セガより本日11月13日に発売となるPS3/PS Vita用ソフト「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」。そのゲームソフトと“電撃文庫愛”をかけて、同作の公認応援団「電撃FIGHTINGガールズ」とのゲーム対決企画の模様をお届け!
目次
決戦は某日、大鳥居の地で行われた…
本日11月13日に晴れて発売を迎えたPS3/PS Vita用ソフト「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」。その発売を間近に控えた某日、セガのPR担当・舞浜たろう氏から謎の呼び出しを受けた筆者は、何も知らないまま、決戦の地・大鳥居に降り立った。
「年末にかけて7タイトル※も一気に出しやがって…。
年末のタイトル多すぎて、こちとら忙しいんじゃい」
※セガは「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」を皮切りに、「ヒーローバンク2」、「ファンタシースター ノヴァ」(11月27日発売)、「ぷよぷよテトリス」(12月4日発売)、「シャイニング・レゾナンス」(12月11日発売)、「セガ3D復刻アーカイブス」、「ソニックトゥーン アイランドアドベンチャー/太古の秘宝」(12月18日発売)と2014年内に7タイトルを発売する。
そんな悪態をつきつつ、指定された会議室へと到着した筆者。重く閉ざされたその扉を開くと、そこに待ち受けていたのは「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」の公認応援団である「電撃FIGHTINGガールズ」の芦澤佳純さん、髙橋百合子さん、十束祐梨子さんの3人だった!
どうやら「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」のPRをかけて、Gamer編集部に挑戦状を突きつけてきた模様。編集部側が勝利した場合にはゲームソフトを読者プレゼントとして用意、電撃FIGHTINGガールズ側が勝利した場合には、これまで我慢してきたそれぞれの“電撃文庫愛”とともにゲームをPRするという条件が提示された。
これまでのPR活動を経て「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」を遊んできた電撃FIGHTINGガールズに対して、家庭用版発売を機にプレイしようと考えていた格闘ゲーム初心者である筆者が挑むのは相当に厳しい。しかしながら、筆者にとって学生時代から心のバイブルだった電撃文庫への愛を語るとなれば話は別。ここは電撃文庫ファンの先輩として、威厳を示さなければなりませんな!
ちなみに、今回筆者がプレイヤーキャラクターとして選んだのは「ロウきゅーぶ!」の湊智花。あの名言はあえて言わずもがな、慧心学園ミニバスケ部5人全員を仲良く登場させてくれた開発チームの熱量に、なんとしてでも応えなくてはと即決し、対決に挑んだ。
第1試合:VS 髙橋百合子さん プレイキャラ:キリト(「ソードアート・オンライン」)
第1試合は、筆者と同様、格闘ゲーム初心者であるという高橋百合子さんとの対戦。サポートキャラクターには筆者が同じく「ロウきゅーぶ!」よりイノセント・チャーム、高橋さんが家庭用版の追加キャラクターである「デュラララ!!」の折原臨也を選択した。
操作に慣れない筆者に対して、臨也のサポート能力である踏みつけでダメージを削り取った高橋さんが初戦を先取。これはやばいと思った筆者はとにかくガードしまくって、攻撃できるタイミングになったら弱攻撃を連打する作戦に。ガチャガチャ音を鳴らしまくる初心者同士の対戦は、なんとかコンボをつなげた筆者が逆転で勝利した。
第2試合:VS 芦澤佳純さん プレイキャラ:セルベリア・ブレス(「戦場のヴァルキュリア」)
筆者の先勝となったものの、プレイを見ていた芦澤さんは与しやすしと、普段使用しているシャナではなく、家庭用版のアピールも兼ねて追加キャラクターであるセルベリアをプレイヤーキャラクター、アリシアをサポートキャラクターとしてチョイス。小学生以外で戦う気が毛頭ない筆者は引き続き智花を選択するも、折角なので好きなタイトルの一つである「さくら荘のペットな彼女」の椎名ましろをサポートキャラクターにして、対決を挑んだ。
