バンダイナムコゲームスは、2013年11月28日に発売を予定しているPS3用ソフト「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE」の登場機体や、期間限定版にプロダクトコードが付属する「スーパーロボット大戦OG ダークプリズン」の情報を公開した。
「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE(以下、INFINITE BATTLE)」は、20年以上の歴史を持つ「スーパーロボット大戦」でオリジナル主人公機として登場し、「スーパーロボット大戦OG」シリーズでも活躍するロボットたちによる対戦アクションゲーム。
PS2用ソフト「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」(2007年)での「EPISODE:1 DIVINE WARS(ディバイン・ウォーズ)、「EPISODE:2 THE INSPECTOR(ジ・インスペクター)」のプレイヤー機(味方機体)が主に登場し、銃やサーベルを持ったロボットや格闘戦用ロボット、女性型ロボット、大剣を持ったスーパーロボットなど多彩な機体によるバトルアクションを楽しむことができる。
通常、「スーパーロボット大戦」でのロボットはディフォルメタイプで描かれているが、今作はリアル頭身となっており、さまざまなバトルスタイルを持つロボットたちの操作や戦闘、派手な必殺技の演出が用意されている。
バトルは最大3機で編成されたチーム対チームよって行われ、プレイヤーが操作する機体以外は僚機となり、コンピューターが操作。簡単操作でさまざまな技を繰り出すことができるため、アクションゲームが苦手な人でも気軽にハイスピードバトルを楽しめる。
1人で対CPU戦を楽しむ3つのモードのほか、ネットワークを介して全国のプレイヤーたちと対戦するモードも用意。また、改造や強化パーツの装着によるロボットのカスタマイズが可能だ。
さらに、2014年3月31日までの限定生産となる期間限定版では、PS3ダウンロード専用タイトル「スーパーロボット大戦OG ダークプリズン(以下、ダークプリズン)」をダウンロードできるプロダクトコードが付いてくる。こちらは2014年春に3,000円(税込)でのダウンロード販売を予定しており、単品購入もお得に、そしていち早く遊ぶことができるぞ。
第1報となる今回は、「INFINITE BATTLE」の登場機体や戦闘シーンを紹介するとともに、「ダークプリズン」のプレストーリーや登場キャラクターについてもお届けしよう。
「INFINITE BATTLE」の登場機体&戦闘シーンを紹介!
アルトアイゼン・リーゼ
パイロット:キョウスケ・ナンブ(CV:森川智之)
初出:ワンダースワン「スーパーロボット大戦COMPACT2」(2000年)
ATX計画で開発されたパーソナルトルーパー、アルトアイゼンに大幅な改修を施した機体。ヴァイスリッターの予備パーツと、機体バランスを著しく損なうという理由で採用が見送られていたリボルビング・バンカーを装備し、他の武装も全て一回り大型の物に変えられている。また、テスラ・ドライブも装備しているが、その機能は機体のバランス調整と突進力向上のために使われているので、長時間の飛行は不可能。その結果、アルトアイゼン・リーゼはパーソナルトルーパーとしては破格の火力と突進力を獲得したが、アルトアイゼン以上に扱いが難しい機体となった。
5連チェーンガン
アルトアイゼン・リーゼの左腕に装着されている銃器。ゲームでは中距離の射撃武器として使用。連射が可能。
リボルビング・バンカー
アルトアイゼン・リーゼの右腕に装着されている撃発式の大型杭打ち機。敵機との間合いを一気に詰め、杭を打ち込む。
アヴァランチ・クレイモア
アルトアイゼン・リーゼの両肩に装備されている近距離・指向性近接戦闘用炸裂鋼球弾発射機構。敵機に対し、多数のベアリング弾をばらまく。
リボルビング・バンカー(必殺技)
リボルビング・バンカーの高威力版。下からえぐるように右腕を振り上げ、敵機に杭を撃ち込み、連続して撃発させる。
ソウルゲイン
パイロット:アクセル・アルマ-(CV:神奈延年)
初出:GBA「スーパーロボット大戦A」(2001年)
アクセル・アルマーが搭乗する格闘戦用の特殊人型機動兵器。パイロットの動きを機体に連動させるダイレクト・アクション・リンク・システムや、ダイレクト・フィードバック・システム、ABMD(人工骨格筋肉駆動)システムによって、高い追従性と運動性を発揮する。
また、両肘部には特殊液体金属製の格闘用ブレードが装備されており、両拳との併用による攻撃手段によって、優れた格闘戦能力を発揮する。
聳弧角(しょうこかく)
ソウルゲインの両肘部に装備された特殊液体金属製の格闘用ブレードで敵機を斬る。「聳孤(しょうこ)」とは、青い鱗や鬣を持つ麒麟の名称である。
青龍鱗・剛撃(せいりゅうりん・ごうげき)
