アソビモより提供中のiOS/Android向けアプリ「イザナギオンライン」は、第五大陸最高の忍術使いを目指すMMORPGだ。ここでは、本作をプレイしてのインプレッションをお届けする。
目次
忍者となり、物語の謎を解き明かしていくMMORPG
「イザナギオンライン」は、アソビモからリリースされた3DMMORPGだ。プレイヤーは新米の忍者となり、ジャンプや壁走り等のスキルを駆使しながらクエストをこなしてストーリーを進めていくこととなる。
特筆すべきは美しい3Dグラフィックで、プレイヤーやNPCなどのキャラクターはもちろん、モンスターや背景などもリアルに描かれており、スマートフォンの画面でも十分ゲームの世界観を感じることができる。シリアスな物語に加え、美しいグラフィックで表現された和風とデジタルが掛け合う世界にプレイヤーをグイグイ引きこんでくれる。
物語は、鍵となるNPCからのクエストを受け、クリアすることで進めていく。本作は街の壁や崖などが実際の大きさで表現されているため、起伏が多い道中では道に迷いやすい。だが、キークエストは矢印によるナビが発生するため、矢印の方向に沿って進んで行けば基本的に物語も進行するので、シナリオ迷子とは無縁だ。
ただし、一般のNPCキャラクターから受注できるサブクエストはメニューにあるクエストでチェックを入れないと進めるためのナビが出ない。サブクエストを行うときはしっかりとチェックしよう。
さまざまなアクションを駆使して敵を倒せる自由度の高い戦闘
本作の戦闘は、敵の攻撃をかわしながら攻撃したり、ジャンプして連続攻撃を決めたりと、多彩なアクションを楽しめるのが魅力だ。その一つの要因として、ノンターゲッティングのシステムがあげられる。
ノンターゲッティングとは、攻撃時に対象の敵をロックオンせず、キャラクターが一定の方向に攻撃を行えるシステムだ。この機能により、攻撃範囲内であれば複数の敵を同時に攻撃したり、ターゲットをロックにしなくてもダメージを与えることが可能。
複数の敵に囲まれても戦況を俯瞰で見られるため、ジャンプや特殊攻撃を利用して脱出したり、逆に敵を一箇所に誘い込んで一網打尽にできたりと、戦略性の高い戦闘が可能となっている。
選択できる職業はウォリアー、アサシン、クレリック、メイジの4つ。覚えるスキルや装備できるものが違うので、自分にあった職業を選ぼう。近距離で戦いたいならウォリアーやクレリック、遠距離ならメイジがいい。アサシンはその両方で戦うことができる。
戦闘では攻撃、ジャンプと、各職業に備えられている特殊行動、9つのショートカットキーを駆使して戦うことになる。戦闘中にメニューを開くことも可能だが、メニュー画面でも敵の攻撃は止まらないので、回復薬などの戦闘でよく使うアイテムは9つのショートカットキーに設定しておくといいだろう。
また、覚えたアクションスキルはショートカットキーで設定をしないと発動できない。アイテム枠と相談しながら、アクションスキルもショートカットキーに設定しておこう。
豊富なスキルと育成方法
レベルアップするとステータスポイントとスキルポイントを獲得できる。ステータスポイントはSTR(攻撃力)やVIT(体力)などを上げることができ、もう片方はパッシブスキルやアクティブスキルを覚えることができるものだ。
アクティブスキルは9つまでセットでき、戦闘時にはそれらを駆使して戦うことになる。その種類は職業によって異なるが、重要なのは攻撃をしながら移動するタイプのスキルだ。
戦闘では、敵の攻撃範囲に入らなければダメージを受けることはない。ただし、遠距離攻撃ができない職業では、相手の懐に入って攻撃するため、どうしても敵の攻撃範囲に入ってしまう。
そこで、移動しながら攻撃ができるスキルを使うことで回避をしながらダメージを与えられるため、攻撃回数を増やしたり緊急回避ができたりと戦術の幅が広がるだろう。特に、防御力の低いメイジなどは敵の攻撃一つ一つが致命傷になるので、しっかりと回避できるようになっておきたい。
ギルドの仲間たちとクエストをこなせ
本作のギルドは、各ギルドごとに部屋があり、そこからギルド専用のクエストを受注することができる。このクエストはクリアするとギルドポイントが獲得でき、ギルドのレベルアップやアイテムの交換などに使える。ギルドに入らないと受注できないクエストのため、自分で作るか、ほかのギルドに入るしかない。
しかし自分で作る場合は50,000Gかかるので、序盤からギルドに入りたいというときはほかのギルドに入れてもらうといいだろう。ただし、受注できるクエストはある程度の実力がないとこなせないものが多い。ソロでクエストをこなせるようになってからでも遅くはないので、まずは、プレイヤーキャラの育成に力を注ぎたいところ。
これからが楽しみなMMORPG
まだリリースされてから日が浅い本作。転職などのシステムは、2014年3月現在では搭載されておらず、シナリオもまだまだこれからといったところだろう。アクション性の高いRPGなので、限度はあるが、テクニックで強敵と渡り合うことも可能だ。新しいスキルや職業にも期待してしまう。グラフィックの美しさ、物語の展開などスケールの大きいゲームなので、長くプレイしたいMMORPGの一つだ。
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