モスは7月27日、東京の高田馬場ゲーセン・ミカドにて、2014年8月28日に発売を予定しているPS3用ソフト「カラドリウス ブレイズ」の公開ブロガー体験会を開催した。ここでは新たに発表された新システム「シンクロ」や、出演声優によるミニトークライブの模様を紹介する。

目次
  1. PS3「カラドリウス ブレイズ」の初お披露目!
  2. 出演声優陣のミニトークライブ!新作初プレイにも挑戦!

7月27日、東京・新宿区高田馬場に店舗を構えるゲームセンター「高田馬場ゲーセン・ミカド」にて、シリーズ最新作となるPS3用ソフト「カラドリウス ブレイズ」の公開ブロガー体験会が開催された。

著名シューター/ブロガー/業界人も多数参加した会場では、今回が初披露となる実機プレイをはじめ、誰でも手軽にダブルプレイが体験できる新システム「シンクロ」の紹介、出演声優陣によるミニトークライブ&新作初挑戦コーナーなどが行われた。

本記事では会場および発表会の模様、ならびに新作のプレイインプレッションなどをあわせて掲載していくぞ。

PS3「カラドリウス ブレイズ」の初お披露目!

第3作目となるPS3「カラドリウス ブレイズ」は、Xbox 360「カラドリウス」とAC「カラドリウス エル・シエル」の要素を全収録しながら、独自のオリジナルモード、新シナリオ、新ステージ、新キャラクターを盛り込んだ、「カラドリウス」シリーズの集大成ともされる新作タイトル。

高田馬場ゲーセン・ミカド(以下、ミカド)は、昨年12月20日に行われた「カラドリウス エル・シエル」ミカドジャック体験会の会場であったこともあり、本シリーズにとっては実に馴染み深い場所の一つとされている。また、現地ではイベント用の実機に加え、なんと“筐体にまるごとPS3を取り込んだ一般用試遊台”も設置され、一般ユーザーはアーケードさながらの液晶画面による体験プレイも可能となっていた。

檀上には、ミカドの名物店長・池田稔氏がイベントの進行役として登場。まずはシステム説明発表会と称し、モス ディレクター 星野仁氏、ゲストプレイヤー・太菱(ふとびし)氏が登壇し、太菱氏による丁寧なプレイと共に、PS3版に搭載される新たなゲームモード「エボリューションモード」の中で、3種のエレメントシュートをはじめとするゲームシステムの説明が行われた。基本的には前作・前々作と同様のシステムが搭載されている今作だが、会場では今回が初お披露目となる「シンクロ」の発表や実演も行われた。

左:池田氏、右:星野仁氏 実に安心感のあるプレイと、被弾したら服が破れるという。
本シリーズの魅力を見事に紹介してくれた太菱氏
プレイサイドに用意されているシンクロは、プレイヤー1人で2キャラを操作できる!
シンクロ機は機体上に「Synchro」の文字が記載。

シンクロはいわゆる“2人分の操作を1人で行うダブルプレイ”を、手軽に誰でも体験できるようにするためのモードで、事前に2キャラクターを選択し、片方を自機とし、もう片方をシンクロ機として、同一画面上で操作することができる。シンクロ側の機体は自機を右に動かしたら左に、自機を左に動かしたら右にと、「画面端に行くほど両機が離れ、中央に寄るほど両機が重なる」という対照的な挙動を見せるが、シンクロ機は完全無敵となっているため弾避け・被弾は一切気にせずにプレイできる仕様だ。また、ステージ中はセレクトボタンを押すことで、シンクロ機を動かさずその場に止める「ロック機能」も搭載されているので、固定砲台やオプションのように活用していくことも一つの手。

また、両機が近づき合うと周囲に円形のバリアが展開され、敵の弾を消してくれるようになっている。バリアの使用制限などは一切ないため、危なくなったら両機を重ねてバリアを展開し、雑魚を消したい時はすかさず左右に広がって制圧するなど、安心感と手軽さと巧く両立されているのが本モードの一番の魅力であろう。

なお、説明終了後は檀上にて誰でも体験プレイが可能となっていたが、1人目の体験者として名乗りを上げるのは誰でも心許ないだろうと池田氏の配慮から、会場に訪れていたMAGES.の「バレットソウル」シリーズのプロデューサー・盛政樹氏が名指しで抜擢されることに。「STGのプロデューサーなら、勿論プレイもお上手ですよね?」という池田氏の期待と衆人環視のプレッシャーの中でプレイをすることとなった盛氏だが、そのお手前は実に見事なもので、1面・2面と危うさも見せずに楽々クリア。随所に見せる攻略法が同氏のやり込み具合を現す、華麗なスーパープレイであった。