ソウルゲインの下腕部各所には特殊なエネルギー・フィールド発生装置が装備されており、そこからエネルギーを放出して敵機を攻撃する。
玄武金剛弾(げんぶこんごうだん)
下腕部を切り離して射出し、さらにブースターで加速・旋転させて敵機に命中させる。
サイバスター
パイロット:マサキ・アンドー(CV:緑川光)
初出:FC「第2次スーパーロボット大戦」(1991年)
地底世界ラ・ギアスの神聖ラングラン王国で開発された人型機動兵器。風の精霊サイフィスの加護を受け、「風の魔装機神」という異名を持つ。
メイン動力はフルカネルリ式永久機関。そのパワー効率を高めるため、操者(パイロット)のプラーナが必要とされる。運動性と機動性に優れ、ディスカッター(剣)による近接戦闘を得意とする。装甲材質はオリハルコニウムで、呪符的効果のある数秘学を元にした幾何学模様が金属粒子レベルで封じ込められており、魔術的防御も高い。
カロリックミサイル
カロリック(熱素)を放出する武器。ゲームでは中距離の射撃武器として使用。連射が可能。
ディスカッター
サイバスターが持つオリハルコニウム製の剣。サイバスターの高運動性を活かし、敵機に数回斬りつける。
バニティリッパー
ディスカッターの上位武器。虚の空間を使って物質を斬る。二分割が可能な大剣で、それを両腕で持って連続攻撃を行う。
アカシックバスター
サイバスターの代表的な必殺技。まず最初に魔法陣から火の鳥を召喚。その後、サイバスターは高速巡航形態であるサイバードへ変形し、火の鳥と同化して敵機へ突撃する。
フェアリオン・タイプS
パイロット:ラトゥーニ・スゥボータ(CV:平井理子)
初出:GBA「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2」(2005年)
リクセント公国からの依頼と資金援助を受け、テスラ・ライヒ研究所が開発したアーマードモジュール。アステリオンのテスト用機体フレームやテスラ・ドライブを改造・小型化し、極限までの軽量化が図られた。
そのため、機動性・運動性はアステリオンに追随する。また、ぜい弱となった装甲を補うためのエネルギー・フィールド発生装置と、特殊なマン・マシン・インターフェースが搭載されている。
バースト・レールガン
アーマードモジュール用の銃器。グリップ前にあるバッテリーを用いて弾丸を電磁誘導&加速させ、発射する。
ソニック・スウェイヤー
フェアリオンの両腕部に装備された打突用武器。切っ先に電磁誘導加熱した金属粒子を固定し、攻撃を行う。
ボストーク・レーザー
フェアリオンの両肩部に密集配備されたレーザー砲。焦点制御により、大口径レーザーと同等の威力を発揮し得る。
スレードゲルミル
パイロット:ウォーダン・ユミル(CV:小野健一)
初出:PS「スーパーロボット大戦α外伝」(2001年)
インスペクター事件中に暗躍した特殊任務実行部隊シャドウミラーで運用されていた特殊人型機動兵器。大型ドリルを装着したブーストナックルや斬艦刀など、グルンガスト参式(2号機)に似た武装を持ち、格闘戦や剣撃戦において高い能力を発揮する。
また、機体フレームや装甲などには自己修復機能を持った金属細胞・マシンセルが用いられている。
ドリル・インフェルノ
敵機へ急速接近し、額上部に装備されている超硬度インパクト・ヘッドを叩きつける。
ドリル・ラッシュ
スレードゲルミルの背部に装備されている反転式スタビライザー兼ドリルクラッシャーを両腕の先端に装着し、敵機を殴打する。
斬艦刀
スレードゲルミルが用いる大型剣。柄部に充填されている有機高分子結晶核を含有した特殊液体金属が膨張・再硬化して刃となる。その後、敵機へ急速接近し、斬りつける。
量産型ゲシュペンストMk-II
パイロット:ラッセル・バーグマン(CV:青木崇)
初出:GBA「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION」(2002年)
マオ・インダストリーが開発したパーソナルトルーパー、ゲシュペンストMk‐IIの量産移行型。マニピュレーターの搭載による武装換装の簡便性、二足歩行やホバリングによる高い踏破性が特徴。
また、TC-OSによって、パイロットは状況判断に徹し、最小限の操作をするだけで、機体自身がオートマティックに適切なモーションを選択し、パイロットが意図した行動を達成する。ただ、大気圏内の運用において単独で飛行することが出来ず、ジャンプや短時間の滑空といった限定的な空戦能力しか持ち合わせていない。
M950マシンガン
パーソナルトルーパー用のサブ・マシンガン。ゲームでは中距離の射撃武器として使用。連射が可能。
ネオ・プラズマカッター
パーソナルトルーパー用のエネルギー剣。敵機へ急速接近し、斬りつける。
ジェット・マグナム
敵機へ接近し、右手で殴りつけた後、左腕部に備えられている3本の打突用武装プラズマ・ステークを突き立てる。
「ダークプリズン」のプレストーリー&登場キャラクターを紹介!
