女性ライターが女性目線でVitaちゃん(PlayStation Vita)の魅力を語りつくす「今から遊ぶ!女の子のためのVitaちゃんはじめて講座」。第1回は、本体とメモリーカードの選び方について紹介します。
ソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機「PlayStation Vita(PS Vita)」。カラーバリエーションやソフトラインナップの充実、軽量・安価となった新モデルの登場や乙女ゲームブランドの移行などに合わせ「そろそろ買わなきゃ!」と思っている女性ユーザーも多いはず。
そこで、ゲームがないと生きていけない女性ライターが「今すぐ使える!実践的!」をモットーに、PS Vitaのもつさまざまな機能やアレコレについて解説していきます。なお、ここでは親しみを込めてPS Vitaを「Vitaちゃん」と呼んでいますのでご了承ください。
まず、何を買ったらいいの?
とにかく、Vitaちゃん本体がなければ何も始まりません。2014年7月現在では、ざっくり分けて3つのタイプが存在します。
「PCH-2000」シリーズ
従来品より軽量かつ安価になった新型。カラーはブラック、ホワイト、ライムグリーン/ホワイト、ライトブルー/ホワイト、ピンク/ブラック、カーキ/ブラックの6色。
「オトメイトスペシャルパック」
PS Vitaソフト「薄桜鬼 鏡花録」「AMNESIA V Edition」のダウンロード版がセットになったもの。本体カラーはホワイト。
「3G/Wi-Fiモデル」
ネットワーク機能が充実したタイプ。カラーはクリスタル・ブラックのみ。
「オトメイトスペシャルパック」は、女性向けゲームブランド「オトメイト」の人気タイトルが2本セットになっています。「薄桜鬼」「AMNESIA」ファンなら、ぜひこちらを。再生産も行われていますが、数量限定となっているので欲しい場合はお早めに。なおゲームはダウンロード版なので、どの容量でもいいのでメモリーカードも一緒に買わないと遊べない点にご注意!
「3G/Wi-Fiモデル」は、ネットワーク回線を契約すれば外出先でもネット接続できるようになります。後述しますが、こちらは「PCH-2000」の前に発売した「PCH-1000」となっています。
メモリーカードはどれがいいの?
ゲームを遊ぶために、Vitaちゃん本体とソフト以外で必要となるのが「メモリーカード」です。セーブデータの保存をはじめ、ゲーム画面を撮影したスクリーンショットやアプリケーションなど、色々なデータを管理するために欠かせません。「PCH-2000」には1GBの内蔵メモリーがありますが、大抵の方は足りなくなりますので別途メモリーカードの購入をおすすめします。
2014年7月現在で販売しているのは、容量が8GB(2000円前後)・16GB(4000円前後)・32GB(7000円前後)・64GB(10000円前後)の4種類です。「どれを選べばいいのか分からない!」という方のために、独断と偏見で分類してみました。
- 8GB…1年に買うゲームは1~3本くらい。ソフトはパッケージ版を買う人向け。
- 16GB…1年に買うゲームは5本前後。たまには体験版もダウンロードして遊びたい人向け。
- 32GB…1年に買うゲームは10本以下。パッケージ版だけでなくダウンロード版のソフトも買う人向け。
- 64GB…1年に10本以上ゲーム買います!アプリやビデオなんかもどんどんダウンロードしたい人向け。
ちなみに私がVitaちゃんを購入した当時は32GBしかなかったのですが、約2年ほどでいっぱいになってしまったので64GBを買い直しました。大は小を兼ねるといいますし、色々とダウンロードしそうな人はあらかじめ大きい容量を買っておいたほうがいいでしょう。お値段とご相談ください。
3G/Wi-Fiとか新型・旧型って何が違うの?
先ほど少し触れましたが、「3G/Wi-Fi」は回線を契約すれば外出先でもインターネットに接続することができます。とはいえ、パッケージ版のゲームを遊ぶだけならそこまで必須の機能ではありません。Wi-Fiモデルでも無線LANを使用すればネットワーク通信を行えますし、スマートフォンのテザリングを利用すれば屋外でもインターネット接続できます。「どうしても外でネット回線を使いたい!」という人でない限り、Wi-Fiモデルで十分でしょう。
続いて、いわゆる新型「PCH-2000」と旧型「PCH-1000」の違いは、ざっくり挙げると以下の5つです。
- 重さ→「PCH-2000」のほうがちょっと軽い!
- バッテリー→「PCH-2000」のほうが1~3時間ほど延びた!
- ディスプレイ→「PCH-2000」は液晶、「PCH-1000」は有機EL
- ボタン→「PCH-2000」のほうがスタートボタン/セレクトボタンを押しやすい!
- 価格→「PCH-2000」のほうが安い!
ディスプレイについては、一般的に有機ELのほうが発色が鮮やかで美しいといわれます。とはいえ、全く同じ状態の画面を同時に見比べたら「ちょっと違うな」と感じる程度で、液晶だからというデメリットはありません。個人の好みによりますので「絶対に有機ELじゃないとイヤ!」という人でなければ「PCH-2000」の購入をおすすめします。
次回は、本体やメモリーカードの他に買っておきたいアイテムやパッケージ版とダウンロード版の違いについてご紹介します。
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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