加賀クリエイトは、PS3/PS Vita用ソフト「ひぐらしのなく頃に粋」を2015年3月12日に発売する。価格は、PS3版がパッケージ版 7,980円、ダウンロード版 7,000円、PS Vita版がパッケージ版 6,980円、ダウンロード版 6,000円(各税抜)。

目次
  1. ひぐらしのなく頃に粋 プロローグ
  2. ゲームの全体構成・進め方
  3. 収録シナリオ
  4. 登場人物紹介
  5. 公式サイトでオープニングムービーの高解像度版が公開!

過去の家庭用ゲームソフト版「ひぐらしのなく頃に」シリーズに収録された全19編をすべて収録し、ニンテンドーDS版ではかなわなかった全編フルボイス化を実現した家庭用ゲームソフト「ひぐらしのなく頃に」シリーズの完全版が登場。

本作は、昭和58年6月、架空の村「雛見沢村」で起こる怪奇事件をメインに物語が進行、途中で出現するさまざまなタイプの選択肢によってストーリーが大きく分岐するサスペンスアドベンチャーノベル。プレイヤーは複数人の視点を通して、この村で起こる怪奇事件を読み解いていくことになる。

物語を進める事によって数々の謎が残り、それらの謎が最後で 1つに繋がる意外性と感動。主人公との繋がりで次第に明らかになる、 それぞれの登場人物が持つ哀しく過酷な過去。主人公の何気ない行動で、周囲の仲間たち、そして自分自身の感情や立場がガラッと替わり、全く違った視点から物語を体験出来るザッピング的な面白さ。そして、すべてを知った後で、惨劇を回避しようと試行錯誤して困難に立ち向かってゆく謎解きの楽しさ。その魅力の全てを、グラフィックやサウンドによりさまざまな側面から表現し、臨場感を演出している。

完全版として発売されるにあたって、他のADV作品を圧倒する、イベントCG200枚以上、総クリア時間が200時間にもおよぶという大ボリュームのシナリオとグラフィックを収録。そして、サブシナリオ(TIPS)も含めた全キャラクターのフルボイス化、ギャグorシリアスな場面の臨場感の強化を図っているとのこと。

また、今回は2プラットフォームで発売されることもあり、画面構成・解像度をプラットフォームに合わせ最適化するとともに、クロスセーブにも対応予定だ。

さらに、ドラマCDとして発表された竜騎士07氏書き下ろしのおまけシナリオ「羞晒し編」を新規にゲーム化し、各キャラの水着CGも追加。そのほかにも、プレイヤーの「ひぐらし」知識を問う「読飛し機能」を新たに搭載し、出題されるクイズの正解率に応じて、好きなシナリオが自由にプレイ可能となる。

作品を彩る楽曲についても、歴代の「ひぐらし」シリーズの主題歌・挿入歌を全収録。さらに新曲は志倉千代丸氏書き下ろしの2曲に加え、 原作のdai氏作曲の1曲を追加した、BGM100曲以上、歌入り楽曲全16曲(新曲含む)の収録内容となっているぞ。

収録歌曲

1.嘆きノ森(PS2/彩音)
2.コンプレックス・イマージュ(PS2/彩音)
3.escape(PS2/いとうかなこ)
4.Friend(PS2/いとうかなこ)
5.その先にある、誰かの笑顔の為に(ひデブ/彩音)
6.追想のディスペア(DS1巻/いとうかなこ)
7.プレイス・オブ・ピリオド(DS2巻/諫山実生)
8.光の空のクオリア(DS3巻/Cyua)
9.漆黒の祭壇(DS3巻/Verforest)
10.Angelic Bright(DS4巻/彩音)
11.ただ流るるままに(DS4巻/彩音)
12.you(原作/癒月)
13.そらのむこう(原作/結月そら)
14.新曲1
15.新曲2
16.新曲3

ひぐらしのなく頃に粋 プロローグ

昭和58年初夏。 例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、 昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。ここは都会から遠く離れた山奥にある寒村、通称“雛見沢村”。 人口2千に満たないこの集落で、それは毎年起こる。

