バンダイナムコゲームスは本日12月14日、東京・ヤマダ電機LABI1 池袋モバイルドリーム館において、2013年12月19日に発売を予定しているPS3/PS Vita用ソフト「真・ガンダム無双」のトークショーおよび先行体験会を開催した。

トークショーには、「ガンダム無双」シリーズプロデューサーであるバンダイナムコゲームスの後藤能孝氏、コーエーテクモゲームスの鯉沼久史氏、そして本作のプロデューサーである小美野日出文氏が登場し、実機でのプレイを通して、ゲーム発売前ならではの情報の数々を紹介した。

後藤能孝氏 鯉沼久史氏 小美野日出文氏

まずは、「ガンダム無双3」から3年の間を経て発売されることについて後藤氏は、前作まででひと通りやることはやったものの、今回は前作では搭載されなかったオフィシャルモードの復活を始めとしたシリーズの原点回帰として、キャッチコピーにもある“最新作にして集大成”の意気込みで作ったそう。

また、PS3がローンチされた半年後にシリーズの先駆けとなる「ガンダム無双」が発売以来、およそ7年近くに渡って展開してきた本シリーズが、新たなハードであるPS4の発売を控えたこのタイミングで集大成を迎えることにも触れ、鯉沼氏は今作と「ガンダム無双」とを比べてもらえると、その変化に気づいてもらえるはずと話していた。

先日公開された8分以上にもおよぶ(後藤氏曰く当初は5分ほどを予定したそう)プロモーション映像の上映後は、本作の見所であるオフィシャルモード、アルティメットモード、そして先日発表されたばかりの追加シナリオ「最強の『赤』は誰だ!?」を含む、初回封入特典の内容について、小美野氏による実機プレイとともにそれぞれ紹介した。

「ガンダム無双2」以来の登場となるオフィシャルモードは、「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」「機動戦士ガンダムUC」をはじめとしたストーリーを追うことのできる内容となっている。「ガンダム無双2」以上のボリュームで、シリーズ最大のシナリオ数が収録されており、鯉沼氏は原作好きな人は楽しめるのではないかと話した。

そして、これまでであまり触れられていないところとして、本作では基本的にストーリーをつなぐセル画調のイベントが展開することを紹介。その収録量はレンダリングムービーよりも多く、ゲーム内のイベント部分としては一番多くなっているとのこと。また、イベント内の掛け合いにはキャラクターのボイスと口の動きが極力入っており、今作のために新規でボイスも収録したという。

さらに、戦闘の操作系については前作と大きな変化はないということだが、戦闘中のキャラクターのセリフにも口の動きを追加するなど、細かいところにもこだわっている点をアピールしていた。

もちろん、ゲーム内にはレンダリングムービーも搭載。全ての内容を合わせると40分ほどのボリュームが用意されている。また、機体を操作しながらストーリーを追っていくという特性のため、ストーリーの進行に応じて機体が切り替わることもあるという。そのほか、前作には登場しなかった宇宙ステージも復活していることも紹介した。

なお、ゲームを進めていくと、データベースにすでに見たイベントが追加され、ファンおなじみのイベントの数々をいつでも見れるようになる。カスタムサウンド機能とともにぜひチェックしておきたいところだ。

そして、歴代キャラクターたちによるクロスオーバーミッションが楽しめるアルティメットモードは、120機体以上の登場機体はもちろんのこと、巨大モビルアーマー(以下、巨大MA)も操作可能になった、「ガンダム無双3」のメインモードに近いゲームモードとなっている。

会場では、巨大MAの中から、サイコガンダムMk-IIを使用してのプレイを披露。開発当初は巨大MAを全てのステージで使用できるようにするかの議論はあったそうだが、基本的にはほぼすべてのステージで使えるようになったという。開発には苦労もあったそうだが、爽快に遊んでもらえるように意識したそうだ。

巨大MAでプレイすると、敵は基本的に射撃で攻撃するようになり、遠距離ではアンチフィールドで無効化されるものの、近距離では少しずつ攻撃を受けることになるということなので、射撃を適度に避けながら倒していくという流れになるとのこと。

余談だが、後藤氏によると本作のインストールデータは4000MBほどになっているという。

最後に、初回封入特典で手に入る「ベアッガイ」を操作し、同じく初回封入特典として追加される、登場する敵がすべて赤いといいう異色のシナリオ「最強の『赤』は誰だ!?」(ガンダムパーフェクトゲームスへの会員登録が必要、詳しくはこちら)のステージをプレイ。可愛らしいその風貌と、独特の攻撃スタイルを見ることができた。

なお、発売後に展開を予定しているダウンロードコンテンツ(DLC)についても言及。DLCとして登場するMSは、現在発表されている「ウイングガンダムゼロ EndlessWaltz版」をはじめ、「ガンダム無双3」とほぼ一緒の数を予定しているという。現在半分ぐらいまではマスターが通っており、12月から1月にかけて徐々に情報を公開していくとのことだ。

会場ではPS3版、PS Vitaともに試遊台を用意。多くの人が足を運んでいた。
小美野氏によると、このポスターの中に
DLCを除く全機体が登場しているとのこと。
店頭などで見かけた際はチェックしてみてはいかがだろうか。

真・ガンダム無双

バンダイナムコエンターテインメント

PS3ダウンロード

  • 発売日:2013年12月19日
  • 12歳以上対象
  • PS Storeダウンロード版

真・ガンダム無双

バンダイナムコエンターテインメント

PSVitaダウンロード

  • 発売日:2013年12月19日
  • 12歳以上対象
  • PS Storeダウンロード版

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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