相変わらず消極的なプレイを見せる筆者に対して、攻めこむ芦澤さん。筆者もセルベリアをボールにしたりと要所要所で応戦、最後は忘れていた(!)切り札を繰り出して辛くも初戦を取る。これでプレイヤーとしての芦澤さんの心に火を着けてしまったのか、2戦目は冒頭から切り札をぶっ放されて、最後はクライマックスアーツをくらう見事な惨敗。こりゃやばいと思った筆者は、3戦目でようやくクライマックスアーツ「雨上がりに咲く花 -シャイニー・ギフト-」を繰り出して(これまで単純に出来なかっただけ)、相手の体力を削ってなんとか勝利。この時点でGamer編集部側の勝利が確定するというまさかの事態となった。
第3試合:VS 十束祐梨子さん プレイキャラ:司波深雪(「魔法科高校の劣等生」)
華麗な(?)プレイで2連勝を果たし、勝ち越しが確定した筆者。満足感とともに仕事に戻ろうとするも、そこにまたしても立ち塞がる電撃FIGHTINGガールズ。なんとか泣きの一回をと懇願され困った筆者は、とりあえず対戦のない十束さんとの勝負を受け入れることに。この時はまだ、これこそが向こうの狙いだとは気づかずに…(注:筆者の勝手な妄想です)。
そんなわけで第3試合を行うこととなったのだが、アーケードで腕を磨く「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」のプレイヤーである十束さんは普段使用する「とある魔術の禁書目録」の御坂美琴ではなく、次によく使っているという「魔法科高校の劣等生」の深雪をプレイヤーキャラクターとして選択。対戦前からなぜか天狗になっていた筆者は、もはや俺の嫁な感覚で、迷いなく智花をチョイス。サポートキャラクターは十束さんが追加キャラクターである「とある魔術の禁書目録」の一方通行(アクセラレータ)、筆者はCVがみんな大好き花澤香菜さんという、もはや電撃文庫愛はどこにいったという理由で「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の黒猫をチョイスした。
その対戦の模様はもはや弁解の余地なしな、一言で言えば赤子の手をひねるかのような実力差で圧倒される展開に。最後は完全にコンボの実験台と化した筆者が速攻で2連敗を喫し、十束さんの勝利。もう語る気力を持ち得ないので、詳しくはプレイ動画を見てほしい…。ごめんな、智花…。
電撃FIGHTINGガールズが“電撃文庫愛”を語る&ゲームをアピール!
あまりの完敗っぷりにすっかり立場が逆転してしまったので、長いものには巻かれておくべきが信条な筆者は、電撃FIGHTINGガールズの電撃文庫愛、そしてゲームのアピールについてもどうぞどうぞと手のひら返し。実際に話を聞くと、その電撃文庫愛がどれだけディープなものなのかが伝わる内容となっていたので、家庭用版ならではのポイントとともに紹介する。
芦澤佳純さん
――ご自身が好きな電撃文庫作品のキャラクターへの愛を語ってください!
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の黒猫ちゃんは、原作だと「邪気眼使い」と言われていたりと痛いキャラみたいなところもあるのですが、ゲームになったことで本当に魔法が使えるようになって、「よかったね~!」と親心みたいな感じでそこが一番嬉しいです。あとは桐乃ちゃんが黒猫ちゃんのゴスロリ服を着てくれたりしますし、確率で神猫も出てくれるので本当に嬉しいです。黒猫ちゃんを使う時は鑑賞していたいので、もう勝てなくていいです(一同笑)。
桐乃ちゃんは、↓ABの通販アッパーでの「キター」が個人的に好きで、通販サイトで見てたりしているのを見て、人に趣味を隠さないで攻撃しちゃうというところがやっぱりよかったねと思ってしまいます(笑)。あと人生相談の“パーン”が、そこから物語が始まっているので好きですね。切り札の数しか使えないのがもったいないぐらいです。
――家庭用版のアピールポイント
「NETWORK」モードは、自分の好きな時間に同時対戦が楽しめる点がポイントで、半ひきこもりとしては顔を合わせなくても遊べるのが嬉しいです(笑)。アーケードでは連続で対戦すると申し訳ないと思うのですが、「NETWORK」モードではやっても怒られないですし、実力が拮抗している方との対戦が楽しめます。わからないところがあったら他のモードで研究して、また「NETWORK」モードに戻ってと自分のペースで楽しめるのが家庭用版のいいところかなと思いますので、そこを楽しんでもらいたいです!
十束祐梨子さん
――ご自身が好きな電撃文庫作品のキャラクターへの愛を語ってください!