――雛見沢村連続怪死事件――

毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。
巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
隠蔽された怪事件、繰り返される惨劇。
陰謀か。偶然か。それとも――祟りか。
いるはずの人間が、いない。いないはずの人間が、いる。
昨夜出会った人間が、生きていない。そして死んだはずの人間が、生きている。
惨劇は不可避か。屈する他ないのか。
でも屈するな。
運命は、その手で切り開け。

ゲームの全体構成・進め方

全体構成は四つのグループに分かれ、それぞれを統括するひとつの資料・視点を出発点として複数のシナリオが展開します。

(例)
第一部:「大石蔵人」の視点から、彼の作成した資料「興宮警察署事件調書」をもとに下記のシナリオが展開。

  • 鬼隠し(初回はこのシナリオのみプレイが可能です)
  • 綿流し
  • 祟殺し
  • 染伝し
  • 盥回し
  • 憑落し

上記シナリオを一定数クリアすると、グループ内のエピローグがプレイ可能になります。エピローグが終了すると、次のグループのプロローグへの道が開かれ、新たな資料が登場! 異なる人物の視点によるシナリオがプレイできるようになります。

さらに、四つのグループにある全てのシナリオを見終わった人には、また新たなシナリオへの入口が……!?

収録シナリオ

鬼隠し(おにかくし)編

都会から田舎の雛見沢に引っ越してきた前原圭一は、同級生の竜宮レナやクラス委員長の園崎魅音たちと賑やかな、楽しい毎日を過ごしていた。都会にはなかった、充実した時間を満喫する圭一。

――しかし、村の伝統祭である「綿流し」を目前にして、彼は村を訪れたカメラマンの富竹から村の過去について聞かされる。そして、仲間たちはなぜか、その事を秘密にしていることに気づく……。

綿流し(わたながし)編

偶然入ったファミレスで圭一は、そこでバイトしている魅音とばったり出くわした。いつもの男勝りな彼女と違い、かわいらしい衣装に驚く圭一。

しかしレナは、それが本来の魅音の姿なんだと言って、意味深な注意を投げかけた。そして綿流しの日、圭一は意外な人物からの誘いを受けて、古手神社の祭具殿に忍び込むことになる。しかしそれは、村でも禁忌とされていた行為だったのだ……。

祟殺し(たたりごろし)編

ちょっとした意地の張り合いで起こった勝負をきっかけにして、圭一は下級生の北条沙都子と仲良くなる。行方不明になった兄を気丈に待ち続ける彼女のことを知った圭一は、沙都子の兄代わりになろうと心に決めて世話を焼くことに。くすぐったいような、あたたかい日々。

しかしそんな安らぎの時間は、邪な闖入者――沙都子の叔父・北条鉄平によって無残にも打ち砕かれる。徐々に心が崩壊していく彼女を見かねた圭一は、ある決断を下した……。

染伝し(そめうつし)編

夏美たち一家が興宮から垣内に引越してきてから、およそ一年が経った。はじめは慣れない都会の生活に戸惑っていた夏美も、今では仲良しの友達と一緒に遊びに出かけたり、アルバイトをしたりと楽しい毎日を送っていた。

そんなある日、夏美は憧れていた同級生の暁から告白される。有頂天になって喜ぶ夏美だったが、通りがかったTVのニュースで彼女は、郷里の雛見沢で起こった凶事を知る。それをきっかけに夏美の周囲には、不穏な影が落ちはじめていった……。

暇潰し(ひまつぶし)編

昭和53年。警視庁公安の刑事・赤坂衛は、建設大臣の孫が誘拐された事件の捜査に駆り出される。そして、その犯人が潜伏している可能性のある場所のひとつ、雛見沢地区を訪れることとなった。

その集落は、数年後に建設されるダムによって水没することになっており、住まいを奪われる村人たちの反対運動が繰り広げられていた。そこで彼は老刑事の大石、そして不思議な少女「古手梨花」と出会う…。

目明し(めあかし)編

昭和57年。全寮制の学校を抜け出した詩音は、生まれ故郷の雛見沢へと戻ってきた。本来ならば彼女は家の掟により、村で生活することを許されない立場であったが、生来の機転と周囲の人々の協力で興宮で新生活をスタートさせる。

