ハルには江戸時代に飛んでほしい？―PSP「金色のコルダ3 AnotherSky feat. 至誠館」水嶋悠人役・水橋かおりさんにインタビュー

0 2014年2月12日 00:00

担当：TOKEN

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コーエーテクモゲームスが2014年3月27日に発売を予定しているPSP用ソフト「金色のコルダ3 AnotherSky feat. 至誠館」に、水嶋悠人役として出演する水橋かおりさんへのインタビューをお届けする。

水橋かおりさん

「金色のコルダ3 AnotherSky feat. 至誠館」は、2010年2月に発売されたPSP/PS2用ソフト「金色のコルダ3」と同じ年の夏を舞台にした恋愛・育成シミュレーション。

「主人公がもしゲーム中に登場するライバル校・至誠館高校の生徒だったら…」というIFストーリーを描くシリーズ最新作となっており、新たな恋の舞台で起こるドキドキのラブロマンスが体験できる。

ここでは、本作で攻略対象キャラクターのひとりとして登場する水嶋悠人役・水橋かおりさんに、アフレコ収録後、話を聞くことができたので紹介しよう。

水嶋悠人

――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

水橋さん：いつものスタッフさんと一緒に終えられてよかったです。イベントなどでも演じる機会はあったので、久しぶりという感じはあまりなく、順調にやれたと思います。

――水橋さんが演じられた悠人の魅力を教えてください。

水橋さん：意外とストレートなところですね。あまり自分の気持ちをごまかさない、わかりやすい人なので見ていて気持ちいいと思います。

――ご自身との共通点はありますか？

水橋さん：仕事をする上で無駄がものすごく嫌いなので、そういうところはよく似ていると思います。

――「金色のコルダ3」で演じたときと比べて、ハルに対する新たな発見はありましたか？

水橋さん：最初に演じた時のイメージとはあまりぶれていないです。ただ、私は気持ちがどうというよりも音にこだわってしまうので、聴いていて男っぽい音というのはより意識するようになりました。

――「金色のコルダ3 AnotherSky」では、主人公が「もし別の学校に転入していたら」のifストーリーになっていますが、もし水橋さんが引っ越せるとしたら、どこに行ってみたいですか？

水橋さん：作中に登場する高校からあえて選ぶとしたら、星奏学院ですね。普通科で平凡な人生を送りたいと思います（笑）。

――水橋さんの好きな人が別の高校に転校することになったらどうしますか？

水橋さん：私、ものすごい運命論者なので、そういう出来事が起こる時点でもうないです。離れてしまったのを無理矢理追いかける、漫画みたいな展開をどちらかがしようとすると上手くいかないと思っているので、その段階でもうないです。諦めるというよりは、そこに至らないという感じです。

――ハルのifストーリーがあるとしたら、どの高校でどういう絡みをさせてみたいですか？

水橋さん：私、あの人は時代を超えて欲しいんです。江戸時代とか行ったらいいんじゃないでしょうか（笑）。普通に対応できると思いますよ。

――主人公が至誠館に入ったことで、主人公との関わり方に変化はありましたか？

水橋さん：先輩って呼んでないのが新鮮でした。かなでちゃんが星奏学院の時は、全部先輩でよかったんですけどね。先輩というフレーズを気に入っていたので。

――「ネオロマンス・フェスタ金色のコルダ～Featuring 4 Schools～」で本作が発表された際、お客さんの反応を見た時の感想をお聞かせください。

水橋さん：お待たせして本当に申し訳ないというか、ようやくコルダ3で新しいことをやれるということもあり、どういう反応があるのかなと思っていたのですが、温かく迎えていただけてありがたかったです。

――ゲーム内でお弁当を作る「ランチドルチェ」というシステムがあるのですが、学生時代はお弁当でしたか？

水橋さん：うちは共働きだったので、お昼代をもらってそのお金を節約していたことを今になって本当に後悔しているんですよ。あの成長期になぜ私は栄養をとらなかったのか、そのせいでこんな小さいのではないかなと。そういうことをやっている人は、後々いくらお金を払っても取り戻せないものがあるので、ご飯だけはたくさん食べてください！

――ご自身でお弁当を作られたりはしなかったのですか？

水橋さん：ないですね！　自分で作ればいいという発想に至らないというのが子供だったなと。

――子供の頃にはお弁当を作ってもらったことがあったと思うのですが、好きなメニューはありましたか？

水橋さん：好き嫌いは特にないですが、お母さんに「唐揚げが美味しかったよ」と言うと、唐揚げばかり作られるのってなんででしょうね。なので母を上手いように褒めるのは大変でしたね（笑）。

――もし水橋さんが至誠館に入学したとしたらどのような学園生活を送ってみたいですか？

水橋さん：あそこの学校楽しいんじゃないですかね。男子として、いろんな意味で頭の空っぽな青春を送ってみたいと思いますね。ネオロマンスイベントで5人の曲を歌っていた時、本当に羨ましいなと思って、そこに紛れられないもどかしさと、何かが紛れて違うものにしたくないという不思議な感覚があって、本当にいい青春しているなと。もう女っ気なしでもいいよねと（笑）。

――至誠館の生徒の中では、誰と仲良くなれそうですか？

水橋さん：話してみて面白そうだと思うのは、意外に火積さんかなと。喋らない同士、私とは相性が悪いと思いますが。よく喋って明るそうなかなでちゃんとは相性が良さそうですね。

新といると多分血圧が上がりすぎて私早死すると思いますし、八木沢さんはすごく真面目な人で、本当に本気で怒ったら怖いので、一緒にいると大変だろうな。なので、消去法で火積さんです（笑）。

――最後に、読者の方々へメッセージをお願いします。

水橋さん：本当にお待たせしました。「feat. 至誠館」は、可愛くて熱い、彼らの性格そのままのお話になっていて、すごく若々しくていいなと思います。男ばかりのところにかなでちゃんがどのように絡んでいくのかも含めて、ぜひよろしくお願いします。

――ありがとうございました。