アークシステムワークスは8月30日に格闘ゲーム全国大会「ARC REVOLUTION CUP 2014(あーくれぼ2014)」を開催した。ここでは「GGXrd」「BBCP」「P4U2」の各タイトルのベスト8からの模様を紹介していくぞ。

2014年8月30日、東京ビッグサイトTFTホール1000で行われたセガ主催のアーケードゲームのファンイベント「JAPAN GAMER’S LIVE」内にて、アークシステムワークスの2D対戦格闘ゲーム「ギルティギア イグザード -サイン-(以下:GGXrd)」「ブレイブルー クロノファンタズマ(以下:BBCP)」「ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド(以下:P4U2)」の3作品の頂点を決する全国大会「ARC REVOLUTION CUP 2014(あーくれぼ2014)」が実施された。

檀上で戦いを繰り広げるのは、6月中旬より全国各地にて行われた店舗予選を勝ち抜いた者、あるいは平成生まれ頂点を制した若者、あるいは海外の大会で名を挙げた刺客と、実に多岐にわたる選出方法で選りすぐられた猛者たち。会場では予選で惜しくも敗れ去ったプレイヤーも、一緒に戦い高め合ってきたライバルも、傍で応援してきた友人も、皆一緒になってイベントを盛り上げ、今年度の覇者となるであろうプレイヤーの戦いを見届けていた。

本大会は第1部で16回戦から、第2部で8回戦から試合が行われ、その模様は来場者だけでなく、ニコニコ生放送でのライブビューイングでも届けられた(対戦動画は後日公式サイトに掲載予定)。事前に各タイトルのオリジナルグッズなどが当たる「優勝者予想キャンペーン」も実施されるなど、イベントの参加方法が色々な形で用意されていたので、こちらで参加したというユーザーも少なからずいたのではないだろうか。

今回はそんな暑い夏を締めくくる、熱いプレイヤーたちの激戦模様をさまざまなユーザーに紹介するべく、イベントレポートという形で掲載していくぞ!

ステージ下の予選台の勝者が壇上へ バックヤードには一般参加の試遊台も設置

まずは大会ルールのおさらい!

GGXrd/P4U2

  • 1vs1の勝ち抜きトーナメント戦
  • 各試合とも1ラウンド99秒/2本先取
  • エントリー後のキャラクター変更は不可
  • 1P側/2P側の選択権は試合前のじゃんけんの勝利者
  • (GGXrdのみ)対戦ステージの選択権もじゃんけんの勝利者が決定
  • 決勝戦のみ2本先取

BBCP

  • 2vs2の早稲田式対戦勝ち抜きトーナメント戦
  • 各試合とも1ラウンド99秒/2本先取
  • 同一チーム内のキャラクターの重複は不可
  • エントリー後のメンバー/キャラクターの変更・追加は禁止
  • 1名でエントリーした場合は、1回負けた時点で敗北
  • 先鋒戦は両チームとも事前申告制
  • 先鋒戦終了後に大将戦
  • 両チームに勝者が出た場合は決定戦

例)先鋒戦をAチーム、大将戦をBチームが勝利した場合…Aの先鋒、Bの大将で決定戦。対戦ステージの選択は自由だが、選択権は先鋒戦のじゃんけんの勝利チーム、以降は敗北チームに選択権が移行。

※注意※

以下のレポートでは前者(選手名)が1P側、後者(選手名)が2P側となるため、準々決勝・準決勝・決勝で名前順が前後することもあるため、注意してください。また、プレイヤー名は全て登録されている表記で記載します。

最初は「P4U2」第8回戦からの模様を紹介!

イベント第1部となるトーナメント開始時の16回戦では、メインモニターに3タイトルの対戦模様が映し出され、各所をピックアップしながらの進行となっていた。本稿では、第2部に当たる各タイトルのベスト8が出揃った、準々決勝からの模様を紹介していく。

左:「ギルティギア」シリーズ ゼネラルディレクター 石渡太輔氏
右:「ブレイブルー」シリーズ プロデューサー 森利道氏

まず最初に行われたのは、「P4U2」の準々決勝。ここでは鳴上悠(以下:番長)2名、アイギス2名、ゆかり1名、クマ3名と、キャラクターがある程度ばらける結果に。準々決勝第1回戦は、ゆーさま選手の番長とぐるぽ選手のアイギスが対戦。アイギスならではの前後中下段の攻撃がいかんなく発揮されるものの、ゆーさま選手もアイギスのSPスキルによるリバーサルを見てから、暗転返しの十文字切りで打ち勝つなど、初戦から白熱した展開を魅せつける。最後はアイギスのラッシュが優勢をもぎ取り、初戦はぐるぽ選手が勝利を掴んだ。

続く2回戦は、ソウジ選手のクマとタヒチ選手のゆかりの試合。優勝者予想キャンペーンでも上位に選出されたソウジ選手は、地上でアイテムを駆使する立ち回りでタヒチ選手を圧倒するも、タヒチ選手も耐えて耐えての一瞬を掴み、ゆかりお決まりの混乱付与から一気に形勢を逆転させ、ラウンド1/1の最終戦にもつれ込んだ。試合はソウジ選手が序盤のリードを守り切る結果となり、準決勝への進出を決めた。

