スクウェア・エニックスは、2013年11月21日に発売を予定しているPS3/Xbox 360用ソフト「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII」において、第4の大陸となるウィルダネスや、その大陸を舞台に展開するメインクエストの情報を公開した。
第4の大陸「ウィルダネス」
本作の舞台となる「ノウス=パルトゥス」は4つの大陸で構成されている。これまでにルクセリオ、デッド・デューン、ユスナーンの情報が公開されていたが、今回、第4の大陸「ウィルダネス」の存在が明らかとなった。
ウィルダネスは、かつてグラン=パルスにあった雄大な自然の名残がある大陸。獣たちは本能のままに生き、人々は自給自足の生活を送っている。自然豊かな外観とは裏腹に、混沌の動きが活発な地域でもある。大きな岩のくぼみに作られた駅もあり、駅のホームからは広大な自然を眺めることができる。
終末を迎える世界とは思えないような緑の豊かさで、森林地帯が広がっている場所があったり、森の奥には、かつてセラたちと共に旅をしたモーグリが治める「モーグリの里」もある。ウィルダネスにある集落のひとつ「カンパスファーム」では、特産品であるギサールの野菜が栽培されている。
モーグリ(CV:諸星すみれ)
「モグは――ライトニング様に合わせる顔がないクポ……。」
混沌の渦にのまれ、時の狭間をさまよっているうちに出会った仲間たちとモーグリの里を築き、今は里長を務めている。セラを守れなかったことを長年悔み続けていた。
メインクエストの一部を公開!
サッズにまつわるメインクエスト
眠り続ける息子のドッジを目覚めさせるため、決して諦めなかったサッズ。しかし、いまだに息子を救えずにいることが、彼の心に深い闇を落としている。どうやら、ドッジは魂が別の場所にあるため、何百年も眠ったままのようだ。長い間苦悩し続けるサッズを救うため、ライトニングはドッジの魂を見つけ出せるのか…!?
サッズ・カッツロイ(CV:江原正士)
「話は終わりだ。こちとらドッジのことで忙しい。」
墜落した飛空艇を改造して作った家で息子のドッジと共に暮らしている。世界の崩壊が始まった時から眠ったまま目覚めないドッジを救うことができず、何百年もの間、苦悩し続けている。
白いチョコボが登場するメインクエスト
ウィルダネスには、「ヴァルハラの天使」と呼ばれる幻の白いチョコボが存在している。ライトニングはそのヴァルハラの天使がモンスターに襲われているところを助けて保護する。チョコボは一命を取り留めたものの、エサを食べないため、このままでは衰弱してしまい、命も危ない。ただ、なぜかライトニングの言うことは聞いてくれるので、チョコボの世話をしていくことになる。
新たに判明したバトルシステム&ウェア
シーンドライブ
GPアビリティ「オーバークロック」発動中に限り、さらにGP(グローリーポイント)を一定量消費することで繰り出せる必殺技。装備している3つのウェアを切り替えながら、閃光のごとく斬撃を浴びせていく。
過去作でもライトニングの必殺技としてシーンドライブは登場しているが、今作ではよりスピーディーに、かつダイナミックな技になっている。ライトニングの激しい斬撃にモンスターは手も足も出ず、されるがまま!
ウェア「ハートスティーラー」
「ハートスティーラー」は、移動攻撃や回避に向いている身軽なウェア。動きのあるアビリティと合わせて軽快なアクションが楽しめる。
今作では装備した武器によって、攻撃時の動きが変化することが特徴。例えば、レイピアを装備すると通常攻撃がフェンシングのような素早い動きに変化し、突き攻撃も発動するようになる。