セガは、2014年11月27日に発売を予定しているPS Vita用ソフト「ファンタシースター ノヴァ」について、バトル体験版からの改善点を公開した。
2014年8月より配信が開始された「ファンタシースター ノヴァ バトル体験版」は、体験者からのアンケートなどを通じて、多数の感想・意見をもらったとのこと。同社はこれらの意見を踏まえ、ゲーム内の各種仕様について、いくつかの修正を施したという。今回はそれらのうち、主だった改善点について計11項目が公開されたので、気になる人はこの機会に目を通しておこう。なお、バトル体験版の配信は10月27日を以って終了となるので、まだ遊んでいないという人は注意しておこう。
「PS NOVA」バトル体験版からの改善点
プレイヤーキャラクターの移動速度アップ
最大移動速度を体験版の速度から1.4倍にしました。(「PSO2」EP3での最高移動速度と同等になります。)
リングフィールドを1ボタンで作成可能に
サブパレットにセットできる消費アイテム「リングジェネレーター」を用意しました。サブパレットタッチでリングフィールドを作成可能となります。ヘイロウのグランアーツによるリングフィールド作成も残しています。
入力レスポンスの改善
ボタン入力からアクションまでのレスポンスの遅れがあったので、遅れを限界まで削減しました。現在はオーバーラップレンダリングに必要な1フレームのみ遅延しています。
グランアーツとテクニックの遅延改善
入力時の1フレームの遅れを考慮し、モーションフレームを調整しました。技のレスポンスが違和感なくなるように全グランアーツとテクニックに対して実施しました。
ロックオンアルゴリズムの調整
ロックオン時の優先順位を修正。遠くの敵を選んでしまうことがあった。倒したエネミーにロックオンがしばらく残るバグを修正しました。
納刀モーションの調整
歩き→走り→ダッシュの3段階だったものを、歩き→ダッシュの2段階にすることでトップスピードに入る時間を短縮しました。
カメラの旋回速度の調整
カメラの旋回速度が速すぎたので、初期設定速度を遅く再調整しました。
武器パレットの切り替え速度の調整
武器パレットデータを常時読み込み状態にし、機敏に変わるように修正。
UIの反応速度を向上
アニメーション速度が遅く、待ちが発生していたため、クイックなアニメーションに修正しました。
サブパレットのタッチ範囲の調整
サブパレットのタッチの反応範囲の設定を見直し、押しているのに反応がないという誤動作がなくなるよう改善しました。
ギガンテス戦の処理落ちを軽減
ヒットエフェクトが集中するときなど処理落ちが発生していたため、エフェクト自体の軽量化、エフェクト表示数の制限ルールを設定しました。ピーク時での処理落ちが改善しています。また、ヒットウェイトなどグランアーツの演出で遅く感じる部分があったので演出も再度調整しました。