女性ライターが女性目線でVitaちゃん(PlayStation Vita)の魅力を語りつくす「今から遊ぶ!女の子のためのVitaちゃんはじめて講座」。第2回は、ゲームを遊ぶ前に買っておいたほうがいい必須アイテムとパッケージ版・ダウンロード版の違いについて紹介します。
液晶フィルムは絶対買うべき!ケースやポーチはお好みで
Vitaちゃんの特徴の1つに「タッチパネル操作」があります。触れれば当然汚れますので、遊ぶ前に液晶画面の保護フィルムを取り付けましょう。携帯電話で利用していた方にはお馴染みですが、Vitaちゃんにも指紋が付きにくいタイプ、のぞき見されても見えないタイプ、空気やホコリが入っても綺麗に貼れるタイプなどがあります。また画面部分だけ、表面全体、裏面用もセットになったものもあるので見比べてみてください。
貼り付ける時はお風呂場など、ホコリの少ない場所で行いましょう。「上手く貼れない!」という方は、家電量販店などで行っている貼り付けサービスも活用を。価格は500~1500円程度で、そう何度も買い直すものではないのでしっかり選んでくださいね。ちなみに私は1300円くらいの空気が入っても大丈夫な表面全体タイプを買いました。100円~300円程度で買えるものもありますが、強度も貼り付き具合も悪いのでおすすめしません。
そしてVitaちゃん本体へのホコリや傷を防ぐために必要なのが、保護ケース。プラスチック製のちょっと固いタイプと、シリコン製の柔らかいタイプが主流です。透明なものからカラー付きのものもありますし、手触りが大きく異なるので気になる方は家電量販店で実際にサンプルを触ってみてください。価格は500~1500円程度で、私はPSPの頃から握りやすいシリコン製を愛用しています。本体カラーをそのまま楽しみたい人はプラスチック製をどうぞ。
Vitaちゃんを外に持ち運びたい人には、万が一の落下やカバンの中での傷つきから守るためにポーチを利用しましょう。Vitaちゃん用として販売されているものはもちろん、横幅183ミリ、高さ85ミリ程度より大きめサイズならとりあえず入りますから、気に入ったデザインのポーチを探してみるのもいいかもしれませんね。また、このほかにもポーチとケースなどがセットになった「アクセサリーセット」、Vitaちゃん本体と画面も丸ごと統一したデザインで彩れる「スキンシール」といったアイテムもあります。それぞれ価格は1000~3000円といったところ。
パッケージ版とダウンロード版って何が違うの?
Vitaちゃん本体やメモリーカード、液晶保護フィルムなどを揃えたら、残るはゲームソフトを買うのみ! Vitaちゃんでは、ゲームデータの入ったカードを本体に入れて遊ぶ「パッケージ版」と、ゲームデータをメモリーカードにインストールして遊ぶ「ダウンロード版」が利用できます。では、この2つの違いを比べてみましょう。
まず、ゲームの内容に違いはありません。異なるのは製品が形として残るかどうか、購入方法、価格、特典の有無といった部分です。パッケージ版は店頭や通販などの利用、ダウンロード版はインターネット回線を通じてオンラインストア「PlayStation Store」で購入することとなります。価格はダウンロード版のほうが最大で1000円程度安い場合が多く、ちょっと他のゲームを遊びたくなった時でもゲームカードを入れ替える必要がないのは便利ですね。また1度購入すれば再ダウンロードできるため、万が一ゲームデータが破損しても安心ですし紛失の心配もありません。
設定資料集やドラマCD、各種グッズなどの購入者向け特典が付属するのはパッケージ版です。私自身、こうした特典目当てにパッケージ版を買うことが多いですね。一方、ゲーム内で使うアイテムなどの特典はダウンロード版でも利用できます。どんな特典が用意されているのか確認しつつ、どちらを選ぶか決めていきましょう。
ざっくりまとめるとこんな感じです。
パッケージ版
- 製品が手元に残る
- 設定資料集やドラマCDといった特典が欲しいならパッケージ版
- ゲームごとにカードを入れ替える必要がある
ダウンロード版
- 購入にはインターネットなどの各種設定が必要
- パッケージに比べて最大で1000円程度安く手に入る
- 色んなゲームを簡単に切り替えやすいが、メモリーカードに十分な空き容量が必要
- 万が一ゲームデータが破損しても再ダウンロードできる
- ゲーム内アイテムなどの特典であれば付属する場合も多い
それでは、いよいよVitaちゃん本体に触ってみましょう! 次回はボタン操作や画面の見方についてお話ししていきます。