東京ゲームショウ2014のKONAMIブースにて、サクセスのニンテンドー3DS用ソフト「おさわり探偵 小沢里奈 なめこリズム」を体験できたのでプレイインプレッションをお送りします。

「おさわり探偵 小沢里奈」は2006年にシリーズ第1弾が発売されたアドベンチャーゲームで、2007年にはシリーズ第2弾の「おさわり探偵 小沢里奈 シーズン2 1/2 里奈は見た!いや、見てない。」が発売。しばらく新タイトルが発売されない中、2011年にスピンオフタイトルのスマホ用アプリ「おさわり探偵 なめこ栽培キット」の配信が始まり、なめこがブレークしたことをきっかけに、2013年には3DS向けにパズルゲームの「おさわり探偵 なめこ大繁殖」が発売され、2014年4月にはシリーズ本編の第3弾にあたる「おさわり探偵 小沢里奈 ライジング3 なめこはバナナの夢を見るか?」が発売。そして再びスピンオフとも言えるタイトルとして発表されたのが、んふんふリズムアクションゲーム「おさわり探偵 小沢里奈 なめこリズム」なのです。

早速ゲームを始めてみると、まずは最初に新米探偵の小沢里奈と助手のなめこの衣装を変えることになりますが、一応、小沢里奈は探偵なので「着せ替え」ではなくて「へんそう」ということになります。

変装で変えられるのは、小沢里奈が頭と服とマフラーなどの装飾の3パーツ、なめこが頭と装飾の2パーツあり、確定したらリズムゲームに挑戦していきます。

今回、TGSでプレイできたのは「なめこのうた」1曲となっていました。

リズムゲームでは難易度「かんたん」を選ぶと画面の左下から右下に向けて線で結ばれた4つの玉が表示され、「ふつう」を選ぶと画面の左下から右下に向けて線で結ばれた4つの玉と画面の右上から右下に向けて線で結ばれた4つの玉が表示され、リズムに合わせて玉の部分になめこが表示されます。

玉や線が表示される位置は曲や画面演出によって変わりそうなので、難易度によって表示数が変わるとだけ考えておけばいいかと思います。

曲の演奏が始まると、画面に表示されるなめこに対してマーカーが変化するので、なめことマーカーがピッタリ揃った時にそのなめこをタッチして、なめこを上手に収穫していきます。タッチするタイミングによって「すごい!」「ぐっど」「んふ」「みす」の4段階で評価され、うまく収穫できると連続収穫量が増えていきます。いわゆるコンボというやつですね。

プレイヤーは下画面のなめこをタッチしていきますが、そのなめこの奥では、小沢里奈となめこが先ほど着替えた衣装を着て、リズムに合わせて踊ってくれます。リズムゲームをやっているときにこのダンスをあんまり真剣に見ることはできないのですが、ゲームに集中しているときにちらりと見えるダンスがとにかくかわいい。

上画面を見ると、なめこたちが右から左に駆け抜けていき、現状のバージョンではあまり画面に変化がないようでしたけど、実際には演奏がうまくいくとなめこがたくさん収穫できて、上画面が充実していくような作りになっているようです。

タッチのタイミングが悪いとなめこが枯れなめこになって収穫できなくなってしまいます。今回は出展状況の問題もあって、ヘッドホンをしていても周辺の独特な環境音がかなり聴こえてきてしまい、タッチのタイミングがちょっとわかりにくく、枯れなめこを大量に発生させてしまいましたけど、タイミングよくタッチが決まって大量になめこを収穫できると確実に気持ちよくなることが想像できます。

今回のバージョンでは、タッチするなめこは1回タッチのタイプのみですが、2回タッチの必要な双子なめこや3回タッチの三つ子なめこ、スライド操作が必要な長なめこといったいろいろなバリエーションのなめこが登場します。

実際の製品では、いろいろな曲が演奏でき、条件を満たすと着せ替え用の衣装が手に入るようになるので、なめこの収穫しつつも小沢里奈となめこのコミカルな踊りを楽しめるこのゲーム。「おさわり探偵 なめこ栽培キット」や「おさわり探偵 なめこ大繁殖」のようになめこを大量に収穫できるゲームに仕上がることを期待しつつ、2014年11月13日の収穫(発売)を待ちましょう。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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