参戦している中で一番好きなのは、「とある魔術の禁書目録」の御坂美琴ちゃんです。美琴ちゃんは女の子なんですけど、戦うスタイルとしては実に男らしいところがすごく原作通りというか、カッコイイです。中でも「ちぇいさー!」と言う自販機を蹴る技があるのですが、本当に強くて、缶が飛ぶといった細かいところまでちゃんと再現されているので、原作好きな人としては嬉しいと思います。
あとサポートキャラクターとして上条当麻くんが使えるのですが、当麻くんが幻想殺し(イマジンブレイカー)で相手を飛ばした瞬間に、クライマックスアーツで超電磁砲(レールガン)が入った時に2人が画面上にいることにすごく胸が熱くなって、ゲームセンターで泣きました(笑)。
あと一方通行さんの話になるのですが、そこにはやはり打ち止め(ラストオーダー)ちゃんが登場してきて、画面上に出てくるとやっぱり触りたくなっちゃうんですよね。当て身の技なので、当てちゃうと一方通行さんが来ちゃうんですけど、でもやっぱり可愛いのでいつも攻撃しちゃうんですよ、どうしたらいいんですかね?(一同笑)
――家庭用版のアピールポイント
「ドリームデュエル」は全キャラの掛け合いが見れるようになっていて、例えば美琴ちゃんだと妹達(シスターズ)がたくさんいるキャラので、桐乃ちゃんみたいな女の子が好きなキャラと掛け合いをする時に原作の用語が出てきたり、美琴ちゃんはレベル5だけれど、黒雪姫はブレイン・バーストの世界ではレベル9なのでそこで掛け合いが発生したりと、原作が好きな人も楽しめるし、知らない人もそこで興味を持って、新たな楽しみを見つけられると思います。
髙橋百合子さん
――ご自身が好きな電撃文庫作品のキャラクターへの愛を語ってください!
ゲームに出ている中ではサポートキャラクターの折原臨也さんが好きです。最初参戦することが決まった時はプレイヤーキャラクターではないのでちょっと残念だったのですが、呼んだら来てくれるというのは乙女ゲームの領域じゃないですか(一同笑)。助けに来てくれるだけでカッコよくて、そこでキュンとなってしまって結婚までしてしまったんですけど(編注:あくまで高橋さんの中でです)。あざ笑うかのように登場して敵を踏んでくれるので、ストレスの溜まった現代社会の闇を臨也さんが助けてくれるのではないかと期待しています。
――ちなみに、臨也さんとの新婚生活はどう過ごされているのでしょうか?
情報屋の仕事は私が辞めさせたので、朝起きて、臨也さんが新聞配達に行って、私がカラオケ屋で働いて、一緒に帰ってきて夜はカルピスを作りあって飲みます(一同笑)。
――家庭用版のアピールポイント
「SPECIAL」モードで一番おおっと思うのが、登場する作品の小説を試し読み出来ることです。ゲームをしているといろいろなキャラクターの設定を知りたくなるので、小説の試し読みをきっかけにキャラクターへより興味を持っていただけましたらと思います。また、ギャラリーでは男性のみなさんお待ちかね、セルベリアのおっぱいを揺らせます。表情もじっくりと見ることができるので、ぜひ楽しんでください!
そんなこんなで突然の呼び出しから始まった「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」の対戦企画もここで終了。初心者でもある程度操作方法を理解すれば、それなりには立ち回れることを実際のプレイで体感することができた。電撃FIGHTINGガールズに負けず劣らず、細かいところに開発スタッフの電撃文庫愛が存分に詰まったタイトルになっているので、発売を迎えたこの機会にぜひチェックしてほしい。
そしてもちろん、勝ち越しは勝ち越しなので、セガから読者プレゼント用のゲームソフトをご提供いただいた。こちらの応募方法は下記にて紹介するのでこちらもお見逃しなく!
Gamer読者に「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」のゲームソフトをプレゼント!
セガからPS3/PS Vita「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」のゲームソフトを各2本、さらにB2サイズポスターもPS3/PS Vita版でそれぞれ2枚ご提供いただいたので、Gamer読者にプレゼント! 下記フォームにアクセスの上、ドシドシご応募ください!
賞品
PS3「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」ソフト(2名)
PS Vita「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」ソフト(2名)
PS3「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」B2サイズポスター(2名)
PS Vita「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」B2サイズポスター(2名)
提供
株式会社セガ
当選者数
8名(抽選)
応募期間
2014年11月13日~2014年11月24日