カプコンは1月18日、iOSアプリ「CROSS×BEATS」体験イベント“新世代音楽ゲーム「CROSS×BEATS」を体験しよう”を東京・銀座「Apple Store, Ginza」にて開催、その模様をお伝えしよう。
本体験イベントでは、「CROSS×BEATS」ゲームプレゼンテーションやデモプレイをはじめ、本作のプロデューサーを務めるNAOKI MAEDA氏と一緒に行う体験会や、参加者とのQ&Aなどが実施された。
NAOKI MAEDA氏によるゲーム紹介
まずはカプコンのウッチー氏と「CROSS×BEATS」プロデューサーを務めるNAOKI MAEDA氏が登壇、会場には今まで多くの音楽ゲームを手がけてきた、彼を良く知る参加者が多数来場していたのに驚き。
また、ゲームについてプロモーションビデオとともに簡単に概要を紹介。本作はアーケード音楽ゲームの興奮を、いつでもどこでも手軽にiOSプラットフォームでプレイできる、タッチ機能を活かした新感覚の音楽ゲームアプリ。
さらにソーシャル・コミュニケーション要素も盛り込み、プレイヤー同士の交流もアーケードさながらの疑似体験を可能にしている。特に地方都市などでのアミューズメント施設の不足により、筐体で気軽にプレイできなかった音楽ゲームファンも楽しめるとのこと。
現在配信中の本作は100%の完成度ではなく、まだまだアップデートを今後も重ねて進化していくとNAOKI MAEDA氏は語った。ちなみにMacフリークのNAOKI MAEDA氏が始めて買ったのは「Macintosh SE/30」とのこと。
NAOKI MAEDA氏の実機プレイでは、最初にゲームを始める際にはStandardをおすすめ、今後楽曲の追加に関しても想定していると話した。また売り切り型ではない本作は、将来的にはユーザーの意見や要望をできるだけ聞き入れながら、アップデートも実現したいと話した。その後はゲーム紹介も兼ねた(本人はもちろんプレイに集中!)ゲームプレイを披露。
参加者と「CROSS×BEATS」で対決!
「実はあまりプレイがうまくない」と公言するNAOKI MAEDA氏と、参加者が同じ楽曲でランクと点数で競うミニコーナーが実施。対戦1回目は「Freak With Me/SLAKE」を難易度Masterで挑戦。参加した男性は、これまでこの楽曲のMaster譜面は1度しかプレイしたことがないというが、かなりの腕前を披露してA+で終了。「公開処刑や!」とプレイ中にコメントできないほど集中したNAOKI MAEDA氏は、リアルにFで終了…。うまくプレイするコツは指を多く使うことだそう。
続いての対戦では、自らも音楽アプリを配信しているという参加者がまさかの番宣をするというハプニングが(笑)。対戦する楽曲は「キミとMUSIC/CooRie」のHardを選択。リズムに乗り始めたNAOKI MAEDA氏はかなりいい感じでゲームを進行するが…僅差で参加者の勝ちとなった。
ゲストにカリスマカンタロー氏が登壇!彼の手がける楽曲も配信開始!
本イベント内でサプライズとして新たな追加楽曲が公開!担当するアーティストはHighLux、楽曲は「Make It Fresh EDM ver.」。(EDMとはElectronic Dance Musicの略)。アプリを起動してMENU→コード入力で手に入るコードを本記事で公開!
楽曲「Make It Fresh EDM ver./HighLux」入手コード「nuYDENE72111」
そして、この楽曲のアーティスト「HighLux」のプロデューサーを務め、株式会社Anomalyの代表取締役「カリスマカンタロー」氏がスペシャルゲストとして登壇。楽屋でもかなりおもしろトークを繰り広げていたNAOKI MAEDA氏とカリスマカンタロー氏のトークショーが披露された。
カリスマカンタロー氏は本作に関して、自分は踊れないけど音楽ゲームを通して踊るような体験ができることをスゴイと感じると話し、NAOKI MAEDA氏はプレイ中に心臓の鼓動とシンクロして自然と身体が動いて、基本的なリズムを刻んでしまうと話していた。
ダンスで重要なことは「音を外さない、On Beatにのる」ことであり、本作のリズムに関する判定はかなりシビアなので、仮に画面を見ていなくても、音にハマっていないとかなり気持ち悪いとカリスマカンタロー氏は語り、その部分でゲームをプレイして音取りの勉強になると話した。
また、自分でカリスマと名乗って10年、本当にカリスマとなったと話すカリスマカンタロー氏は、ダンスはグローバルに言葉がいらないツールであり、ダンス・ミュージックがこのゲームと世界が繋がるキーになればいいと語る。今回HighLuxの楽曲を皮切りに、クールなダンストラックを持っているカリスマカンタロー氏がプロデュースするアーティストや楽曲とコラボレーションしたいとNAOKI MAEDA氏は熱くアピールした。
さらに、ダンスカルチャーを広く知ってもらうために、カリスマカンタロー氏がプロデュースするアーティストなどのダンスPVをスキンとして起用し、ゲームプレイすることや、実際にiPhoneやiPadを持って踊ってしまうような楽曲も今後は実装していきたいと話していた。NAOKI MAEDA氏はダンサーに「こんな楽曲じゃ踊れない!」と言われないような楽曲作りを頑張ることを誓い、トークを締めくくった。
質疑応答
――GLAYとのコラボレーションの経緯や今後のアーティストとのコラボ予定について教えて下さい。
NAOKI MAEDA氏:詳細はまだお話できないのですが、GLAYさんとのコラボのきっかけはスマートフォンを持っている人は割と年齢層が高いと思っており、20代後半から30代後半の人にも親和性も高いアーティストとまずはコラボしたいと考えていました。
また、GLAYさん自体のストーリーに個人的に共鳴する部分もあり、実現したいと思っていたんです。今後に関しては具体的な発表はできませんが、ゲームと音楽の文化が同等のレベルで融合したものが、音楽ゲームであると考えていますので、アーティストの方々には楽曲を借りるだけではなく、能動的に参画、共鳴してくれる方々と組んでいきたいと考えています。
――プレイしたい曲がなかなかできないとストレスが溜まると思うのですが?
NAOKI MAEDA氏:本作はまだ「完成形」ではありません。当然ユーザーさんから頂いた意見や要望に目を通すようにしています。いろいろな角度の意見はあるんですが、できるだけ本作で実現したいと考えています。具体的な返答は現時点ではできませんが、アップデートを重ねつつ、努力をしていきますのでよろしくお願いいたします。
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