右:突如名指しされることとなった5pb.のSTG「バレットソウル」シリーズのプロデューサー・盛政樹氏

この後は筆者がプレイすることに。体験したのはシンクロで、前作DLCキャラの「リリスの悪夢」と、今作新キャラ「レイズ・ナージェ」の2名を選択。最初はエレメントシュートの使い分けに戸惑うものの、2機による射撃制圧力、危なくなったらバリアを張ることで簡単にステージを進み、ボスを撃破することにも成功した。本モードは「斬新なプレイスタイル」「ダブルプレイ体験」という側面が際立ちがちだが、「カラドリウス」シリーズは初心者でも気軽にプレイできるというコンセプトの元で制作されていることから、一見難しそうなシンクロであっても簡単に遊べるようになっている。

なお、シンクロ機は自機と左右対称に動くという性質から、中央で重なり合った瞬間などに「あれ、どっちが自機だ?」と意識が逸れてしまうこともあるので、最初はしっかりと区別する必要がありそうだ。

両機の周りに展開されているのがバリア。 クリア後はCERO Dを誇るセクシーな一枚絵が!
エボリューションモードには、AC版に追加されていたミッションステージも搭載されている。
多数の敵に翻弄されてここでプレイ終了。自分でもビックリするくらい進めたのが印象的だ。
壇上ではほかのユーザーが完全新規のステージに挑戦! 背景の高速スクロールが道中のスピード感を煽る。
馬のような姿をした新ボス 強力な弾幕が行く手を阻む
PS3を取り込んだ特製筐体。

出演声優陣のミニトークライブ!新作初プレイにも挑戦!

左から羅弘美さん、内田愛美さん、<br />モス 代表取締役社長 駒澤敏亘氏、笹本菜津枝さん
左から羅弘美さん、内田愛美さん、
モス 代表取締役社長 駒澤敏亘氏、笹本菜津枝さん

一通りのプレイ体験が落ち着いた所で壇上に上がったのは、アイラ・ジェナ・パルシオンおよび「一体、誰なんだカラドリウス仮面…」と巷で称されているであろうレイズ・ナージェを演じる笹本菜津枝さん、アレックス・マーティン役の内田愛美さん、ベルゼブブ役の羅弘美さんの、「カラドリウス」シリーズ出演声優の御三方。

池田氏の司会で進められたトークライブでは、両キャラクターとも演じやすかったと語る笹本さん、声のトーンを低くするのに苦労したという内田さん、ベルゼブブが隠しステージに登場するボスキャラということから「自身の演じるキャラまでたどり着けない…」と苦笑を見せた羅さんのコメントなど、和やかな雰囲気で進行。また、内田さんと笹本さんはステージのすぐ傍に設置されている「カラドリウス エル・シエル」を2人で協力してプレイしたことなど、プライベートな一面も語ってくれた。

続いて、「カラドリウス ブレイズ」を3名が初挑戦することに。一番槍を務める内田さんはモスのスタッフに操作方法をレクチャーされながらステージ1に挑むも、攻撃ボタンの多様さに目を回してしまったか、道中で撃墜されてしまう。「アレックスのアテレコしながらやって」と内田さんに無茶ぶりを吹っ掛けてから台に着いた笹本さんは、安定したプレイで1ボスまでたどり着くものの、ボスの多様な攻撃にやられてしまい無念のゲームオーバー。ゲームは得意だがシューティングはあまりプレイしたことがないと話すも、周囲の期待を一身に背負うこととなってしまった羅さんは、ゲーム慣れしているいうその腕を随所に見せ、無事ボスまで到着。内田さんと笹本さんの応援を受け、3段階あるボスと一進一退の攻防を繰り広げた結果、見事撃破に成功! 会場から惜しみのない拍手が送られ、イベントは盛況の内に幕を閉じた。

カラドリウス ブレイズ

モス

PS3パッケージ

  • 発売日:2014年8月28日
  • 17歳以上対象
カラドリウス ブレイズ

カラドリウス ブレイズ 限定版

モス

PS3パッケージ

  • 発売日:2014年8月28日
  • 17歳以上対象
  • ドラマCD、サウンドトラックCD同梱
カラドリウス ブレイズ 限定版

カラドリウス ブレイズ

モス

PS3ダウンロード

  • 発売日:2014年8月28日
  • 17歳以上対象
  • PS Storeダウンロード版

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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