左:ソウジ選手、右:タヒチ選手

次の3回戦では、まっど選手のクマとコイチ選手のアイギスが激突。東にソウジのクマありときたら、西はまっどのクマありと呼ばれるこの「P4U」業界。アイテムからのラッシュと、オルギアからのラッシュで一気に相手を倒し切る両キャラの対戦は、両者ともに中下段を絡めた攻防で展開。女神の大盾で相手の硬直を狙いに狙ったコイチ選手であったが、冴えわたるクマの2B対空での迎撃が決め手となり、まっど選手が準決勝にコマを進めた。

準決勝最後の試合は、DAI―CHAN選手の番長とみんと選手のクマ。クマは一説に番長対策が課題になるということで、対戦環境では逃れられない組み合わせの一つとなっているが、強気のダッシュで速い展開を狙ったみんと選手の戦略が功を奏し、一矢報いるDAI―CHAN選手であったものの、見事みんと選手が勝利を掴み、準決勝への最後の枠を手に入れた。

左:DAI―CHAN選手、右:みんと選手

クマ3人、アイギス1人が進出した準決勝!

準決勝1回戦の組み合わせは、ソウジ選手とぐるぽ選手のクマvsアイギス戦。試合は常にアイギスの上をキープし、仕切り直しの距離で、ガードを解きたいタイミングに技を差し込むソウジ選手の戦い方が噛み合う。最後も何気なく置いてあると誰もが思っていたデンデン太鼓にぐるぽ選手が引っ掛かったところ、的確な追撃を行ってソウジ選手が頂上決戦の第一歩を踏みしめた。

左:ソウジ選手、右:ぐるぽ選手。どちらも大崩れされやすい組み合わせの中、ソウジ選手が見事勝ち切った。

準決勝第2回戦は、みんと選手とまっど選手の対決。この対戦もクマvsクマ、どちらが勝ってもクマvsクマの決勝が待つ中、お互いアイテムでけん制し合いながら、大きなダメージを稼げず試合は30カウント。ここでまっど選手は投げを起点にみんと選手を崩して先取を果たすも、2ラウンド目に怒涛の攻めをしのぎ切ったみんと選手の逆転勝利を許してしまう。最終ラウンドは檀上戦での緊張か、お互い最後の決め手が出せていないなど勝ち確コンボをミスってしまうも、まっど選手がギリギリの運命戦を制して決勝戦へ。

左:みんと選手、右:まっど選手。ここで患う緊張感は、檀上プレイヤーにしか分からないものなのだろう。

クマの頂点は如何に…決勝戦!(決勝戦のみ2本先取)

迎えた決勝戦は、ソウジ選手とまっど選手による、東西をも超えた全一クマの決定戦を呈していた。両者はクマの研究・発展のため、さまざまに情報共有してプレイし続けてきた間柄とのことで、そんな2人でこの壇上に上がり、全国の頂点を決することができるのは実に嬉しいことだとコメントし、いざ決勝台へ。

左からソウジ選手、まっど選手

恐ろしいガード性能を武器にしたソウジ選手と、多彩な立ち回りで相手を翻弄するまっど選手。PSR900前後の同じクマでも、まったく違う戦いぶりを繰り広げるこの両名。試合は細かな昇り中段で小ダメージを稼ぐものの、大きな始動をしっかりと警戒するかのように、繊細なダメージレースで試合が進んでいく。ラウンド1/1の一本目は同じアイテムを同じテンポで出していきながらも、自分側のアイテムをしっかりを判別する巧者っぷりが冴えわたっていた。

最後は投げを起点にダメージを稼がれていたソウジ選手が画面上に出現したマッスルドリンコを一気に2本とり、覚醒状態のHPゲージを大幅に増やし、激昂状態からのフルコンボに加え、最後の一撃にまったく見せていなかった裏回りボコスカを大胆に繰り出し、一本目を先取。

続く2本目では、ソウジ選手が1ラウンドを取り、まっど選手が1ラウンドを取り返し、後の3ラウンド目でまっど選手側のレバーに異変が。試合途中、確定反撃をいれられるところで何故か棒立ち、投げを主軸にし始めたなど、開設のDIEちゃん氏も疑問に思っていたとのことで、一度両者が納得できる状況から仕切り直すことになった。

ラウンド1/1、ソウジ選手バースト有り、まっど選手バースト無しの可能な限り状況再現が行われた2本目最終ラウンドは、ギリギリの殴り合いで試合が進むも「ソウジ選手の殺し切りのトマホークが出ていない」と思ったら、「まっど選手もトマホークが発動していない」、さらに「ソウジ選手のボコスカが当たったのに追撃が行われない」など、勝者と敗者のプレッシャーからか精細に欠けてしまった両者。結果的に2本目をもぎ取ったまっど選手により、決勝は最後の三本目に突入。

三本目では、ソウジ選手のバットに合わせて空中攻撃でダメージを取るパターンを捉えたまっど選手がリードを広げ、見事「P4U2」の頂点を勝ち取ることとなった。

「GGXrd」第8回戦からの模様を紹介!

