ディースリー・パブリッシャーは、ニンテンドー3DSダウンロードソフト「@SIMPLE DLシリーズ Vol.21 THE 鑑識官~Flie.1 緊急捜査!重要証拠をタッチせよ!~」の配信を、本日10月30日より開始した。
目次
本作は鑑識官になって事件を解決していく推理アドベンチャーゲーム。プレイヤーは、事件現場に直接出向いて、現場に散らばっている証拠品を探し出して持ち帰り、専門家の鑑定や意見を参考にしながら事件に隠された、たったひとつの真実のロジックを導き出していく。
タッチペンを使って事件現場の捜査、指紋採取、破れた紙片の復元など、鑑識官の捜査をリアルに体験することが可能だ。
本作は2006年に発売した「SIMPLE DSシリーズ Vol.8 THE 鑑識官 〜緊急出動!事件現場をタッチせよ!〜」からシナリオを4話収録、そして今作だけの新規シナリオを1話収録しているぞ。
ストーリー
ほんの少しの近未来。日本の司法改革によって半民・半官の捜査機関で ある科学捜査研究所(通称「科研」)が設立された。警察の鑑識とは別に、1人の鑑識操作官が1つの事件を担当し、自身の責任を持って操作する米国的なシステムである。
江戸時代から続く警察一族、江波家。ひょんなことから本家を継ぐことになった識子も鑑識捜査官になったのだが本家には幽霊と妖怪が取り憑いていた…識子の前に立ちはだかる難事件や怪事件。識子は全ての事件を解決できるのか?
登場キャラクター
全国に13箇所ある科研のひとつ「南東京科研」の新人捜査官である“江波識子”はパートナーである査之介と鑑太、科研に所属する専門家と協力し様々な事件を捜査することとなる。ここでは、本編に登場する個性的なキャラクターを紹介していこう。
江波 識子(えなみ しきこ)
本作の主人公。20代前半の熱血女子。警察学校を卒業して1年目の鑑識捜査官。科研への就職のために上京した際、死んだ祖父の住んでいた小さな家に一人暮らしすることになったが、その物件は幽霊と妖怪つきだった。捜査官としての腕前は優秀で、決してあきらめずに捜査を続け、最終的には真相を見つけ出している。
江波 査之介(えなみ さのすけ)
20代後半の男性。江波家に代々伝わる十手に宿っている同心のご先祖様の幽霊。識子に助言をくれたり捜査の方針を提示しくれることも。
鑑太(かんた)
代々、江波家に住み着くネコマタ。ネコマタであるため尻尾は二本ある。体が小さくかつ非常に頑丈であることから、しばしば識子に体を張った無茶な肉体労働を頼まれるが、文句を言いながらも付き合っている。
岩原所長(いわはら しょちょう)
南東京市科学捜査研究所の所長。すぐ怒るので識子の苦手な上司。鉄道や埋蔵金など“男のロマン”が大好き。
遠山ゴールディ桜(とおやまごーるでぃーさくら)
科研に研究生としてやってきた13歳でマックスフォース大学を卒業した才女。北町奉行、遠山金四郎の子孫で「この桜の髪止めにかけて……」というのが決め台詞。
収録シナリオを一挙に紹介!
本作は、事件は殺人事件だけではない、行方不明者の捜索や沈没船の捜索まで、ドラマチックに進行する5話のシナリオを収録。2人と1匹によるドタバタ(?)サスペンスを楽しめるぞ。
1.猫と十手と桜
新米女性鑑識官、識子の前にナマイキな天才少女“遠山ゴールディ桜”が現れた。識子達はお墓参りに行く途中、偶然にケンカに遭遇すが遠山は逃走車を追跡する。逃走車が発見された倉庫で識子達が見たものは!?
2.放課後の死体
所長から鑑識体験学習の講師の依頼を受け、大江戸学園へ。学園の教師達と体験学習の打ち合わせを始めた識子だったが、校内に置いていた十手が紛失。十手を探して校内を探索しているうちに識子達は死体を発見してしまう…。
3.割れても末に
識子は不思議な未解決事件の相談を受けるが、それが解決しないうちに警視正より重大事件の可能性のある依頼を受ける。外交官ナンバーの車に若い男が拉致された? 目撃者の美女との関係は? 現場に残されたバイクは何を語るのだろうか…。
4.マリンブルーの罠
酷暑の中、科研の冷房が故障。閉口する識子は所長に呼ばれテレビ局からの仕事を受けることに。依頼内容は失踪した著名なコピーライター布川の行方をつきとめることだった。布川は沈没船のお宝探しの特別番組を企画していたのこと。科研による布川と沈没船探しが今始まる…。
新規シナリオ 危ないマープルさん
ネットでの情報漏洩の話をしている識子たいの前に独り言をつぶやく遠山が…。誰かが科研の噂をネットに流しているらしい。いったい誰が噂を流しているのか? 科研内での捜査からまさかの結末が!?
※シナリオ1~4は「SIMPLE DSシリーズ Vol.8 THE 鑑識官 〜緊急出動!事件現場をタッチせよ!〜」より収録。シナリオ5「危ないマープルさん」は本作だけの新規シナリオです。
ゲームの流れ
ゲームの流れは依頼された事件に対し「鑑識捜査」、「物証鑑定」、「聞き込み」を行い、事件の真相を少しずつ明らかにしていく。
1.《プロローグ》事件発生 事件の担当依頼
2.《捜査モード》鑑識捜査・物証鑑定・聞き込み
3《エピローグ》事件の顛末
4.《後日談》その後の顛末(全話クリアで後日談が見られる)
タッチスクリーンが操作の鍵!
鑑識官の仕事とは事件現場から解決のカギを見つけることが主な仕事だ。事件現場ではタッチスクリーンをポンポンとたたいて指紋を採取するなど、タッチを駆使して証拠品を見つけだそう。見つけ出した証拠品は鑑識のプロフェッショナルである各担当の分析官に渡して、事件の真相を解いていこう。
事件現場を捜査し、事件の鍵となる証拠品を見つけ出せ。 | |
タッチ操作でバラバラになった証拠品を再生。鑑識の代名詞の指紋採取もタッチ操作で体験できる。 | |
現場で見つけた証拠品の物証は、科研のプロフェッショナルに依頼。証拠品をどの担当に依頼するかが重要だ。 |