コーエーテクモゲームスは、和風ホラーアドベンチャー「零」シリーズの最新作をWii U用ソフトとして、任天堂と共同で開発し、任天堂が発売することを明らかにした。
また、本タイトルの発売にあわせ、「零」シリーズに関して下記の大型マルチメディアミックスを展開する。
角川ホラー映画撮影スタート
KADOKAWAより、「貞子3D」シリーズ、「アナザー Another」に次ぐ実写映画として「零~ゼロ~」の撮影がスタート。監督は「バイロケーション」など恐怖描写に定評のある安里麻里氏が務め、公開は2014年秋を予定している。
映画原作小説も刊行
映画原作小説も刊行される。執筆するのは「多重人格探偵サイコ」や「黒鷺死体宅配便」の著者・大塚英志氏。2014年8月に角川ホラー文庫より発売が予定されている。
人気原作者によるコミック化も
コミック展開も実施。原作を担当するのは、編集者として大ヒット作「GTO」の企画・原案協力に携わったのち、「金田一少年の事件簿」、「神の雫」、「サイコメトラーEIJI」等、数々の人気作品の原作者として活躍する樹林伸氏。コミックは、樹林氏が編集長を務め、ディー・エヌ・エーが運営するマンガボックスにて連載、単行本が講談社より発売される予定だ。
ハリウッドでも映画化
「零」シリーズは、霊を映しだすカメラ“射影機(しゃえいき)”を手に、廃屋となった日本家屋や地図から消えた廃村を探索しながら、霊と戦うホラーアドベンチャーゲーム。プレイヤーは主人公となり“射影機”を使って霊と戦い、じわじわと染み入る不安、怖れの中で謎を解いていく。2001年12月に1作目の「零~zero~」が日本で発売されて以来、独特のゲーム性と真の恐怖に迫る映像表現が高く評価されている。
ハリウッドから、約10年前より映画化のオファーが複数入っていたそうだが、このプロジェクト終了後、ハリウッドでの映画化を始動するとのこと。
「零」メディアミックス
映画
タイトル:「零~ゼロ~」 仮題
監督・脚本:安里麻里
原作:大塚英志
出演:中条あやみ、森川葵
公開予定日:2014年秋
製作:「零~ゼロ~」製作委員会
配給:株式会社KADOKAWA
小説
タイトル:書き下ろし映画原作小説
著者:大塚英志
発売:2014年8月予定
出版社:株式会社KADOKAWA 角川ホラー文庫
コミック
タイトル:「零」 仮題
原作:樹林伸