興奮冷めやらぬ中行われた「GGXrd」の準々決勝は、ソル1名、ミリア1名、ポチョムキン1名、イノ1名、ラムレザル1名、ファウスト3名が壇上へ上り詰めた。ファウストは環境的にいわゆる強キャラとされ、順当に全国大会でも活躍することが予想されていたが、あくまで下馬評やキャラランク。頂点というのは往々にして甘くないものだ。

準々決勝1回戦を飾るのは、FAB選手のポチョムキンとナゲ選手のファウスト。どちらもギルティ勢にその名を知られた強豪ポチョムキン使いとファウスト使いだが、壇上には両キャラの頭部を模した被り物で入場するなど、会場を温める小ネタも欠かさずに披露。

仲の良さと、それゆえに付けた肩書き「FAB撲滅委員会幹部」を以って試合に臨んだナゲ選手は、ファウストお決まりのリーチと物投げで立ち回りに大きな優勢を付けていく。しかし、FAB選手も黙ってやられることなく、遠Sの硬直や物投げの隙間にきっちりHSを差し込むなどして対抗。「そこまでガードできるの?」と思わせるほど中段をしっかりしのいでいたFAB選手であったが、最後はナゲ選手のラッシュに敢えなく撃沈してしまった。

ステージは「ARC REVOLUTION CUP」と「JAPAN GAMER’S LIVE」の文字が映された特別仕様。

続く第2回戦は、うき選手のソルと手品師選手のファウストの対決。長いリーチを誇るファウストに対して、あばれ潰しの5K、絶妙な距離での6A、手痛い始動で相手に苦汁をなめさせるファフニールを上手く混ぜ、手品師選手の機先を制し、うき選手が準決勝に勝ち上った。

3回戦は、とるそ選手のミリアとがぞう選手のファウスト。平成生まれの平成枠で出場したがぞう選手と、こちらも平成生まれながら関東エリアでの出場を決めたとるそ選手による、業界には嬉しい若手対決。試合では、とるそ選手はミリア特有の速さを要所で潰されてしまい、終始がぞう選手にペースを握られてしまうことに。硬さを見て取ったのか、がぞう選手はメッタ斬りを随所に通すことでダメージを稼ぎ、見事勝利を勝ち取った。

最後の席を取り合う4回戦は、ダイジ選手のラムレザルとはせがわ選手のイノ。新規参戦キャラクターであるラムレザルと、筐体から流れるキャラクター使用率からもプレイヤー数の減少が見て取れるイノという、珍しくも華やかなこの組み合わせ。しかし、内容は大剣技の強力な設置連携と、「見るの?感じるの?どっち?」と「GGXX」シリーズの頃から筆者が友人に問いかけているイノの強力な中下段で進行する狂暴な試合。ケミカル愛情からの強力な起き攻めを展開し、最後はダッシュ空かし投げを大胆に通してはせがわ選手が準決勝に駒を進めた。

左:とるそ選手、右:がぞう選手

ベスト4が雌雄を決する準決勝!

準決勝第1回戦は、うき選手とナゲ選手の試合。準々決勝と同じくソルのファニフールの差し込みや、「イタダキィー」「テェヤー」などのボイスでシリーズを盛り上げてきた画面端Dループを使い、会場の合いの手を一身に受けていたうき選手であったが、物投げから自身のターンを着実に握り、中央ブラックホールで一気にダメージを加算していったナゲ選手が、一足早く決勝戦へと躍り出た。

左:うき選手、右:ナゲ選手。黄色ロマンキャンセルで要所を握ったナゲ選手がやりこみを見せた。

準決勝第2回戦は、はせがわ選手とがぞう選手。両者は普段から一緒にプレイしているいわゆる身内同士ということで、一緒にプレイしてきたプレイヤー同士ならではの身内読みが大きく働いたのだろう。生き生きとしたがぞう選手のファウストのガンダッシュや、はせがわ選手による一点読みだろう上入れっぱの起き攻め空投げなど、刺激的な展開に会場もヒートアップ。相手の考えを信頼しているからこそできる大胆なダッシュで立ち回りを優位にし、この場はがぞう選手が決勝戦の切符を勝ち取った。

左:はせがわ選手、右:がぞう選手

若手ファウストvs強豪ファウストの同キャラ決勝戦!(2本先取)

こちらも奇しくも「P4U2」と同じく、「画面上にアイテムを出現させる物投げキャラ」による同キャラ戦と相成った。稼働時期の長い「GG」シリーズは、長きに渡る愛されぶりと大小様々な全国大会が展開されてきたため、「P4U」「BB」シリーズに比べると、やはり古参プレイヤーという強豪が多く存在している。そんな中、今回の決勝という舞台に上がってきたのは、平成枠から勝ち進んできた若き力・がぞう選手。対するのはファウスト使いとしてシリーズを通してその名を知られるナゲ選手。こういった新旧さまざまな世代でプレイされているというのは、アークシステムワークスやシリーズプレイヤーにとっては、やはり嬉しい限りだろう。

