アソビモの新作MOBA系アプリ「クロスワールド」のステージイベントが、東京ゲームショウ2014にて行われた。ゲーム内でキャラクターボイスを担当する、声優の高橋未奈美さんと井澤詩織さんも登場したイベント模様を紹介しよう。

東京ゲームショウの一般公開日となる9月21日、「アソビモ」のブースにて、同社が現在開発中のスマートフォン向け新作アプリ「クロスワールド」のゲーム紹介が行われた。

ステージが始まると、本作のディレクターを務める中宗根 剛氏と、ゲーム内で「えりあ・セラフィン」のボイス役を担当している声優の高橋未奈美さんと、「ミネルヴァ」役の井澤詩織さんの3名が登場。実機によるゲームプレイを交えつつ本作のゲーム内容を紹介していった。

「えりあ・セラフィン」
「えりあ・セラフィン」

何はともあれ声優2人の役柄が気になるところだが、「えりあ・セラフィン」は“魔法少女+アイドル”という設定のキャラクターだ。高橋さんは「子供の頃から魔法使いになりたかったんです!しかもアイドルだし、キャラクターデザインを見たときはすごく可愛くて、この役を演じられるのはとても嬉しいです」と興奮気味にコメント。もう一方のミネルヴァは、“芯のある軍人の女性”という設定で、井澤さんは「年齢は想像していたよりも若くて、18~19歳くらい。若いけどキリッとした演技を心掛けました」と語っていた。

2人の各ボイスは、ゲーム内でたっぷり聞けるほか、本作にちなんだボイスドラマの制作予定もあるとのこと。中宗根氏も2人の演技に太鼓判を押していたので、ファンは期待しよう。

開発途中のバージョンをプレイ

続いて、開発途中のバージョンを用いて、高橋さんと井澤さんが本作を実際にプレイ。今回のイベントでは写真撮影が一切NGのだったため、文字中心の説明になってしまい恐縮だが、できる範囲でゲーム内容を紹介しよう。

クロスワールドは、3人称視点でキャラクターを操作し、“5名vs.5名”によるチーム戦を行う対戦ゲームだ。ステージイベントを見る限り、主に海外で人気のゲームジャンル“MOBA”の面白さを、スマートフォン向けにコンパクトにアレンジした印象である。

ロビールームで5名のチームを編成したうえで対戦チームとのマッチングを行うと、バトルフィールドにて戦いを繰り広げる。バトルフィールドは長い一本道の構成となっており、両端に各チームの陣地がある。陣地にある“メインタワー”を破壊するのが主目的となるが、道中では敵対チームと必然的に遭遇し、バトルが繰り広げられる仕組みだ。

キャラクターの操作方法を見ていくと、画面左下にあるバーチャルパッドでキャラクターの移動を行い、画面右下には通常攻撃やスキルなどのアクション用のボタンが並んでいる。同社の「アヴァベルオンライン」と比較的似たレイアウトだ。画面右下のボタン構成は「通常攻撃、ダッシュ、ターゲットのロックオン、スキルA、スキルB、スペシャルスキル」で、使用キャラクターによって内訳が微妙に異なる。

例えば「えりあ・セラフィン」は魔法少女チックな遠距離アタッカーで、スペシャルスキルは“プリズム★オンステージ”と、まぁいかにもな感じだ。ミネルヴァ用のスキルは、軍人らしくガトリング銃やトラップを繰り出すモノが多く、スペシャルスキルも“アームズトルネード”といった具合だ。

高橋さんと井澤さんは、今回がほとんど初めてのプレイだったそうだが、チームメンバーに助けられながらも一進一退の攻防を存分に楽しんでいたご様子。プレイ後の感想を聞かれた高橋さんが、「操作が簡単!とてもわかりやすいです!」と連呼していたのも印象的だ。日本国内ではMOBA系のスマホアプリはまだまだ少ないだけに、今後どのように受け入れられるか注目したい。なお、気になる配信開始時期に関しては「2015年」を予定しているとのことだ。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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