Happy Elementsがスマートフォン/フィーチャーフォン向けにサービスを行う「あんさんぶるガールズ!」。サービス2周年を迎え、ますます盛り上がる本作の魅力をお届けします。
「あんさんぶるガールズ!」は、「ささみさん@がんばらない」「大奥のサクラ」などで知られる作家の日日日(あきら)氏らがシナリオを担当する、どたばた学園コメディカードバトルゲーム。プレイヤーである主人公は、昨年まで女子校だった「君咲学院」に、唯一の男子学生として転校し、個性的な学院の女の子たちと繰り広げる学院生活が楽しめます。
サービス開始から2年が過ぎ、なぜこのタイミングで…と感じる方もいるかとは思いますが、実は筆者、約1年半前に本作に出会って以来、キャラクターたちの魅力あふれるカードイラストや、笑いあり、涙ありのエピソードに病みつきになったユーザーの一人なのです。
ここでは、年始であまり記事が多くないこのタイミングに、ぜひ“あんガル”の仲間を増やしたいと公私混同、私利私欲たっぷりに本作の魅力を紹介していこうと思います!
ストーリーのボリューム、バリエーションがすごい!
本作は、通常時はクエストや校内定期戦と呼ばれるプレイヤー間の対戦などを遊びつつ、定期的に行われるイベントに挑んでいく、いわゆるソーシャルゲームらしい作品と言えますが、その中でまず最初にお伝えしたい魅力が、2年以上のサービスを経て、その総数がついに1000を超えたストーリーの数々です。
本作におけるストーリーは2種類あり、現生徒会長の鶴海ひまりと、“対立候補”と呼ばれるキャラクターたちを中心に巻き起こる「生徒会長再任選挙編」からスタートするメインストーリー(現在は「帰宅部争奪戦編」が進行中です)、そして各キャラクターにフォーカスしたエピソードや、定期的に開催されるイベントのエピソードが楽しめるサブストーリーとに分かれています。
メインストーリーはプレイヤーのレベルによって徐々に解放されていき、サブストーリーは特定のカードを入手したり、イベント指定の条件をクリアすることによって解放されていきます。とにかくメインストーリーを追いかけたい、特定のキャラクターのストーリーを網羅したい、といったプレイヤーの嗜好に応じた幅の広さが本作における特徴の一つといえると思います。
2015年1月10日現在で公開されているサブストーリー数は1265。ヘビーにプレイしているつもりな筆者でもまだ1167と先は長かったりしますが、例えどこから入ったとしても、メインストーリーを通してキャラクターの特徴を知っておけば、楽しめるものばかりです。
そして新たに追加された「おすすめストーリー」機能では、膨大なエピソードの中からおすすめのものをチョイスしてくれるので、こちらも併せて活用してみるといいでしょう。
個性的なキャラクターに病みつき!
本作におけるもう一つのポイントが、君咲学院に在籍する個性的な女の子たち。現在では全69名の女の子たちが作中に登場し、“転校生”(※プレイヤーのこと。女の子たちもこの呼称を頻繁に使います)との交流はもちろんのこと、委員会、部活動などのエピソードを通して、それぞれの女の子が持つ年頃の悩みや、魅力を楽しむことができます。
その神秘的な雰囲気から“生き神さま”と呼ばれる神樹はじめ、中二病を患っていて自らを“クロシェット”と呼ぶ黒森すず、人並み外れた聴力を持ち、宇宙との交信を行っている時国そらといった3年生、久々に再会することになる幼なじみの三波なつみ、クラスメイトから委員長と信頼される堀田さあや、体が弱く体調を崩しやすいものの、保健委員会に所属する八朔つゆりといった2年生、昼休みのラジオ放送のDJを担当、ヘッドフォンがトレードマークの丸子みさき、ネットゲームにハマるあまり、周囲とのコミュニケーションに悩む北川ゆき、羊のぬいぐるみの“ダニエル”を持ち歩き、幼さの残る木之下ゆゆといった1年生と、各学年に個性的なキャラクターが顔を並べていますが、その魅力を引き立たせているのが、ストーリーを通して見える彼女たちの内面です。
キャラクターが多数登場するキャラクターというのは、得てしてそのインパクトだけが先行することが多いと感じるのですが、その中で本作では個々のエピソードはもちろんのこと、キャラクター間のエピソードを通してそのキャラクターの内面に踏み込むような描写が随所に用意されているのです。
これは実際にゲームを進めていく中で、徐々に楽しんでもらうのがよいと思うのでここではあまり踏み込みませんが、きっとお気に入りのキャラクターが見つかるはずです。後ほど筆者おすすめのキャラクターも紹介しますので、ぜひチェックしてみてください!
ボイス付きのストーリーも新たに登場!
本作ではこれまでボイスはついていなかったのですが、昨年実施された「第1回君咲学院総選挙」にて上位3名に輝いたこよい、そら、つゆりにそれぞれ豊崎愛生さん、戸松遥さん、小倉唯さんをキャストとして起用し、フルボイスストーリーが追加されました。
願わくば既存のストーリーもボイス付きで楽しめる機会があれば…と思ってしまうのは欲張りかもしれませんが、同じく昨年実施された「第2回君咲学院総選挙」にて上位3人に輝いたはじめ、まりあ、さあやについてはフルボイスストーリー化が予定されています。どのキャラクターをどの声優さんが担当されるのか、個人的にも今か今かと楽しみにしています!
筆者おすすめキャラクターを紹介!
やはり自分の推しキャラクターは紹介したいですよね、ということでここからは筆者の推しキャラクターである星海こよいを紹介したいと思います。
こよいは関西弁が特徴の、人見知りで引っ込み思案な女の子。従姉妹であるつゆりや、天文部の先輩である神無月ほとりを除いてはあまり会話する機会もなく、異性についても転校生が(父親以外で)一番話せる存在です。
こよいは総選挙でも1位を獲得する人気キャラクターで、その魅力は人それぞれに感じるところはあるとは思いますが、筆者が好きなのは時にボケて、時にツッコむリアクションの面白さです。本人は人見知りを気にしたりしているものの、こちらから見てるとそのキャラクターごとに臨機応変に対応できているような気がしなくも…? 恋する女の子は大好物なので、一時はみさきに心奪われかけたこともありましたが、フルボイスストーリーを聴いて戻ってまいりました。ええ、浮気はしません。
そして何より、照れて赤くなっている表情がすごく可愛いです。大事なことなので何度でも言います、可愛いです。好きなキャラクターほど運に恵まれないといいますか、残念ながら筆者が持っているURカードはまだ1枚だったりするのですが、こよいをリーダーカードに設定して、ゲームを起動する度に愛でております!
そんなこんなで暴走しかける前に畳もうかと思いますが、最後に「あんさんぶるガールズ!」の展開について少しだけ紹介します。現在、オーバーラップ文庫さんよりノベライズが計3冊発売されています。ゲーム中のストーリーをベースとしつつも、ノベライズならではの筆致でまとめられていますので、そちらもぜひチェックしてみてください!