ただし、頂点を決する2人がこの時に求めるのは、やはり勝利という栄冠ただそれだけだ。実況・かきゅん氏による「優勝はファウスト!」の掛け声から始まった決勝戦は、大胆に前に踏み出し相手を崩していくがぞう選手と、出現したアイテムを利用して相手を封殺していくナゲ選手という、こちらも同キャラながらまったく異なるスタイルで攻防が繰り広げられることに。

左:がぞう選手、右:ナゲ選手

序盤はがぞう選手の攻撃を上手くいなしていったり、リバーサルの刺激的絶命拳において4/1の天使を引くなど“持っている”ところを魅せつけていたナゲ選手がリードを広げていたが、持ち前のスタイルを前面に押し出し、“これでもか”と前に出ていくがぞう選手に喰らいつかれ、一本目はがぞう選手が勝利を掴んだ。

後がないナゲ選手は、続く二本目でリズムを掴もうとするも、がぞう選手の冴えわたるバクステ・受け身読みに対応され、さらに肝の太さで通してくるメッタ斬りが決め手となり、がぞう選手が優勝に王手をかける。さらに2ラウンド目では、決勝戦という舞台で、どちらも体力点滅の致死圏内という状況の中「デンジャータイム」に突入! 会場も大きな歓声でこれに応え、その声援を味方に付けたがぞう選手が見事にナゲ選手を刺し切り、初の大会出場という条件の中、見事に優勝を飾ることとなった。

最後は2on2形式の「BBCP」第8回戦からの模様を紹介!

「BBCP」はこれまでの2タイトルと違い、2on2形式が採用されている。先鋒戦および大将戦で勝利、もしくは勝利カウント1/1で迎える勝者同士の決定戦での勝利チームが、トーナメントの先に勝ち進めるというものだ。

※以下【選手名(キャラ)、選手名(キャラ)の「チーム名」】と表記します。
※2回目以降の選手名の表記を若干省略している場合もあります。

準々決勝1回戦は、こがたん。選手(ラグナ)、ガリレオ選手(ライチ)の「パナしていいとも!」対、むっちー選手(ココノエ)、こんばんはGacktです選手(ハクメン)の「突然の死」。EVOで渡米した2人が組んだこの「パナしていいとも!」。ガリレオ選手の強気な燕返しに攻めあぐねていたGacktです選手であったが、途中画面端好始動からのODコンで大ダメージを奪い取り、ハクメンらしさを存分に引き出していた。しかし、最後はOD緑一色などで確実にダメージを取りに来たガリレオ選手が体力リードを奪った結果、先鋒戦はガリレオ選手が勝利となった。

続くこがたん選手とむっちー選手の試合は、開幕ガンダッシュからのDインフェルノディバイダー(以下:ID)や、肝の据わったいきなりガントレットハーデスなど、格ゲー界に彗星に如く時々現れる「ファンタジー系」な強みを如何なく発揮していくこがたん選手に対し、むっちー選手はテンポを大いに崩されてしまったのか、反撃場面を上手く捉えきれず僅差で敗北し、「パナしていいとも!」がその名の通り、1回戦をパナし勝つことに。

左:こがたん。選手、右:むっちー選手

お次の2回戦は、テツヲ選手(ココノエ)、うどん選手(ハザマ)の「レジェンディアオーラ」と、ふも選手(アラクネ)、TN選手(ハクメン)の「おそとあついつらい」チームの戦い。いずれも「BB」シリーズの大会で名を連ねてきた強者たちによるこの第2回戦。先鋒戦はテツヲ選手とTN選手の試合となり、テツヲ選手がココノエを強みを如何なくしたことでTN選手は防戦に回らざるを得なくなった。ガード性能の高さにも定評のあるテツヲ選手相手に、鬼蹴からの投げなどで徐々に対応していったTN選手であったが、コンボ毎にしっかり高ダメージを加算されてしまい、TN選手は先鋒戦を落としてしまった。

王手をかけたうどん選手と、後がないふも選手の大将戦は、ふも選手が開幕OD一発烙印で序盤を有利に進めたものの、うどん選手が軽傷でしのぎ切ったことで、立ち回りのウロボロスで行動制限をかけられてしまうことに。中距離からの2B、飛びを読んでの蛇咬と、コンボもスライド5A・ディレイJCをいっそ羨ましいほどに完璧にこなしていくうどん選手がダメージを最大限に伸ばし、最終ラウンドでは瀕死状態を前にハザマをウロボロスを捌かなければいけなくなったふも選手が破れ、「レジェンディアオーラ」がストレートで決勝戦に進出した。

