PS3/Xbox 360「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII」世界観やバトルシステムのポイントをまとめて紹介―多数のカットシーンも公開に LRFFXIIIのポイントをまとめて紹介

いよいよ発売まであと2日に迫った今回は、世界の余命を伸ばすというゲームシステムや、覚えておきたいバトルシステムなど、これまでに紹介した内容を交えて重要なポイントをおさらいしていこう。さらに、物語において重要な立ち位置にいるであろう人物のカットシーンもお届けするぞ。

全てを統べる神・ブーニベルゼの姿が公開に

ゲーム進行の流れやバトルシステムの情報をおさらい

本作は「ファイナルファンタジーXIII」シリーズ最新作でありながらも、世界観が一新されている。舞台となるノウス＝パルトゥスは、シームレスで移動できる4つの広大な大陸から構成されているのが特徴だ。

ノウス＝パルトゥスは長い年月をかけて混沌（カオス）に浸食され、終末へのカウントダウンが始まっている状態。こうした世界観がゲームシステムとリンクしており、ゲーム開始時の段階で世界の余命が残り数日となっているので、世界崩壊までの残り時間をうまく管理しながら進めていくことが重要となる。

世界余命は、ライトニングが解放者として人々の魂を救うことで得られる「輝力」の力で延命できる。ゲーム内では常に時間が進んでおり、時間帯によって開いているお店やその場にいる人物などに変化がある。

また、本作の成長システムは、一般的なRPGのようにレベルを上げて主人公を強化するのではなく、クエストをクリアして人々の魂を救済することで成長する仕組みになっている。クエストをクリアすると「魂の解放報酬」が得られ、それによってHPや攻撃力などがアップしていくのだ。

バトルシステムのポイントをまとめて紹介

本作では世界観だけでなく、バトルシステムも一新されている。ライトニング一人を操作するアクション性の高いものへと進化しており、装備品やアビリティの組み合わせによって戦闘能力が変化する「スタイル」を切り替えて戦っていく。

スタイルには行動力の源となるATBゲージが別々に設定されており、スタイルチェンジを行うことでATBゲージも各スタイルのものに切り替わる。ATBゲージの回復待ちで行動できない時間が発生しないよう、戦況やタイミングを見計らってスタイルを切り替えていけば、有利に戦闘を進められそうだ。

なお、スタイルにはウェア、武器、盾、アクセサリー、デコレーション、アビリティを4つずつセットすることができる。ウェアや武器防具にはそれぞれ固有の能力が存在するので、セットしたものの特性を活かすカスタマイズをすることで、ライトニングの能力を高めることができる。

バトルはリアルタイムで進行し、コマンド入力などのボタン操作に対してライトニングがダイレクトに反応してくれる。そのため、敵の攻撃が当たる瞬間を狙ってジャスト入力をすることで、ガードや回避の効果が高まるといったメリットもあるぞ。

敵の弱点を突いて攻撃を続ければ、敵をノックアウトさせることも可能だ。ノックアウトすると敵の行動が一定時間止まり、新たな弱点が追加される。通常時はなかなかHPを減らせない強敵でも、弱点をノックアウトすることで大きなダメージを与えることができる。

ジャスト入力は攻撃や魔法のアビリティも対象となっている。攻撃が当たる瞬間にボタンを入力すると発動し、成功すると威力だけでなく、ノックアウトの効果が高まることも覚えておきたい。

なお、本作にはシリーズでお馴染みのケアルといった回復魔法アビリティは存在しない。HPを回復させるためには、アイテムを使用するか、GPを消費して発動するGPアビリティを利用するなどの方法がある。

通常のアビリティの中にはガードや攻撃をすることでHPが微量ながら回復するものもあるので、スタイルのカスタマイズにこだわりバトルをうまく進めるなど、限られた回復手段をうまく活用していくことが重要だ。

とはいえ難易度選択も可能で、まずは物語を楽しみたい人やゲームが苦手な人に向けてイージーモードが用意されている。難易度によって物語が変化することはないので、不安な人はイージーモードを選ぼう。今回紹介したようなシステムを説明してくれるチュートリアルもあるので、シリーズ初プレイという人も安心して遊べるぞ。

前作のネタバレも！？気になるカットシーン＆カイアスとのバトルシーン

今回新たなカットシーンとして、主要キャラクターたちの姿を確認できる新たなカットシーンが公開となった。中には前作のストーリーの核心に迫るような場面もあるので、未プレイの人はご注意を。

カイアスとのバトルシーン

主要キャラクターたちの姿を確認できる多数のカットシーン