橋本環奈さんが大空翔子の衣装で選挙カーに登場！PS3「解放少女 SIN」を街頭演説風に紹介したトークイベントをレポート

5pb.は本日11月17日、東京・新宿ステーションスクエアにて、2013年12月5日に発売を予定しているPS3用ソフト「解放少女 SIN」のトークイベント「『解放少女 SIN』女子高生大統領出馬演説」を開催した。

「解放少女 SIN」は、2012年にレベルファイブより発売されたニンテンドー3DS用ソフト「GUILD01」に収録されているシューティングゲーム「解放少女」の世界観を踏襲しつつ、その後の物語を描いたアドベンチャーゲーム。

本作のヒロイン、大空翔子（CV：花澤香菜）は作中で大統領選に出馬することになるのだが、今回のトークイベントはそのシチュエーションになぞらえ、選挙カー上で、選挙活動の街頭演説風に進行するという、異例の内容で行われた。

イベントで翔子のコスチュームを身につけ登場したのは、福岡発のアイドルユニット「Rev. from DVL」のメンバーで、人気急上昇中の中学生アイドル・橋本環奈さん。司会を務めた高橋名人、ゲストとして登場した声優の山本彩乃さん（オルガ役）、仙台エリさん（倭守（わかみ）役）とともにゲームの内容を紹介した。


橋本環奈さん

高橋名人曰く、台本無視の内容で進行した本イベントでは、まずゲームについてあまり詳しくない様子の橋本さんに、36時間ぶっ通しでゲームをプレイしたことのある山本さん、長い日には12時間ゲームをプレイするという仙台さんが優しくレクチャー。「アドベンチャーゲームは演出・効果のついた紙芝居」などわかりやすい説明に、橋本さんも理解を深めた様子だった。


（左から）橋本さん、仙台エリさん、山本彩乃さん、高橋名人	14歳の橋本さんに、高橋名人の代名詞とも言える“16連射”
	を説明する場面も。

（写真左端）西村卓也氏

続いて、ストーリー、キャラクター、メカ、要素の詰め込みという4つのセールスポイントが橋本さんより発表されたのだが、それらひとつずつについて簡単に紹介していく。

ストーリーに関連してまず紹介されたのが、音声収録に3ヶ月を要したというほどのシナリオのボリューム。台本は5000ワード以上で、ストーリーを読むだけで70時間以上に及ぶということで、会場からも驚きの声が上がる。

そして今回のイベントの発端でもある、女子高生が大統領選に出馬する理由について、本作のプロデューサーを務める西村卓也氏が紹介。100年後の日本が舞台となっている本作では、水没などによって世界情勢が変化しており、大気にミスティクルという霊的素粒子が巻かれており、それを取り込んで成長したのが主人公たちの世代となっている。そして、ミスティクルを持っているとさまざまな能力が発揮されるため、それを政治力に活かすために政府に参画し、大人たちはそれをサポートする立場になっているのだという。

本作では魅力的なキャラクターたちが揃っているということだが、山本さんの「恋愛要素はあるのですか？」という何気ない質問に、西村氏は「やってからのお楽しみ」とお茶を濁すも、高橋名人の押しの強さに「ないとは言わない」と発言を変えると、高橋名人は「あります！」と断言。その真実はゲームで確かめてほしい。

また、山本さんが演じるオルガ、仙台さんが演じる倭守の役どころについてはかなり謎が多いキャラクターということだが、前大統領・左近田巌の秘書という立場の倭守は「左近田様」、そして捕虜として捕らえられ、口数の少ないオルガは「おにぎり」がそれぞれ特徴的なセリフということだ。

一方、メカに関しては大空翔子たちが乗ることになる解放機のほか、日本各地の史跡をモチーフにした史跡兵器が、北は北海道から南は熊本まで、多数用意されている。その例として、日本三景のひとつ、天橋立にインスパイアされた「丹後式・イザナギドライバー」などが紹介された。

最後に紹介されたのは、とにかくいろいろと詰め込んでいるというざっくりとした内容。クオリアという選択肢を集めることでシナリオが分岐する「クオリアシステム」、テキストとアクティブに動くキャラクターイラストなどで表現された戦闘シーン、大統領や閣僚たちとの学園生活、バッドエンドも含めた多数のマルチエンディングが用意されているそう。

バッドエンドの内容についても恋愛絡みの話に展開する中で、倭守に関して仙台さんが、ほかよりも年上なお姉さんキャラクターならではの恋愛エピソードもあると紹介した。