そこで彼女は、とあることをきっかけに優しげな顔の少年、悟史と知り合う。詩音は彼に惹かれてゆくが、二人の間には厚い壁が立ち塞がっていた…。

異本・昼壊し(ひるこわし)編

とある放課後。レナは圭一と一緒にゴミ山での宝探しを楽しんでいたが、ふと空を見上げた拍子に、空から降ってきた「何か」を飲み込んでしまう。心配して気遣う圭一だったが、特に異常もなく帰宅することに。

一方同じ頃、古手神社ではちょっとした事件が起こっていた。神社の秘宝「フワラズの勾玉」が封印を解かれて、消息不明になってしまったのだ。その行方を探す梨花と沙都子だったが、そのひとつの居場所を突き止めて仰天する。なんとそれは先日、レナが飲み込んだ「何か」だった…!

影紡し(かげぼうし)編

昭和58年。悪夢のような雛見沢ガス災害発生から数日後、赤坂は旧知の老刑事、大石の訪問を受ける。そこで彼から、今回の災害に不審な点があることを聞かされて、二人は共同でその謎について調査を開始した。

そして、捜査先の垣内市の女警部、巴の協力を得て雛見沢の出身者へ聞き込みを行う赤坂たちだったが、その相手が次々と変死する事件に巻き込まれて、調査活動は予想外に難航することに。一方、雛見沢御三家の少女「公由夏美」もまた、今までの生活に黒い変化が訪れていた…。

罪滅し(つみほろぼし)編

いつものように大騒ぎを繰り広げ、楽しい時間を過ごす部活メンバーたち。しかし、レナは自分の家庭に突如降り掛かった不幸に悩み、苦しんでいた。平和で幸せな日常を取り戻すため、ついにレナは悲しい決断をする。

そして、偶然その凶行を知ってしまった圭一たちは、仲間として力になると誓い合い、彼女に手を差し伸べる。一度は圭一たちを信頼しようと思ったレナだったが、その後も罪の意識と身の回りに起きる不可解な現象に苛まれ続け、やがて…。

皆殺し(みなごろし)編

雛見沢に引っ越してきて以来、圭一は持ち前の行動力と優しさで村でも評判の人気者(ひょうきん者?)になりつつあった。綿流しのお祭りでも大役を任され、張り切る圭一とそれを戸惑いながら見守る梨花。

ところがそんなある日、しばらく行方をくらましていた沙都子の叔父、北条鉄平が帰って来て、彼女を連れ帰ってしまった。その男が過去、沙都子にひどい仕打ちをしていたことを知る圭一と部活メンバーは、彼女を助けたい一心で奔走する。そして、梨花は…。

宵越し(よいごし)編

昭和58年6月に発生した火山性ガスの噴出により、一夜にして住民の大半が死亡・行方不明となった雛見沢地区。その後、村の一帯は厳重に閉鎖されていたが時代は平成へ移り、20年余りを経てようやく閉鎖が解除された。

そして平成18年のある日、オカルトライターの荒川龍ノ介はとある女性フリーライターと同伴して取材のため、雛見沢地区を訪れた。雨の降りしきる中、彼らはそこで車を発見する。が、その中にいた人はみな死んでいた。急ぎ警察に連絡しようと村の集会所跡を訪れた荒川たちは、そこで…。

解々し(ときほぐし)編

昭和57年、秋。南井巴は警察庁の準キャリアとして、垣内署に出向していた。ある日、以前の勤務地である茨城県警の管区内で起きた不可解な怪死事件を偶然知った巴は、顔なじみの少女尾崎渚に依頼されて捜査を開始する。

そして、渚と被害者がとある学校内で起きた傷害事件に深く関わっていたことを受けて、その加害者である少女…竜宮礼奈の転校先、雛見沢地区を訪れた。親交のある老刑事、大石の口から語られる雛見沢地区の謎と、「オヤシロさま」の存在。さらに彼女は、平穏に暮らしているはずの礼奈が隠し持つ「別の顔」を目の当たりにすることになる…。

祭囃し(まつりばやし)編

祖父の夢を叶えることを願い続け、強い意志とともに努力を重ねてきた彼女は成長して、ついに運命をつかむ「力」を手に入れた。その、神をも恐れぬ彼女の覚悟を悟った「少女」は、ようやく傍観をやめて自ら舞台へと上がることを決意する。

