2KとGearbox Softwareが10月30日に発売するPS3/Xbox 360用ソフト「ボーダーランズ プリシークエル」日本語版の体験会に参加したのでその内容をお届けする。

目次
  1. 銃を巧みに操るカウガール・ニーシャをプレイ!
  2. マルチプレイは連携が重要!
  3. ジャンプを使って自由に移動
  4. 新規の乗り物で空を飛ぶ!?
  5. グラインダーで銃を作り出す!
  6. ぶっ飛んだ設定のキャラクターたち

「ボーダーランズ プリシークエル」は、「ボーダーランズ」と「ボーダーランズ2」の中間に位置づけられたストーリーが描かれるシリーズ最新作。本作は「ボーダーランズ」シリーズでお馴染みの巨大企業ハイペリオンの社長ハンサム・ジャックが惑星パンドラで絶対君主となり、なぜ「ボーダーランズ2」で悪役として主人公たちと戦ったのかが語られることになる。

「ボーダーランズ」シリーズは惑星パンドラが舞台だったが、本作では惑星パンドラの月が舞台となっている。プレイアブルキャラクターは、「ボーダランズ」のDLC「The Secret Armory of General Knoxx」に登場したアテナ、「ボーダーランズ2」のボスとして登場したウィルヘルム、元シェリフ(保安官)のニーシャ、シリーズお馴染みのクラップトラップの4名。本稿では「ボーダーランズ プリシークエル」日本語版の体験会に参加してきたのでその内容をお届けする。

銃を巧みに操るカウガール・ニーシャをプレイ!

筆者が今回触れることができたのはカウガールのニーシャ。元シェリフ(保安官)という設定の銃を撃つのが得意なキャラクターだ。各キャラクターには3つのスキルツリーと1つの固有スキルが存在する。スキルは銃を扱いやすくするものがメインとなっている。ニーシャが習得できる固有スキル「ショーダウン」は一定時間敵をオートエイムし、射撃のダメージや速度などが上昇する。

銃をメインで扱うので、離れた場所からでも安定したダメージを与えることができる初心者向けのキャラクターなっている。近距離で戦うこともできるが攻撃速度が遅いため、敵が近づいてきたら逃げながら射撃をしていったほうが良いだろう。マルチプレイなら味方に前衛を任せてしまい後ろからガンガン攻撃をすることが可能。遠距離から狙えるスナイパーライフルと近くの敵を狙いやすいアサルトライフルなどを持つと良さそうだ。

マルチプレイは連携が重要!

マルチプレイでは仲間同士で銃やアイテムを奪い合うという殺伐とした雰囲気は従来通りだが、酸素の要素があるため、プレイヤー同士で連携を取ることが重要になってくる。酸素はフィールドにいるときやジャンプなどをしたときに減ってしまうため、地面の割れ目に入り酸素を補給したり、敵を倒したときに落とす酸素ボンベを拾う必要がある。酸素がなくなると自分の体力が徐々に減るので、酸素の残量に注意しよう。

敵はマルチプレイをしている人数が多いほど体力が増えるので1人で動くのは危険だ。常にまとまって動き、酸素が切れそうならボイスチャットなどで敵がドロップした酸素ボンベを譲ってもらおう。また、建物の周辺にはシールドが張られ、酸素が無限に補給できるので、そこに立て籠もって遠距離から銃で攻撃をしていく方法もある。

人型の敵はプレイヤーと同様に酸素マスクのようなものを装着しており、ヘッドショットをすることで破壊することが可能だ。破壊すると敵の酸素がなくなり徐々に体力が減っていき倒しやすくなる。弾薬の節約もできるので、積極的に狙っていこう。

ジャンプを使って自由に移動

本作は低重力の月面を舞台にしているので、高くジャンプをすることや、2段ジャンプができる。敵が侵入できないところに登れるので、安全に敵を倒すことが可能だ。

ただ、ジャンプ中の操作がしづらく目標地点に降りるのに慣れが必要になってくる。本作から導入されたスラム(踏みつけ)を使って降りれば、空中から一気に落下することができるため、目標地点に簡単に降りることが可能だ。さらに、スラムは着地点にいる敵にダメージを与えられる。ダメージ量も多く、敵を倒せなくても怯ませられるので、敵に囲まれたときにはジャンプして逃げながらスラムでダメージを与えて、距離が離れたら銃で攻撃するのが良さそうだ。

新規の乗り物で空を飛ぶ!?

マルチプレイの体験会で触ることができた乗り物はホバータイプのバイクだ。1人用の乗り物なので仲間全員で移動することはできないが、ジャンプをして高いところに登ることが可能。銃やミサイルで攻撃することもできる。また、乗り物に搭乗中は酸素が減らないので、フィールドを移動するときには基本的に乗り物を使って移動したほうが良いだろう。

グラインダーで銃を作り出す!

本作から新しく登場したグラインダーは、同じレアリティの銃を3つ素材にすることで、銃を1個作り出せるというもの。従来の「ボーダーランズ」シリーズでは強い銃を入手すると、今まで使っていた銃は売ることしかできなかった。だが、本作からは銃をグラインダーで合成することで素材となった武器よりも1段階上のレアリティにすることが可能だ。必ず成功するというわけでなく、失敗することもあるので計画的に利用したほうが良いだろう。

レアリティは前作同様に白、緑、青、紫、黄色、オレンジなどの順番で高くなっていく。このなかの白、緑、青までの武器が素材として使用可能だ。ほかにも、ムーングラインダーと呼ばれるものが存在する。これはグラインダー同様に同じレアリティの銃を3つ素材にするのは変わらないが、ムーンストーンと呼ばれるものを使用することで新しい属性を付与できる。

新たな属性の氷属性が付与されることもある。一定時間相手を氷漬けにできる。
新たな銃としてレザー兵器も存在する。銃のデザインも新規のものとなっている。

ぶっ飛んだ設定のキャラクターたち

「ボーダーランズ」シリーズ最大の魅力といえばぶっ飛んだ設定のキャラクターたち。その中でもプレイヤーが最も関わるのが、本作のプレイアブルキャラクターでもあるクラップトラップだ。本作のマスコットキャラクターとして認知されているが、かわいい外見とは裏腹に憎たらしい言動にイライラしたプレイヤーも多いことだろう。

プレイアブルキャラクターのクラップトラップは、ロボットということもあり、酸素を必要としない。フィールドを歩いている最中でも酸素がなくなって体力が減ることがないので非常に便利だ。また、クラップトラップは銃の射撃速度が、仲間の体力を回復させるなどさまざまな効果が発生するスキルを持っている。どの効果になるかはランダムで、良い効果だけでなく弾が尽きるまで撃ち続けるなどの悪い効果が発動する可能性もある。良い効果になる確率は約70%ということでギャンブル要素はあるが、仲間全体に効果があるのでマルチプレイでは心強い。クラップトラップがスキルを発動するときには、帽子を被ったり、周りにエフェクトが発生するので、使用キャラクターとして使うのではなく、スキルを使っている姿を見て楽しむこともできる。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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