左:うどん選手、右:ふも選手

続いての3回戦は、マトイ選手(ココノエ)、伊藤冴選手(カルル)の「ガー不フレンド(狩)」と、コイケ選手(ライチ)、辻川選手(ココノエ)の「設置系テクキャラ」が準決勝進出をかけてバトル。初戦はマトイ選手とコイケ選手が対戦。ライチの強みとなる起き攻めパターンをガッシリと決めていくコイケ選手であったが、ココノエのワープを駆使した前後の揺さぶり、長い3Cの振りまきに引っかかり、最後にカウンターアサルトを読まれてしまったため、ここはマトイ選手が先取した

ここで勝敗を決したい伊藤冴選手と、決定戦にもつれ込みたい辻川選手の対戦は、どちらも有名プレイヤーの名に恥じない立ち回りで進んでいった。火球で相手の動きを制限し、動いたニルヴァーナはしっかりと殴ってゲージを減らすという、お手本とも言えるようなプレイで着実にリードを加速させる辻川選手。しかし、伊藤冴選手も半端じゃない。壇上という舞台で、いや檀上という舞台だからこそなのか、一度捕まえた辻川選手のココノエを補正切り連携でガリガリと削り、強気のダブルアップをこれでもかと通していく。最後の3ラウンド目でも的確な拾いコンボ、補正切り連携を大胆に通した結果、準決勝への片道券は「ガー不フレンド(狩)」が手にすることとなった。

コスプレ檀上プレイヤーとしても有名な辻川選手こと辻カカ。司会曰く「足が物凄く綺麗」だったとか。

最後の4回戦は、N男選手(レイチェル)、どぐら選手(アズラエル)の「鉄板」と、きつね選手(レイチェル)、RYO選手(レリウス)の「きつね邸」が激突。先勝をあげたいだろう両チームは、N男選手ときつね選手を選出し、珍しくも恐ろしいレイチェル同キャラ対決で開戦。「攻めは見える要素が無い、守りは冷奴、それがレイチェル」とは筆者の軽率な談だが、ここまで登りつめているレイチェル使いには、もはや一般的なキャラランクなど当てはめようもないだろう。起き攻めがシルフィードで拒否しやすいことから、他のキャラと当たった時とは全くテンポが違うだろう本試合は、1コンボに移行するまでのシューティング合戦でけん制し合っていた両者だが、一つ一つのきっかけで丁寧にダメージを上乗せしていったN男選手に軍配が上がった。

大将戦となる、どぐら選手とRYO選手は、開幕で手痛い始動をもらってしまったRYO選手がペースを握られ、レリウスの強みを生かせない展開が続く。ノリにノったどぐら選手はアズラエルらしい接近戦の強みを押し付け、最後も殺し切れると見るやしっかりとODコンに切り替え、優勝者予想1位チームの腕前を見事に発揮することとなった。

左から、どぐら選手、N男選手、RYO選手、きつね選手。

波乱の展開が予想される準決勝!

準決勝第1回戦は、「パナしていいとも!」と「レジェンディアオーラ」の対決。ガリレオ選手とテツヲ選手の一戦目では、ライチの棒とココノエの設置による遠距離戦が展開。前回あーくれぼ2013で国内を、EVO2014で世界を制している現状最も高みに近いであろうガリレオ選手は、テツヲ選手に安易な単発中段が通らないと考えたのか、6B長押しキャンセルからの投げや、テンポを巧くずらしてからの中段、からの中段などで体力差を広げ、初戦を勝ち取った。

決勝へいち早く上りたいであろうパナしていいとも!の大将戦は、こがたん選手。これを迎え撃つのはうどん選手となった。自身の信念を貫く、飛び逃げ読みであろうファンタジックなDIDには、実況・来場者共に度肝を抜かれていたが、うどん選手は前試合を考慮して動いていたのか、ファンタジーに対して堅実に、奇抜に対して着実に、しっかりと自分なりのリスクを負わせていくことに成功。ウロボロスの機動力でしっかりと裏を取りつつ、冷静に確定反撃を入れていれていき、荒れそうな展開を要所で押さえたうどん選手が勝利し、ベスト8初の決定戦へともつれこんだ。

決定戦は両チームの勝者である、ガリレオ選手とうどん選手が対決。共に高機動の差し合いが行われ、見ている側も息つく暇がないまま試合が進んでいったこの試合。結果、ガリレオ選手が最後の一撃に中段をねじ込むこととなり、「パナしていいとも!」が決勝戦へと進出した。

左から、こがたん選手、ガリレオ選手、テツヲ選手、うどん選手。

最後の切符をかけた準決勝第2回戦は、「ガー不フレンド(狩)」と「鉄板」が出場。先鋒戦はマトイ選手、どぐら選手が激突したが、ここでもどぐら選手が圧倒的スピードで相手をねじ伏せる。マトイ選手も設置物で相手の攻めを逆手に取ろうとするも、ラストは両弱点状態にココノエの設置モーションを見たのか感じたのか、遠距離からブラックホークスティンガーを通したどぐら選手が勝者となった。

大将戦となった伊藤冴選手vsN男選手の試合は、ニルヴァーナの体力をしっかりとギリギリまで削り、伊藤選手が前試合で豊富に見せていた補正切り連携にもしっかりと対応するなど、隙を見せないN男選手であったが、2ラウンド目でネガティブペナルティからのデンジャー突入を伊藤選手に捉えられ大ダメージを稼がれてしまい、起き攻めに対してもリバサODで攻撃モーションに対応され、敢えなく敗北。こちらも決定戦で勝敗を決することとなった。