「ダークプリズン」は、昨年に発売されたPS3用ソフト「第2次スーパーロボット大戦OG」のサイドストーリーである短編作品(25話程度)。
本作は「第2次スーパーロボット大戦OG」で好評を博した美麗なグラフィックやゲームシステムを継承し、ストーリーはこれまでのスーパーロボット大戦OGシリーズ作品と趣を変え、スーパーロボット大戦の初期シリーズから登場しているライバルキャラクター「シュウ・シラカワ」が主人公となり、邪神ヴォルクルスの復活を目的として行動する。
そしてゲーム中で、「第2次スーパーロボット大戦OG」の序盤、地底世界ラ・ギアスでの戦いで語られなかった謎が明らかになるぞ。
プレストーリー
新西暦と呼ばれる時代。
軍事結社ディバイン・クルセイダーズの決起に荷担し、異星人との闘争のきっかけを作り、その後も暗躍を続けたシュウ・シラカワ――彼は、異世界から襲来した戦闘集団との闘争「修羅の乱」の終結間際、地球連邦軍の独立特殊戦隊(後の「鋼龍戦隊」)に対し、突如牙を剥いた。
そして、激闘の末、シュウは敗れ、搭乗機ネオ・グランゾンと共に爆散した。しかし、彼は地底世界ラ・ギアスにて邪神ヴォルクルスを崇める教団の大司教ルオゾールの術によって甦る。記憶の一部を失いつつも現世に舞い戻ったシュウは、ヴォルクルスの封印を解くため、数名の協力者と共に行動を開始する……。
キャラクター&機体紹介
グランゾン
本作の主人公機。シュウが搭乗する対異星人戦闘用アーマードモジュール。動力源は対消滅エンジンで、装甲は素粒子段階で強化された超抗力チタニウム。機動力よりも火力、装甲及び防御力を重視した機体であり、その攻撃力は凄まじい。また、シュウが組み込んだカバラ・プログラムにより、アストラル・エネルギーをも使用できると言われている。
シュウ・シラカワ(CV:子安武人)
本作の主人公。若くして十指に及ぶ博士号を持つ天才科学者。影のあるクールな二枚目で沈着冷静、さらに途方もない自信家。他人に利用されることを極度に嫌い、また自分を利用した者を決して許さない。地球連邦軍の独立特殊戦隊(後の鋼龍戦隊)との戦いで死亡するが、ヴォルクルス教団の大司教ルオゾールの術により、地底世界ラ・ギアスで蘇生する。
味方ユニット名:グランゾン 味方パイロット名:シュウ・シラカワ 使用武器:グランワームソード 敵ユニット名:バフォーム |
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グランワームソードを現出させるグランゾン。敵機(バフォーム)に向かって加速し、グランワームソードで斬る! |
ガエン CV:杉田智和
ヴォルクルス教団の一員。クールな性格で、ろ獲したラングラン軍の魔装機ガディフォールに搭乗する。ヴォルクルス復活のために動くシュウに同行しつつ、彼を監視している。
ガディフォール
ラングランの魔装機ソルガディを元にして造られた機体で、同機と遜色ない性能を持っている。ラングラン軍で重宝される量産機で、契約精霊は風系低位、砂嵐のソレイドの分け御魂。
味方ユニット名:ノルス 味方パイロット名:モニカ・グラニア・ビルセイア 使用武器:ブラス・ナックル 敵ユニット名 :レンファ |
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モニカ用のノルスの機体色は緑。左→右の順で下腕部を敵機(レンファ)に向けて射出しているぞ。 |
ノルス
魔装機計画の試作1号機。精霊との契約テストをするため、都合3機が製作された。内1機は精霊との契約に耐えきれず破壊。残る2機は廃棄待ちとなっていたが、フェイルロードが精霊との再契約に成功し、セニアとモニカに儀礼用魔装機として与えられた。本来戦闘用ではないため、武装は貧弱だが、サポート用として修理機能を追加された。
モニカ
地底世界ラ・ギアスの神聖ラングラン王国の王女で、セニアの双子の妹。セニアと異なり未来見として高い魔力を持ち、王位継承権第二位の立場にある。性格は良く言えばおっとり、悪く言えば少々抜けた所があり、その優美な容貌と合わせて浮世離れした雰囲気を持っている。本作ではシュウと共に行動する。
(C)SRWOG PROJECT
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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