【TGS 2014】台本でも描けない最高の魅せプレイも飛び出した！緑川光さん＆津田美波さんをゲストに迎えた「討鬼伝極」スペシャルステージの模様を紹介

コーエーテクモゲームスは本日9月21日、「東京ゲームショウ2014」において、ゲストに緑川光さん、津田美波さんを迎えたPS Vita/PSP「討鬼伝極」スペシャルステージを実施した。

2人でウロカバネに挑戦！
大型アップデートが9月25日に配信！

「討鬼伝極」スペシャルステージでは、8月に発売されたPS Vita/PSP「討鬼伝極」の魅力を余すところなく紹介するため、共闘マスクを身に付けたプロデューサー・森中隆氏に加え、ステージゲストとして相馬役の緑川光さん、暦役の津田美波さんが登壇。会場の一帯やニコニコ生放送の画面を黄色い声に染めての登場となった。

左からMC、津田美波さん、緑川光さん、森中隆氏

前作でDLCミタマのボイスを当てていた津田さんは、本シリーズに思い入れがあるようで、「前作でミタナやプレイヤーボイスとして出演させていただいたところから、今作ではモノノフとして登場できることが凄く嬉しかったです。何といっても後輩キャラの暦ちゃん。ツンとした、あまり心を許していないような素振りから、ストーリー上の展開に合わせて和らいでくる点などは演じていて難しかったのですが、『先輩、先輩っ』というようなところが可愛らしく、演じられてとても良かったです」とコメントしてくれた。

津田さんの起用について森中氏は、前作で津田さんが担当していたボイスを聴いたスタッフが「今作では絶対に津田さんを起用したい」と森中氏へ頼んできたため、その結果「暦は、ぜひ津田さんに」とオファーを出したと語った。

一方、今作からの出演となる緑川さんは、「(シリーズ内では)顔立ちが割と薄めで、男性キャラクターとして中間的な、演技的にアクセスの難しいキャラクターだったのですが、自然な感じでの演技にOKをもらえたので、良かったです」と語り、森中氏もそれに対し「相馬は大和と一緒に戦っていたようなキャラクターなので、芯がしっかりした、いわゆる歴戦の強者となる部分が上手く表現されたことが嬉しいですね」と述べていた。

また、緑川さんはPS Vitaを購入した理由が前作「討鬼伝」であったことや、ブログなどでゲームの魅力を語ったり、ニコ生で腕前を披露するなど、1人のシリーズファンでもある。当時は前作のプレイ中、ゲームの出演声優たちに対し「なんだよ、お前らばっかり出演しやがって。ずるいなー」と、心の中でこぼしていたとか。

MCが身に付けている天狐の耳＆尻尾にご執心の2人

2人でウロカバネに挑戦！

ここからは2人が実際にゲームをプレイすることに。討伐するのは今作で追加された大型“鬼”「ウロカバネ」だ。緑川さんは、自身の演じたキャラクターである相馬にちなんで金砕棒を、津田さんも同じ理由から薙刀を使うこととなった。

なお、津田さんはいつも双刀を使用していたため、新武器の1つである薙刀には今回が初挑戦だという。プレイ前からワタワタする姿を見せていた津田さんに対し、「そういうプレイが可愛いんだから、上手すぎたら皆引いちゃうよ？」と緑川さんからかけられたお言葉には、会場一同も声援で応えていた。

そして始まった「ウロカバネ」戦では、安定した攻め繰り返す緑川さんのプレイングがキラリと光る。津田さんも最初は「ジャンプないんですか！？ジャンプ！？」と慌てていたものの、薙刀の使いやすさに慣れてからは怒濤の攻勢を見せつけた。ゲーム中盤には、今作の新要素である複数同時破壊技「鬼千切・極」のゲージが満タンになり、登壇者一同「皆集まって！」という中、緑川さんがいつの間にか鬼千切・極をぶっ放す。いわく、「この前のニコ生で、それやっている間にやられちゃったから」と、共闘プレイヤーなら誰もが味わったことがあるだろう教訓を活かしたとのことだ。

しかし、見せ場は最後にやってきた。ウロカバネの残り体力が少ない状態と、2回目の鬼千切・極ゲージの満タンがぴったりブッキング。ここで「皆集まって！」を繰り出した際、ウロカバネの大技に先頭不能に追い込まれてしまった緑川さん。復活させてもらった場所にもウロカバネの突進が噛み合うハプニングで絶体絶命のピンチの中、4人の線が集まったのを見るや否や鬼千切・極を放ち、台本でも描けそうにない起死回生の一撃を決めるという、鮮やかなフィニッシュを決めた。大一番の盛り上がりで拍手を送る会場に向け「最高です！」とコメントした緑川さんであった。

大型アップデートが9月25日に配信！

続いて9月25日に配信が予定されている大型アップデートパッチの情報が改めて公開。今回のアップデートでは、ミズチメ系の「ネクチメ」、トコヨノオウ系の「トコヨノメノキミ」、オンジュボウ系の「マガツミカド」という、3体の大型“鬼”が新たに追加される。

また、今後の追加任務集の配信スケジュールに加え、9月18日より配信されているコラボレーションDLC「ソウルサクリファイス」「フリーダムウォーズ」「三国無双」のビジュアルも披露されていた。

最後に、緑川さんは「今日はたくさんご来場いただき、皆さんありがとうございます。今作はプレイヤーとして自分が思っていた以上の出来栄えで、相馬のとても良いキャラクターだったので、参加できて本当に光栄だと思っています。そしてシリーズが続いた際は、できれば僕も天狐の声をやりたいです（笑）。さらに、またイベントに出演させていただけるなら、何なら進行のお姉さんが付けている天狐の耳と尻尾も身に付けますんで」とファンサービス宣言。

続く津田さんも「今日は本当にありがとうございました。ステージではモノノフとして、緑川さんと一緒に戦うことができて楽しかったです。外では『ワー！キャー！』とか言えないので、家の中は必死に戦っていますが、私みたいな女の子でも楽しくプレイできるゲームになっているので、皆さん一度プレイしてみてください。それと、私にも天狐ちゃんの耳と尻尾付けさせてください！」とコメントし、会場を大いに賑わせた。

が、ステージはここで終わらない！　森中氏から「天狐はモノノフ6名に声を当ててもらっているのですが、今作から参加していただいた3名（緑川さん、津田さん、ホロウ役の照井春佳さん）は収録させていただいてないので、来場者に向けて、ここで『キュイー』の一言をぜひお願いします」といきなりのフリが飛び出すことに。

クールなウィスパーボイスの天狐を演じた緑川さんと、実に可愛らしい「キュイー」を聞かせてくれた津田さんには大きな拍手が贈られ、本ステージは盛況の内に幕を閉じた。