決定戦は伊藤選手と、どぐら選手が対決。どぐら選手もN男選手と同じく、カルルのダブルアップを許さない姿勢を取り、対応された伊藤選手が確定コンボ時のダメージレースで不利を背負ってしまうことに。補正切り連携に対応されるやいなや、伊藤選手もすぐさま通常コンボに切り替えたが、どぐら選手はベスト8からの勢いを以ってお高い始動のコンボと前後攻めを炸裂させ、伊藤選手を下し、いざ決勝の舞台へ。

左から、N男選手、どぐら選手、マトイ選手、伊藤冴選手。

決勝は因縁浅からぬプレイヤーたちが集結!

決勝戦にコマを進めた「パナしていいとも!」と「鉄板」。4人とも身内と呼べるほどの間柄とのことだが、N男選手は「あーくれぼ2013」にてガリレオ選手に敗れ準優勝に、どぐら選手も「EVO2014」にてガリレオ選手に敗れ準優勝になっている。友人であり、同時に最も勝ちたいであろう相手と、今大会の決勝戦という舞台で戦えるのは、彼らにとっても嬉しい限りではないだろうか。

試合前のコメントでは、「パナしてくれるかな?」の合図に「いいとも!」を高らかに宣言するガリレオ選手に対し、決勝を見ているレイチェル・アルカード役の植田佳奈さんに向け、レイチェルの勝利を届けたいと語るN男選手。そして、人気投票では1位と2位の間に3倍の票数があることから、「戦力も3倍、かかってこいよ!」で啖呵を切るどぐら選手など、パフォーマンス全一も狙っているかのような仕事ぶりで、会場を本日大一番に盛り上げ、戦いの火蓋を切って落とした。

左から、こがたん選手、ガリレオ選手 左から、N男選手、どぐら選手

決勝の先鋒戦に上がったのは、こがたん選手のラグナとN男選手のレイチェル。緻密な理論系の先を見据えた不思議としか言いようのないIDで「そういう飛びを落とす!?」ことを平然とやってのける、こがたん選手。ラグナの伝家の宝刀「低空ダッシュDID→RC」で確実にダメージを取っていくなど、ハイレベルな要素が融合したプレイを会場に魅せつけてくれたが、ラグナの6B中段に電気椅子、相手がやってくるだろうことを一点に見越したIDに対するリバサ電気椅子など、一種の割り切りを見せ、通常の対戦では余りお目にかかれない刺激的な接戦が繰り広げられることに。

最終ラウンドは開幕ODコンでダメージを優先させたこがたん選手が一歩リードを見せるも、N男選手も負けじとタイニーロベリアを刺していく。ラグナの5Bとレイチェルのロベリアで地上近距離の先端を取り合う白熱した駆け引きであったが、その白熱さゆえに、気付いた時にはカウントが残り10に。両者瀕死であったものの、N男選手は体力有利を維持しつつ、相手に気取られぬよう、カウント6で風を使った画面横断を決行。こがたん選手も気付いていたであろうが、シルフィードゲージをしっかりと計算していたN男選手がクレバーに徹し、値千金のタイムアップを勝ち切った。

左:こがたん選手、右:N男選手。タイムアップでそのまま勝ち切る難しさを、見事決行してのけたN男選手。

そして、絶対に勝ちたいどぐら選手と、絶対に負けられないガリレオ選手による大将戦が幕を切った。両者の動きが共にイメージできるのであろう、2A暴れを通して固め連携を割り、そんな暴れを見越して暴れ潰し技を置いておく、純粋なプレイヤーとプレイヤーの読み合いで展開していくこの試合。こういう場面であればこそ輝き易い、強力な中段技を備えた2キャラであるが、それを反撃の場面と見通すような人読みもあったのかもしれない。

試合は接戦の様相を呈していたが、最後はどぐら選手が大きなダメージを通し切ることでガリレオ選手を下し、N男選手と共に、今年度の王座へと上り詰めた。

長い戦いの最後は表彰式

6月から続く予選大会、個々人によってはそれよりも前から目標に入れていたであろう本大会も3タイトルの覇者を輩出し、表彰式となった。壇上では各タイトルの優勝者、準優勝者、ベスト4にさまざまな賞品が贈られることに。中でもプレイステーション4をサプライズで用意されていた「GGXrd」優勝者・がぞう選手は、会場からの歓声と共に大きくガッツポーズを見せるなど、喜びを一身に表していたのが印象的だ。

本大会においては、やはりというべきか攻防における防御部分をしっかりと考えている展開が多く見受けられた。バーストは元より、カウンターアサルトなどのガードキャンセルシステムがいずれもタイトルの試合でも多く散見されていたことから、“もしかしたら次に掴める自分のターン”よりも、より高い可能性で切り返すことが1ミスを減らす大きな一手になるのだろう。もちろん、ガーキャン読みからフルコンをお見舞いしたプレイヤー、バースト読みで試合を制したプレイヤーなど、隙のある防御方法ゆえの諸刃部分をしっかりと攻めにいくという、巧者ならではの仕掛けも実に面白いところであった。

