理にも疎い彼女を見て、主人公は一肌脱ぐことに…。
各ゲームモードを紹介
アドベンチャーモード
スポット内を矢印に従って移動し、ときおり選択肢に答えながら、メッセージウィンドウに表示される物語を読み進めていく。
撮影モード
スポット内で記事に使用する写真を撮影できる。もちろん、ヒロインの写真も撮影可能。
ツーリングモード
全道を自由にバイクで疾走するモード。次々に変化する風景を楽しみながら、交差点では行きたい方向を選択する。
インターネットモード
写真つきの記事を毎晩アップ。今回、読者からのレスポンスは、短文投稿サイトで寄せられる。
このほかにも、隠しスポットやわき見モードなど、お馴染みの要素も搭載されているぞ。
また、「PROJECT Re:」では、「風雨来記3 prelude」や「風雨来記3」のほか、MISSINGPARTS企画チームによる第一弾「封印」が発売されている。興味のある方は、本プロジェクトのサイトもチェックしてみよう。
「PROJECT Re:」公式サイト
http://www.fog.jp/Re/