主題歌「明日への鼓動」の生歌も披露されたPS3/PS Vita「英雄伝説 閃の軌跡」先行体験会の模様を紹介―新要素を体験できた試遊レポートも!

主題歌「明日への鼓動」の生歌も披露されたPS3/PS Vita「英雄伝説 閃の軌跡」先行体験会の模様を紹介―新要素を体験できた試遊レポートも!

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日本ファルコムは本日7月7日、PS3/PS Vita用ソフト「英雄伝説 閃の軌跡」の体験イベント「『英雄伝説 閃の軌跡』×プレコミュ先行!!トールズ士官学校オープンキャンパス!」を開催した。ここでは、試遊レポートおよび第一部の模様をお届けする。

イベント当日は、抽選で集まった合計120名が2013年9月26日に発売を予定しているPS3/PS Vita用ソフト「英雄伝説 閃の軌跡(以下、閃の軌跡)」の試遊を楽しんだほか、そちらの感想をグループディスカッションでまとめて日本ファルコムのスタッフに届けるトークセッション、Falcom jdk BAND(以下、jdk BAND)が主題歌などを披露したライブと盛りだくさんの内容で送られた。

会場内には軌跡シリーズや「イース」にちなんだ展示物の数々が。
「閃の軌跡」の試遊レポートをお届け!

今回は会場内にてプレス向けに試遊の時間をいただいたので、軌跡シリーズ全タイトルをプレイしている筆者ならではの視点での試遊レポートをお届けしよう。

なお、今回はPS3版がイベントバージョン、PS Vita版がバトルバージョンという異なる内容での試遊となったが、ほぼ同じような感覚でプレイに興じることができた。

基本的な戦闘の進行は前作までを踏襲

今作ではダンジョン内を探索し、シンボルエンカウントによって敵との戦闘が開始する、過去のシリーズと同様の戦闘の流れとなっている。移動中は○ボタンを押すことでキャラクターが攻撃を繰り出すことができ、正面からの攻撃で足止め、背面からの攻撃でモンスターを気絶させた上で有利に戦闘を開始することができる。

攻撃手段は通常攻撃のほか、各キャラクター特有の技「クラフト」、戦術オーブメント「ARCUS」にあらかじめクォーツを装備しておくことで発動可能な「アーツ(導力魔法)」が用意されている点も前作までと同様。ただし、今作ではアーツを発動させる上で必要なクォーツの仕様が大きく異なっているなど、大幅な変更がなされている。

クォーツの用途が明確に区分されたことで広がる選択の自由

前作までは、各クォーツごとに設定された属性値を組み合わせて、その数値の合計に応じて発動可能なアーツが設定されていたが、今作ではアーツを発動できるクォーツがそれぞれ単独で用意されており、強力なアーツを繰り出すために属性の組み合わせを考えながらクォーツをセッティングする手間がなくなった。

もちろん従来の「攻撃1」などのパラメーター強化系のクォーツも個別に登場するため、必要なアーツの習得とパラメーター強化がよりプレイヤーの望む方向に合わせて組み込めるようになったのは大きいポイントといえるだろう。

ただ、それだけでは逆にキャラクターごとにどの能力に特化するのかといった、大枠での成長方針が定めづらくなると思うのだが、本作では「マスタークォーツ」と呼ばれる、ARCUSの中央のスロットにセットできる特殊なクォーツが用意されていることでその点が解消されている。

マスタークォーツは戦闘ごとに経験値を獲得しながら成長し、レベルが上がると基本パラメーターや特殊能力が強化されるほか、使用可能なアーツの種類も段階的に増えていく。つまり今作でのキャラクターの成長は、このマスタークォーツで基本的なステータスの方向性を定め、そのほかのクォーツで細かくステータスを強化したり、必要なアーツを覚えていく流れとなっている。

ここまでの内容でもう一点紹介しておきたいのが、“ライン”の存在。今回もキャラクターごとにスロットはいくつかのラインに分かれているのだが、先述の通り、属性の組み合わせを考える必要がないため、どのような意味合いがあるのかは気になるところ。ちなみに、これまで同様にラインが少なければ少ないほどEPの最大量は多いようだ。

また、アーツについてだが、今回プレイした限りでは見たことのない名称の名前が多数あり、おそらく使えるアーツの種類は増えている印象。こちらは実際のゲームで確認してみてほしいと思う。

キャラクターごとに特徴的なクラフト&Sクラフト

一定のCP(クラフトポイント)を消費して繰り出す「クラフト」、CPを100以上消費してより強力な攻撃を繰り出す「Sクラフト」は前作までとほぼ同様のシステム。ただし、今作ではキャラクターの等身が上がったことでより躍動感のある動きとカットインでゲームを盛り上げてくれる。