たった1、2回の読み合いが勝敗を決め、次のステージの片道券を失ってしまう格闘ゲームは、どうしても水物な所がある。しかし、それゆえに「このような場で」「そういった状況で」「しっかりと勝ち切る」ことができるからこそ、強いプレイヤーとして賞賛されるのだ。勝敗は常であるものの、今大会を見事に勝ち切った優勝者たちは、確かにその時、壇上で一番の強者であったのだ。そんな熱い思いをくれた4名に、僭越ながら改めて「おめでとう」を贈りたいと思う。

盛大な拍手を以って、今大会は盛況の内に締め括られた。

各タイトルの優勝者インタビューを掲載!

まっど選手からのコメント

――優勝した今のお気持ちをお聞かせください

まっど選手:すごく嬉しいです。実は今回の「BBCP」で優勝を果たした鉄板チームのN男さん、どぐらさんとは「GGXXAC」の時からずっとやり込んでいたので、こうして同じ舞台の違うゲーム越しで優勝を飾れたことは、感無量で本当にうれしいです。

――今日戦い抜いて一番辛かった相手は?

まっど選手:トーナメント表が発表された時から狙いをつけていたのですが、1回戦目のドミー選手(真田)です。関東に凄いクマがいて、そのホームとなるゲームセンターでずっとクマ対策を練ってきたということから、怖さを感じていました。前作の貯金で行けるかなとも考えたのですが、まずは今日までずっと真田対策に重きを置いてました。いざ始まってみると、練習してきたことが上手く発揮できなかったのですが、何が勝因かは見当がつかないものの、勝ててホッとしました。今回はドミー真田の事しか考えてなかったので、ここを超えれば「いけるな!」という気持ちで臨んでます。

――今大会を通し、今後の課題は?

まっど選手:僕のクマが一番キツイと思っているのはやっぱり番長で、対戦環境を通しても番長は避けて通れない相手だと思うので、そこが課題です。その中で、僕がよくチームを組んでいる番長使いのしっきーさんというのが、僕の中では全プレイヤー・全キャラクター通しての全一番長だと思っているので、勝てないとは思っていても頑張らなな、と思っています。

――家庭用版が発売されたということで、気になっているキャラクターなどはいますか?

まっど選手:気になっているキャラクターはマーガレットです。この前の生放送で凄く強そうに見えたので、使用するも使用されるも、今後家庭用からアーケードに登場した時にしっかりと対応できるよう、家庭用で対策しておきたいと思います。

がぞう選手からのコメント

――優勝した所感をお願いします。

がぞう選手:僕がこんなところまで来れたことが、信じられないという気持ちです。それと、今まで憧れていたこのような壇上に上がれたことが、すごく嬉しいです。

――決勝戦で一番記憶に残っているのは?

がぞう選手:全一ファウスト使いとして名高いナゲさんが、堅実なプレイスタイルを崩してでも倒す、という気迫で挑まれたことが凄く印象に残っています。

――今日一番きつかった相手は?

がぞう選手:やっぱり初戦で戦ったさみっとさんのチップです。戦いを通してもキツかったし、何より人生初の大きな大会の初戦ということで、とても緊張しました。その後もずっと胃は痛かったのですが(笑)。

――優勝のきっかけとなったのは何ですか?

がぞう選手:僕は平成枠という括りで出場しているものの、「ギルティ」シリーズ自体は10年程プレイし続けてはいるので、そういった積み重ねが出てきてくれたのではと考えています。

――10年間ずっとファウストで?

がぞう選手:最初の1年間位はずっとスレイヤーを使っていました。そこから家庭用でファウストの物語を見た時に、「このキャラのストーリーカッコいいなぁ」と思いキャラを変えました。

――今後の家庭用/アップデートに対しての気持ちなどはありますか?

がぞう選手:現行ゲームセンターで遊んでいるプレイヤーは昔からやっている人が多いと思います。同時に家庭用版から始めようと考えているプレイヤーも多くいると思うので、そういった層が上手く混じり、競技人口が増えていったら嬉しく思います。あと、「GGXrd」にあたり、キャラクターが消えてしまって今だけ辞めている、という人も多くいると思うので、そういった人たちにもアプローチしてくれたらと考えています。

N男選手・どぐら選手からのコメント

左からN男選手、どぐら選手
左からN男選手、どぐら選手

――まずは今のお気持ちをお聞かせ下さい。

N男選手:今はめっちゃ嬉しいです。昔は「ギルティギア」や「ブレイブルー」のシリーズ作品で優勝したこともあったのですが、今大会では昔の気持ちを思い出すように頑張っていたので、その結果が出て嬉しいです。

どぐら選手:悲願を達成しました! 全国大会という場での優勝は久しぶりだったので嬉しいです。普段は絶対言わないのですが、今回は出場にあたって「絶対優勝します!」と宣言していたので、今回に賭けているという気持ちが結果に現れて本当に良かったです。

――優勝予想投票で1位になった気持ちはいかがですか?