そして新たな部活メンバーとして圭一たちの仲間に加わり、絶望的だった梨花の運命を切り開くために彼らに協力を求めるのだった。強固に閉ざされた、未来への扉。その先に待っていたのは希望と、そして…。

澪尽し(みおつくし)編 表・裏

前の世界で、ついに敵の正体を突き止めた梨花。…しかし、かすかな希望を胸に秘めて目覚めた次の世界では、常にそばで支えてくれた「彼女」の姿がどこにも見当たらなかった…。

一方、その行動力と意気の良さで今や村中の人気者となった圭一は、魅音から委員長の座を譲られる。期待と信頼を込めてお祝いする部活メンバーたちだったが、なぜか梨花の様子がおかしいことに圭一は気づく。そんな彼の想いを知った梨花は、ある決心を固めてずっと隠し続けてきた秘密を打ち明けた…。

賽殺し(さいころし)編

ようやく取り戻した平和な日常。だがそんなある日、部活メンバーとプールに出かけた梨花はその帰り道、交通事故に遭ってしまった。そして次に梨花が目覚めた世界は、今までとは全く違った事実で構成された異様な「雛見沢」だった。

死んだはずの両親が生きていて、仲間たちの様子もおかしい。なによりも、自分のそばに羽入がいないのだ。初めての体験に戸惑いと恐怖を覚えながら、梨花は元の世界に戻るための調査を開始する…。

言祝し(ことほぐし)編

雛見沢が、鬼ヶ淵村と呼ばれていた遠い昔。「少女」は使命を帯びて剣を携え、人里に跋扈して暴威をふるう「鬼」を狩っていた。全ては自らの身体に流れる「血」に課せられた、一族の罪をあがなうため…。

そんな想いを胸に抱いてひとり悲壮な戦いに身を投じていたのだが、ある日彼女は人間の青年と出会い、恋に落ちる。そして子供を授かり、今まで想像もしなかった平和な日常を手に入れた。…だがその後、村に鬼が出没するという噂を聞きつけた彼女は、再び剣を取って立ち上がる。それが、全ての悲劇の始まりであった…。

他、「盥回し編」「憑落し編」「羞晒し編」が収録されています。

登場人物紹介

前原 圭一(CV:保志総一朗)

本作の主人公。画家を生業とする父と母の3人暮らし。最近、都会から雛見沢に引っ越してきた。好奇心旺盛で熱血漢、都会の学校では成績優秀だったらしい。口が達者で、「口先の魔術師」の異名を持つ。

竜宮 レナ(CV:中原麻衣)

圭一の同級生。世話好きな性格で、毎朝一緒に学校に通うなど、圭一とは一番の仲良しである。かわいいものに目がなく、見つけると手当たり次第自宅に「お持ち帰り」してしまう癖がある。かぁいいモードに入ったレナには一切の物理法則が通用しない強さがあるとか……。

園崎 魅音(CV:雪野五月)

圭一の上級生。クラスでは委員長を務めるリーダー格。テンションが高く、ノリが良い姉御肌ゆえに周囲から慕われている。たまにおじさん臭くなるのはご愛嬌。「部活」と称し、圭一たちと様々な遊びで日々盛り上がっている。

北条 沙都子(CV:かないみか)

圭一の下級生。文法的に怪しいお嬢様口調でしゃべる。負けず嫌いな性格で、生意気な面もあるがまだ幼く、圭一や魅音にからかわれ泣いてしまうことも。また、トラップを仕掛けるという趣味を持ち、その才は魅音すらも恐れるほどである。

古手 梨花(CV:田村ゆかり)

主人公の下級生で沙都子とは同学年。年齢に似合わぬ落ち着いた、物静かな性格。沙都子とはまるで正反対だが、二人一緒にいることが多い。たまに発する「み~」「にぱ~☆」などの口癖は、子猫のような愛くるしさで、破壊力抜群。かぁいいモードのレナにいつもお持ち帰りされそうになる。

園崎 詩音(CV:雪野五月)

隣町・興宮に住む、魅音の双子の妹。「エンジェルモート」というファミレスでアルバイトをしている。外見は魅音と瓜二つだが??

