バンダイナムコゲームスは、プレコミュとのコラボレーションによる「『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』×『プレコミュ』」プレミアム体験会イベント」を本日8月24日に開催した。ここでは、第一部の模様をお届けする。
プレイステーション公式コミュニティ「プレコミュ」とのコラボレーションにより行われた本イベントでは、発売を来週に控えた本作を一足早くプレイすることができたほか、販促グッズの展示や、本作を用いたゲーム大会も行われた。
大会には、バンダイナムコゲームスからは本作のプロデューサーを務める新野範聰氏、開発を手がけるサイバーコネクトツーからは代表取締役社長 松山洋氏、プロジェクトリーダー 中舎健永氏、リードアーティスト 木下義崇氏もシード枠として参加するなど、終始盛り上がったイベントの模様をお届けしよう。
まず最初に行われたのが、30分間の練習タイム。今回が初めてゲームを触る機会ということもあり、普段格闘ゲームを遊んでいる人から初心者まで、思い思いにプレイを楽しんでいる様子が伺えた。また、ここでも開発陣が姿を見せており、参加者にさまざまなアドバイスをしていた。
練習タイムが終わると、いよいよゲーム大会がスタート。今回の大会では8チーム(1チーム5名)に分かれて行われるトーナメント形式となっており、対戦は試合ごとに抽選で選ばれた1名が行う1セットマッチ。キャラクターは1~8部に登場する全てのキャラクターが使用可能だ。
今回は、Ustream番組「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルリーグ」にも出演している新野氏、松山氏に加え、プロジェクトリーダーとして企画の骨格を担った中舎氏、原作者・荒木飛呂彦氏のグラフィックを再現した木下氏が登場し、各試合の実況解説をしつつ、シード枠として2回戦からゲーム大会にも参加。
試合前に行われたトークパートでは、1年半にわたる開発について中舎氏が、ジョジョ好きのスタッフを集めたこともあり、チーム内での提案が矢継ぎ早に出てくるなど時間が足りない中でも、チーム一丸で作り上げた珠玉の逸品になっていると話していた。
いよいよ試合がスタートすると、参加者は30分間の練習で使い込んだキャラクター、自身が気に入っているキャラクターなど思い思いのキャラクターを選択し、対戦に臨む。
そして2回戦からは開発陣がいよいよ参戦。ジョセフとシーザーで波紋を練りあったり、承太郎とDIO、ジョナサンとディオ、ジョニィとヴァレンタインといった因縁の組み合わせが楽しめたものの、中舎氏を除く3人は2回戦で敗退。対戦相手の実力はもちろんだが、「ゲームプレイがすごく苦手」と松山氏が話していた通りの結果となった。
しかしながら、サイバーコネクトツーでも一番上手いという中舎氏は、その実力を遺憾なく発揮し、見事決勝に進出。決勝戦の相手である“たけのこ”さんは練習タイム中、ずっとプレイをし続けたというブチャラティで挑戦するということで、同じく第5部のディアブロで応戦することとなった。
わずかな時間であるものの、しっかりとやりこんできた成果が見える相手に対して、中舎氏は終盤にグレートヒートアタックを狙ったものの逆に返されてしまったことで劣勢に。そのまま逃げ切り勝利した“たけのこ”さんは、感想を求められるとブチャラティのセリフ「アリーヴェデルチ」で決め、会場を沸かせた。
優勝チームには、会場に展示されていた第1部~第8部のフィギュアの中から好きなものがひとつプレゼントされたほか、発売前日の8月28日に開催されるイベント「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル 発売前夜祭ッ!」への招待も決定。さらに、本イベントにジョナサン・ジョースター役の興津和幸さん、東方仗助役の羽多野渉さん、東方定助役の真殿光昭さんが出演することもここで発表された。
残った4体のフィギュアをプレゼントする抽選会が行われた後には、エキシビジョンマッチとして、ダウンロードコンテンツで配信される追加キャラクター・矢安宮重清(CV:山口勝平)を中舎氏が実演プレイ。自身のスタンドであるハーヴェストを使って移動したり、身長の低いために攻撃が当てづらいといった、“重ちー”(矢安宮重清のあだ名)独特のスタイルをチェックすることができた。
最後に開発陣からそれぞれコメントが寄せられつつ、本イベントは終了となった。