N男選手:自分で言うのもなんですが知名度は確かにあったと思うので、そういう意味では実力以外の点で票をもらえたのかな思っています。読み合いに数回負けたら勝敗が転ぶゲームジャンルですので、大会前に語られる優勝候補というのは、あんまり下馬評通りに優勝することが多くないです。その中で、実力どうこうではなく一番人気という皆の期待に結果で答えられたことは、嬉しくもあり、良かったと思っています。

どぐら選手:今回みたいに「ぶっちぎりの本命」と皆から思われるケースはあんまりない経験だったのと、N男さんも言った通り、本命がそのまま優勝する大会というのも希なので、そういう立場になりながら、ファンの想いに優勝で応えられたことは本当に良かったです。

――決勝でガリレオ選手と戦うことになった気持ちはいかがですか?

どぐら選手:僕とガリレオさんは格闘ゲーム大会「Evolution 2014」の決勝で当たり、その時に凄く悔しい負け方をして、その悔しさといったら初めて格ゲーの試合で泣いたほどです。今までガリレオさんは“こういう雰囲気”になった大会では優勝しかしていなかったと思うのですが、そのガリレオさんに準優勝を味を教えることができて嬉しいです(笑)

N男選手:僕も去年の「あーくれぼ2013」で、ガリレオさんが優勝で、僕が準優勝という形でした。普段は(ガリレオ選手と)仲も良いのですが、それとは別に劣等感とか羨ましさのような気持ちも多少なりともあったので、今回直接は戦っていないものの、チームという形で勝ててよかったです。

――トーナメントで一番辛かったのはいつですか?

N男選手:初戦の「フロントラインこやつ」戦です。こやつさんの使うニューというキャラクターは、僕の使うレイチェルと戦う時、封殺するかされるかという展開になりがちなので、自信はあったのですがおっかなびっくりでした。前日にナーガさんというニュー使いの方に練習に付き合ってもらっていたのですが、絶対に負けられない場面での対戦になったので、練習内容も平常心も生かせずだったのが今回の反省点です。それと、どぐら君も弱かったので(笑)。

どぐら選手:本当に、壇上に上がるまで弱すぎて「今日あかんとちゃうかな、これ」と思っていました。普段はあんまり考えず手なりでプレイするタイプなのですが、今日は考え込みすぎたのか、自分でも「なにこのアズラエル、よわっ」と思ってしまうほどに相手との噛み合いが悪かったです。「経験上、ここはこう押すだろ」という場面も全部打ち負けていたので、試合はN男さんに頼りっぱなしでした。ただ、「N男さんがこれだけ強いなら、俺いんじゃね」と考え始めたら、リラックスできたのか、普段通りになってきたみたいです。やっぱりチームワークや信頼が重要ですね!

――まっど選手の決勝は見ましたか?

N男選手:まっど君が決勝に上がったということで、僕も控室から出て、会場で応援していました。まっど君は友だちというか、元々「ギルティ」シリーズなどでプレイを教えていたので(どぐら選手「弟子、弟子や。俺も俺も」)、そのまっど君が全国大会を優勝したということで、「後に続こう!」という想いになれたというか、勇気をもらったという気持ちで臨めました。

――今後の新規でプレイを始めるという方へメッセージをお願いします。

N男選手:やる気があるなら大丈夫です! もちろん、雑誌やインターネットでちゃんと調べることも必要ですが、しっかりとプレイすれば強くなることはできます。ただ、格闘ゲームは強くなることだけが目標ではないので、「このキャラクターを使いたい」「あんな風に戦ってみたい」など、自分なりの楽しみ方で“対戦の楽しさ”を持つことが大事だと思います。

どぐら選手:多分、「ブレイブルー」は新しく始める格闘ゲームにしては、多少複雑かな? とも感じるのですが、しっかりと自分で調べたり、身近な環境で見つけた強い人に話しかけたり、教えてもらったりなどを通じて、少しずつプレイを巧くしていくことは可能です。後はゲームのコミュニティに勇気を持って入ってみるのも楽しいかなぁと思うので、ゲーム以外の部分も怖がらずに楽しんでもらえたらなと思います。僕もゲーム始めたばかりの頃は全然勝てなくて、ずっと負けながらプレイしていました。でも、こんな僕でも全国優勝が果たせるほどになれたので、強さに関してはしっかりとやれば大丈夫です!

「ARC REVOLUTION CUP 2014」公式サイト
http://arcsystemworks.jp/arc-revo2014/

ギルティギア イグザード サイン

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  • 発売日:2014年12月4日
  • 12歳以上対象
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ブレイブルー クロノファンタズマ

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  • 15歳以上対象
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ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド

アトラス

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  • 12歳以上対象
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機種
PS4PS3ACPC
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パッケージ
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会社
アークシステムワークス
シリーズ
ギルティギア
ジャンル
対戦格闘
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