大石 蔵人

毎年雛見沢で起こる怪死事件を追う刑事。定年退職までに事件を解決させようと執念を燃やす。

熊谷 勝也

興宮署の刑事。したたかでフットワークが軽く、大石が最も信頼する部下のひとり。

富竹 ジロウ

年に数回、東京から雛見沢にやってくるフリーのカメラマン。野鳥撮影を専門にしているらしい。

入江 京介

村唯一の診療所の医師。落ち着いた大人の印象を与えるが、実はとんでもなくメイド好き。

鷹野 三四

大人の魅力を大いに感じさせる診療所の看護師。雛見沢の歴史に興味を持ち、独自の研究を行っている。

知恵 留美子

圭一たちが通う学校の担任教師。まだ年若いが、生徒たちに対する責任感は人一倍。カレーが大好き。

岡村 傑

圭一の後輩で、学校のクラスメイト。純粋でぽやんとした、ちょっと小太りの田舎少年。親友の富田といつも一緒にいる。梨花萌え。

富田 大樹

圭一の後輩で、学校のクラスメイト。実家は豆腐屋。痩身でメガネをかけており、どことなく理屈っぽそうな印象を与える。沙都子萌え。

亀田 幸一

県内の高校で野球部に所属するエースピッチャー。その豪速球は全国級で、甲子園でも大活躍中。が、その実態はスイーツと萌えを愛でる熱血バカ。

公由 喜一郎

雛見沢村の町会長。かつてのダム反対運動では武闘派で鳴らしたが、今は人のいい好々爺。

北条 鉄平

沙都子の叔父で、どうしようもないくらいの荒くれ者。最近、隣町・興宮から戻ってきた。

北条 悟史

沙都子の実兄。争いごとを好まない温和な性格。一年前に自宅を出たきり行方不明になっている。

間宮 リナ

レナの父親が付き合っている女性。たびたび竜宮家を訪れて、3人で食事に出かけたりしているらしい。レナとは一見仲良しのようだが……。

公由 夏美

雛見沢名家のひとつである「公由家」の親戚筋の女の子。かつては興宮に住んでいたが、父親の都合で都会へと引越した。父母と祖母の4人暮らしで、明るく愛嬌があるおばあちゃんっ子。都会生活にもようやく慣れてきたが、時々ストレスを感じている。現在、千紗登の紹介で介護士のアルバイトをしている。

南井 巴

垣内(かきうち)署の刑事一課所属の刑事で、階級は警部。警察庁推薦組の幹部候補として、垣内署に出向している。真面目だが、少々頑固で融通の利かないところが欠点。綿流しの夜に発見された、謎の焼死体を捜査したことがきっかけとなって、雛見沢の事件に関わってゆく。

藤堂 暁

夏美の同級生で、片想い相手。美術の特待生として在学中。 夏美の友達である千紗登と珠子とは、幼馴染の間柄。少々口下手で、朴念仁気味。千紗登によくからかわれている。

佐伯 千紗登

夏美のクラスメイト。都会の生活に慣れていない夏美のことを色々と気遣っている。マシンガントークの達人。有名な大病院の娘だが、およそ令嬢らしくないお調子者。

牧村 珠子

夏美のクラスメイトで、委員長。千紗登の幼馴染で、暴走しがちな彼女のストッパー兼ツッコミ役。しっかり者で、家庭でも姉として小さな弟妹の面倒を見ている。

赤坂 衛

警視庁公安の刑事で、階級は警視。雛見沢大災害の後、謎の解明に奔走する大石に協力して、雛見沢出身者の調査を行うべく垣内市を訪れた。夏美たちには「興宮書房」の人間だと名乗っている。妻の雪絵を5年前に失い、忘れ形見の美雪と二人暮らし。

赤坂 美雪

赤坂の娘で、昭和58年時点では5歳。公務に忙しい日々を送る父を誇りに思いながらも、時々寂しさも感じている。それでも、心配をかけまいと健気に振舞う、優しい少女。

山沖 薫

垣内署長で、階級は警視正。飄々としたナイスミドルだが、冗談と本気の境目がわからないほどに言動がいい加減な、自称「昼行灯」。現在、娘ほど年下のまどかと婚約中で、その姉の巴には蛇蝎のごとく嫌われている。…が、気にしていない。