一方で、「英雄伝説 零の軌跡」や「英雄伝説 碧の軌跡」に登場したコンビクラフトやサポートクラフトの要素は登場しない模様。ただし、それらの要素をよりアクティブなかたちに昇華しているのが、後述する「戦術リンク機能」だ。

「戦術リンク機能」の登場でよりアクティブな戦闘に

新要素「戦術リンク機能」は、2人のキャラクターをあらかじめリンクさせておき、戦闘時に相手の体勢を崩すことで追撃、ラッシュ、バーストといった「リンクアタック」を繰り出すことができる。

その要素の要となるのが今作から導入された【斬】【突】【射】【剛】という4タイプの攻撃属性。敵にはそれぞれ弱点属性があるため、事前に敵の情報を分析する「アナライズ」などを駆使して、戦闘を有利に進めるのがベストと言えそうだ。

また、キャラクターの組み合わせごとに戦闘中、さまざまな能力を自動で発動する「リンクアビリティ」や、リンクアタックによって戦闘が終了すると、対象となる2人のキャラクターの会話が楽しめるなど、かなり幅広い要素となっている。筆者は今回あまり試すことができなかったが、戦闘においても局面を左右する要素にもなりそうだ。

大きく進化したグラフィックは見ごたえ十分

正直、これまでの軌跡シリーズのキャラクターがデフォルメキャラだったことから、等身の高いよりリアルなキャラクターでグラフィック面をしっかりと表現できるのだろうかと邪推していたのだが、イベント、ダンジョン探索、バトルを通してその不安はほぼ一掃された。

イベントシーンの動きもなめらかに動いていて、キャラクターの行動周りのUIもほぼ今回のグラフィックに適した仕様となっていた。また、3Dでの戦闘はとにかく動きがモッサリしやすい印象があるのだが、今作に関してはその点も問題なさそうなので、製品版のクオリティにも期待が持てるだろう。

製作のエピソードなどが語られたトークセッション

各10名ずつ6班に分かれた来場者は、ゲームをプレイした後に10分間のグループディスカッションを経て、日本ファルコム 代表取締役社長の近藤季洋氏、jdk BANDのドラム担当・岡島俊治さん、キーボード担当・上倉紀行さんの3人の“先生”にゲーム全体の印象、キャラクター、音楽の3点から感想を述べることに。

(左から)岡島俊治さん、近藤季洋氏、上倉紀行さん
(左から)岡島俊治さん、近藤季洋氏、上倉紀行さん

まずゲーム全体の印象についてだが、グラフィックがなめらかで綺麗になっている、クォーツの組み合わせ方が大きく変わっていていろいろ試せたという意見が。

先行して本作を遊んでいた上倉さんは、「水面に映る街並みなど意識しないところにも力を入れている」と日本ファルコムらしい作りこみの部分に“揺るぎないファルコム魂”を感じたそう。それには岡島さんも同意したようで、「自然や建物、情景描写が卓越した、伝統的に脈々と流れているファルコムのよさが今作でも表れている」と語った。

近藤氏からは戦闘システムに関して、これまでのシリーズでは戦闘中、見ている時間が長かったことからそれを何とかしたいという思いがあったそう。そして、見ている時間をなくすか、見ている時間に何かをしてもらうという発想から生まれたのが「戦術リンク機能」で、これにより、アクションの気持ちよさが増えるだけでなく、戦闘も短時間で進めるようになったと離した。

続いてキャラクターについては、今回は主人公をはじめとした特科クラス≪VII組≫に加えて教官であるサラをパーティキャラクターとしてプレイすることができた中で、「サラが強くてカッコいい」「アリサが可愛い」という意見などが飛び出した。

また、キャラクターの描写の中で「リンクアタック後の2人の会話がすごくいい」という話については、近藤氏から「スケジュールが詰まっていて、入れようか悩んでいた」という製作エピソードが。しかし、最終的には近藤氏の“社長命令”により入れることになったということで、好意的な感想に喜んでいる様子だった。

また、本作では、最初から≪VII組≫のメンバー9人を一緒に登場させているという。最初から全てのキャラクターが登場すると各キャラクターのドラマがなくなるのではという不安はあったそうだが、目的も意図もわからないメンバーが一緒に集まるという背景が今作のイメージに合うと考えたそうだ。

最後に音楽についてだが、来場者からは、日本ファルコムらしいノリのいいビートの曲である点、そしてPS3とPS Vitaによって音質が向上している点が意見として挙げられた。

また、今作で楽曲制作にも関わる岡島さんと上倉さんは、それぞれ「今の時代の音楽の作り方にFM音源を入れていた」「バトルやフィールドで流れるノリのいい曲を作った」と自身の手がけた楽曲について説明。そんな2人が楽曲制作の上で共通していたのが、「ただの情景描写ではなくプレイヤーの感情を代弁する」というイメージだという。

