CRI・ミドルウェアは、同社のミドルウェア「CRIWARE」の実績として、2月22日に発売を迎えたPS4と同時発売となるタイトルのうち、2作品に採用されたことを明らかにした。
PS4ローンチタイトルの中で「CRIWARE」が採用されたのは、セガの「龍が如く 維新!」と、ディースリー・パブリッシャーの「ドリームクラブ ホストガールオンステージ」だ。
CRI・ミドルウェアの製品で現在PS4に対応しているのは、ゲーム開発向け統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX 2」(ADX2)および、高画質・高機能ムービーミドルウェア「CRI Sofdec 2」(Sofdec2)の2つだが、両製品はすでにクロスプラットフォーム開発に対応している。
「ドリームクラブ ホストガールオンステージ」はPS4のみでの発売となるが、「龍が如く 維新!」はPS3/PS4のマルチプラットフォームで展開しているのに加え、本編の一部をプレイできるPS Vita用の無料アプリも配信されている。
なお、「龍が如く 維新!」では「ADX2」と「Sofdec2」が、「ドリームクラブ ホストガールオンステージ」では「ADX2」がそれぞれ採用されている。
CRIのミドルウェアは、PS4のタイトル開発において効率的な開発環境を提供致します。「ADX2」の直感的かつ操作性に優れたサウンドオーサリングツールは、ゲームをリッチにするサウンド演出の機能を豊富に搭載しており、サウンド制作の効率化を実現します。
「龍が如く 維新!」では、BGMのビート情報(拍)を設定することで、リズムに合わせて自然に曲を遷移させるなど、プレイヤーの気分とシンクロして盛り上げるサウンド演出をはじめ、ゲームの臨場感を高めるリッチなサウンド演出を実現しています。また、プラットフォーム共通のデータ作成でPS4/PS3/PS Vita への多機種展開を支援しています。
「ドリームクラブ ホストガールオンステージ」では、シェア機能を考慮した音声切り替え機能をサポートしています。
「Sofdec2」は、複数ムービーの同時再生や、アルファ値付きの動画再生、テクスチャへの動画貼り込みなどのムービーの特殊再生を容易に実現します。今後はH.264のムービー再生への対応も予定しています。
また、CRIのミドルウェアは、OROCHI 3、Unity、Unreal Engine 4といった各種ゲームエンジンにも対応しており、各々の開発環境に合わせたサウンドやムービー演出の開発効率の向上を実現します。
CRIは全世界で2,600を超えるタイトルを支えてきた確かな技術で、次世代ゲーム機や開発環境に対応し、最新機種の性能を活かしたゲーム開発、および効率的なクロスプラットフォーム開発を強力にサポートして参ります。
「CRI ADX2」製品ページ:http://www.cri-mw.co.jp/adx2/
「CRI Sofdec2」製品ページ:http://www.cri-mw.co.jp/sofdec2/
「ADX2」「Sofdec2」は無償で試用、評価が可能です。試用にはフル製品版をお使いいただけます。試用は下記フォームよりお申し込みください。
試用お申し込みフォーム:http://www.cri-mw.co.jp/contact/trial/