南井 まどか

垣内署所属の警官で、交通課巡査。巴の妹。元々はキャバクラでホステスをやっていたが、顧客のひとりだった山沖の勧めで警察官に就職した。楽天的でのんきな性格のため、正反対の巴とはよく衝突するが、姉のことを誰よりも心配している。

藤田 慎吾

垣内署所属の刑事で、刑事一課巡査部長。同年代の巴にはあごで使われるパシリ役だが、彼女とのコンビは県警内でも有数の検挙率を誇る。妻帯者だが、どちらかというと恐妻家。巴には数々の弱みを握られて、頭が全く上がらない。

園崎 魅音

和服姿の、妙齢の女性。常に日本刀を肌身離さず、危険な雰囲気を漂わせている。雛見沢出身者で荒川以上に色々と詳しいが謎の多い人物。

反町 美雪

主に野外系の記事を得意とする女性フリーライター。暗闇でも物おじせず、飄々とした言動の中にも隙がない。雛見沢には昔から興味があったらしい。

乙部 彰

とある目的で雛見沢を訪れたが、同行者とはぐれてしまい、雨の中で迷っていたところで魅音と遭遇する。気が小さく、常に消極的。魅音には「悟史」という少年に似ていると言われるが……。

十和田 八重

閉鎖が解除された雛見沢に興味を持ち、同棲相手の工とドライブでやってきた。帰り支度をしていた間際に、荒川たちと出会う。引っ込み思案で、おとなしい性格。

荒川 龍ノ介

「週刊セブン」編集部に出入りするフリーライター。雛見沢地区の大災害をさらに調査し、実際に自分の目で確かめようと現地取材を強行する。見栄っ張りだが、実は結構怖がり。

黒澤 工

十和田と同棲している青年。荒川たちが来た時には泥酔して、部屋の隅で寝転がっている。が、帰り間際に突然、姿を消してしまう。

尾崎 渚

垣内近辺の町に住む少女。元々は茨城に住んでいたが、とある事件のために転校した。内気で人見知りする性格。それでも、昔はまだ明るかったとのことだが…。

羽入

頭から角が生えた、謎の転校生。梨花の親せきとのことだが、詳細は不明。少々臆病で泣き虫だが、時々はっとさせられるような鋭い発言をすることも。

塚田 理

厚生大臣を務める代議士の第二秘書。巴の高校時代の先輩で、物静かな外見だが末は政治家を目指す野心家。以前は巴と交際していると噂が立つほど親密な仲だった。

南井 巴

警察庁広報部の報道対応係長で、亡くなった尾崎渚の事件の真相を追って竜宮礼奈の存在にたどりつく。強い意思を持って困難に立ち向かう女刑事。夏美とは年齢を超えた親友の間柄。

公由 夏美

垣内の高校に通う女子学生。最近では新しい町での生活にも慣れて、明るく暮らしている。雛見沢御三家の重鎮、公由家の親せき筋だが村のことについてはあまりよく思っていない…?

花田 史郎

巴の元部下で、同僚の藤田とともに彼女のパシリ役を務める刑事。それなりに優秀だが、やや皮肉屋で自信過剰なところが玉にキズ。趣味は車の改造とカーレース参加。

竜宮 礼奈

雛見沢分校に通う女子学生。茨城に在住していた頃、学校で傷害事件を起こして転校した。現在は自らを「レナ」と名乗って、過去を思い起させないほどに明るく振る舞っている。

公式サイトでオープニングムービーの高解像度版が公開!

公式サイトでは、過去の家庭用ゲーム機版のオープニングを飾ったムービーが、高解像度化&ロゴの変更を加えて公開されている。今回公開されたのは、嘆きノ森編、コンプレックス・イマージュ編の2つだ。

ひぐらしのなく頃に粋

加賀クリエイト

PS3ダウンロード

  • 発売日:2015年3月12日
  • 17歳以上対象
  • PS Storeダウンロード版

ひぐらしのなく頃に粋

加賀クリエイト

PSVitaダウンロード

  • 発売日:2015年3月12日
  • 17歳以上対象
  • PS Storeダウンロード版

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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