さらに、本会場でオープニングムービーの完成バージョンを披露。近藤氏曰く、オープニング曲については一度聴いたら口ずさんでしまうような曲を意識しているといい、ムービーについてもその楽曲に合わせて映像を追加して完成させたと話していた。

最後に近藤氏から、RPGが厳しいと言われる中で「閃の軌跡」は日本ファルコムにとって大きなチャレンジであり、今作のグラフィック表現のためにいちから開発エンジンを作り上げ、これまでの軌跡シリーズ同様のボリュームを実現させるための苦労があったと説明。その上で「今後は最終的なチューニングを行っていきたい」と締めくくった。

jdk BANDによるミニライブも!
小寺可南子さん
小寺可南子さん

ホームルームが終わるといきなり登場したのは、jdk BANDのボーカル担当・小寺可南子さん。自身が担当する「閃の軌跡」のオープニングテーマ「明日への鼓動」を歌い上げると会場からは大きな歓声が沸き上がった。

その後は、岡島さん、上倉さん、そしてベース担当の榎本敦さんを加えて、小寺さんが鍵盤ハーモニカを演奏したり、岡島さんがカホンを演奏したりと、普段のjdk BANDのライブとは少し異なるアコースティック編成のライブを披露。

「英雄伝説 零の軌跡 Evolution(以下、零Evo)」の「On The Green Road」、「英雄伝説III 白き魔女」のED曲「デュルゼルの手紙」、「零Evo」の主題歌「way of life」のジャズバージョン、そして最後には「パンドラ」(「イースVI ナピシュテムの匣」)を来場者とともに大合唱した。

会場からの退出時、来場者特典となるCDが直接手渡されていた。

第一部の終了後、jdk BANDの4人と近藤氏から本日の感想を聞いたので最後に紹介しよう。

岡島さん:来ているみなさんが本当に生き生きと楽しんでいて、「閃の軌跡」というゲームを楽しみにしている様子が肌でわかった素晴らしいイベントだったと思います。僕自身も「閃の軌跡」をプレイするのを楽しみにしていますので、完成を楽しみに待っていようと思います。

榎本さん:オープニングムービーなど今日初めて見たものがありましたし、初プレイもできて、本当に楽しみだなというのを体感できたイベントだったと思います。ライブも楽しくて、みなさんにも楽しんでいただけたかなと思います。

小寺さん:今日は入口入ったところからファルコムさんの衣装の数々が飾ってあったりして個人的に嬉しく思っていて、中に入ったらさらにもっと素敵なことになっていたので、今日はお客さん側として来たかったと思うぐらい羨ましいなと思いながら見ていました。こんな素敵なイベントでライブを演らせていただけて嬉しくて、ゲームの発売もすごく楽しみです。ぜひ今後もこうしたイベントをやっていただいて、その時には自分も応募して当選したいなと思っています!(笑)

それと初めて披露した「明日への鼓動」ですが、ありがたいことに私が歌わせていただくことになりまして、すごくいい曲をいただけたなと思いました。曲を聴いててもゲームのストーリーが始まっていくことを感じたので、曲からみんなにワクワクしたものをプレゼントできたらいいなと思って歌いました。今後はいろいろなところでみなさまの耳に入る機会もありますので、たくさん聴いて覚えてもらって、一緒に歌ってもらえればいいなと思います。

上倉さん:今日は抽選で選ばれた方々がいらしていたんですが、そんなことを感じさせないくらいグループごとに仲良く話して意見を言い合っているのを見て驚きましたし、このゲームに対する期待度が高いのだなと強く感じました。曲に関してもjdk BANDはじめ、メンバーがいろいろ関わっているので、曲も一緒に楽しんでもらえればと思います。

近藤氏:ファルコムがこういうかたちで開発中のタイトルの体験会を開くというのは、僕が知っている範囲では初めてのことなのではないかと思います。準備もそれなりに大変でして、どうなるのか、そして何を言われるのかドキドキしたのですが、お集まりいただいたお客さんからは心強い言葉をいただき、完成に向けてもっと頑張っていければという思いを新たにしました。

「閃の軌跡」に関しては、今までのファルコムがやらなかったことをたくさんチャレンジしたタイトルになります。僕自身は「総力を結集して」という言葉は安易に使われてあまり好きではないのですが、このタイトルについてはファルコムにいる60人弱の総力を結集して、ひとりひとり持っている力を出しきって完成に向けているタイトルですので、みなさんぜひよろしくお願いします。

英雄伝説 閃の軌跡

日本ファルコムPS3パッケージ

  • 発売日:2013年9月26日
  • 価格:8,190円(税込)
  • 12歳以上対象
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英雄伝説 閃の軌跡 限定ドラマCD同梱版

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  • 発売日:2013年9月26日
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※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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