大阪・なんばにゲーム・マンガ分野の専門校「バンタンゲームアカデミー大阪校」が設立―2014年4月より開校

大阪なんば開校の経緯

日本のゲーム業界は、1980年代以降の家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機の普及により、国内市場を牽引してきました。

1997年以降は人口の減少や世界的な景気低迷などの影響により減少傾向にあった国内ゲーム市場ですが、近年スマートフォンの急速な普及により、インターネットをプラットフォームにしたオンラインゲームの分野が大きく成長、2012年の国内ゲーム市場規模は過去最高を記録し今後もさらなる成長が見込まれています（※ファミ通ゲーム白書2013より）。市場の拡大に伴い、ゲーム業界における人材雇用のニーズが高まっています。

国内ゲーム市場規模の約半分を占めるスマートフォンゲーム市場をはじめとして、各関連企業が優秀なエンジニアやクリエイターなどの人材確保を競う状態となっていることに加え、首都圏以外のエリアにおいても人材雇用ニーズが高まりを見せています。

中でも関西エリアでは、2011年にサイバーエージェント、そして2012年にDeNAが相次いで大阪に拠点を設置するなど、事業所の増加も人材雇用ニーズの増加に拍車をかけており、旧来、家庭用ゲーム市場を牽引してきた大手企業や関連企業が数多く展開していることもあわせて、今後益々人材雇用のニーズは高まっていくと考えられます。

1991年に業界に先駆けて設立した、バンタン電脳情報学院（現：バンタンゲームアカデミー）の開校以来、ゲーム分野の即戦力人材の育成を行なってきたVantan（バンタン）は、業界の変化に合わせる形で東京校に加え大阪にも拠点を広げ、ゲーム分野に興味を持つ若者たちとの接触機会を増やし、身近な場所に学びの環境を提供し社会に輩出していくことが、これからのゲーム業界の活性化には欠かせないと考えました。

バンタンゲームアカデミー大阪校は、4月より、ゲームプログラム総合、ゲームプログラム専攻、キャラクターデザイン専攻、マンガ家専攻の4つのコースで開校、その他のコースについても順次生徒募集を行っていく予定です。ゲーム業界の発展に向け、教育という切り口から活性化を目指すバンタンゲームアカデミーの今後にご期待ください。