カプコンより発売予定のPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/PC用ソフト「バイオハザード リべレーションズ2」。この作品は3月19日のディスク版の発売に先駆けて2月25日より、毎週水曜日に1章づつ新章を配信する“エピソディック”配信も話題となっている。配信開始が迫る「リベレーションズ2」を総まとめ!今回は本作に登場する主要キャラクターとクリーチャーについてお届けする。
「バイオハザード リべレーションズ2」は、クラシックなサバイバルホラーへの回帰を目指した「リべレーションズ」シリーズの最新作。時系列的には「バイオハザード5」と「バイオハザード6」のあいだのストーリーが描かれており、フルCGアニメ映画「バイオハザード ディジェネレーション」にて登場したバイオテロや薬害の被害者救済を行なうNGO団体“テラセイブ”などが登場する。
また、本作のストーリーは孤島から脱出するのが目的のクレア・モイラ編、娘のモイラを救出するのが目的のバリー・ナタリア編の2部構成になっており、出現するクリーチャーたちにも違いがある。
2月25日の配信開始を控えた本作の基本的な情報を全2回に分けて掲載する。第1回目となる今回は操作可能な4人の主要キャラクターと、プレイヤーたちに襲いかかってくるクリーチャーの情報を紹介しよう。
主要キャラクター
クレア・レッドフィールド(CV:甲斐田裕子)
すべてのバイオテロの始まりと言われる、1998年に発生したラクーン事件での数少ない生存者。その後、NGO団体テラセイブ幹部の「人々をバイオテロから救うための組織」という言葉に共感し、身を置くことに。以来、世界中を飛び回る多忙な日々を送っている。テラセイブ本部で襲撃を受けて収容所に監禁されてしまい、脱出の糸口を探るが……。
モイラ・バートン(CV:藤村歩)
バリー・バートンの娘であり、クレアの親友。クレアに憧れ、若干20歳にしてテラセイブに所属した。男勝りな性格で少々クチが悪いイマドキの女の子である。クレアと共に収容所に監禁され、その先で、狂気の光景を目の当たりにすることになる。
クレア・モイラ編のストーリー:孤島からの脱出
すべてのバイオテロの始まりとなった、ラクーン事件における数少ない生存者のひとりであるクレア。彼女はその後、バイオテロや薬害を告発し、被害者を支援するNGO団体「テラセイブ」に所属し、多忙な日々を送っていた。
2011年-。
テラセイブの本部が突然の襲撃を受ける。クレアと、彼女の友人であり、新入職員でもあるモイラは、何者かに拘束されてしまう。孤島に打ち棄てられた収容所で目覚める二人。状況も掴めぬうちに彼女たちが目にしたのは、人ならざる物に無残に殺されてゆく仲間の姿だった……。絶望的な状況から、クレアとモイラの脱出劇が始まる。
バリー・バートン(CV:屋良有作)
豊富な軍務経験を持ち、ラクーンシティの特殊部隊S.T.A.R.S.在任中には洋館事件からも生還したエキスパート。ラクーン事件以降は対バイオテロ舞台BSAAのアドバイザーを務めている。
突如消息を絶った愛娘・モイラ救出のため、孤島に探索へと向かうことになる。対バイオテロのエキスパートであるバリーは、射撃にも近接戦闘にも高い能力を発揮する。「危険な島から娘を救い出す」ためにやってきた彼は、さまざまな銃器、スポットライト、サバイバルナイフなどの装備が万端だ。しかし、そんな彼でもこの島の単独行、しかも少女を護りながらの探索は、非常に困難なものとなる。
ナタリア・コルダ(CV:悠木碧)
バリーが島で出逢う少女。強い感受能力を持つ。何故この島にいるのか?どうして一人なのか?彼女自身も、その答えは知らない。ナタリアの戦闘能力は皆無に等しいが、彼女は生物や物の気配を敏感に察知する不思議な能力を持っている。
壁の向こうや死角となった陰、彼女の指さす先には重要なアイテムが隠されていたり、あるいは危険な相手が潜んでいることも。バリーもこの能力に助けられることが多くなるはずだ。
また、彼女のもう一つの能力(?)は小柄な体つき。大人では通れない隙間もナタリアならくぐり抜けられる。護ってもらうだけの存在ではなく、彼女がいなければ、バリーも先に進めないシチュエーションは少なくない。
バリー・ナタリア編:孤島からの救出
洋上を走る一隻のボート。そこには悲痛な面持ちで島を見つめる一人の男がいた。彼の名はバリー・バートン。対バイオテロ部隊BSAAのアドバイザー。突如行方を絶った娘のモイラ・バートンを探しに、単身島へと向かう。その島で最初に彼を待ち受けていたのは、謎に包まれた一人の少女ナタリアだった。
唯一島の手がかりを知る少女とともに、危険に満ちた島をゆくバリー。そこに彼の信じる”奇跡”は残されているのだろうか?
新たなエネミー
アフリクテッド
収容所を探索するクレアとモイラに襲いかかる異形の狂人。彼らは生きている人間を見つけると獣のように襲いかかり、その命が尽きるまで容赦なく痛めつけ続ける……。なぜそこにいるのか。どうしてそうなったのか。すべては、孤島の存在と同じく謎に包まれている。
ロトン
島でバリーたちが遭遇するクリーチャー。アフリクテッドと似ているが、骨格の一部が露出しており、その身体は腐敗が進んでいる。生ける者を見つけると執拗なまでに追い、そして無慈悲に攻撃を続ける点はアフリクテッドと変わりはない。
レヴェナント
バリーたちが島で遭遇するクリーチャー。複数の人体に無機物を縫い合わせたかのような醜悪な外見を持つ。ほかのクリーチャーと同様、彼らの存在している理由や習性は「生きた人間を襲う」こと以外は全てが謎に包まれている。
スプローダー
スプローダーはアフリクテッドの変異体。身体を覆い尽くすほどの巨大な腫瘍は攻撃を加えられることで急激に憎悪を増し、破裂する。外敵に遭遇した時には、攻撃をうけなくとも自ら破裂することもあるようだ。破裂時には毒性を持つ体液を辺りにまき散らす。
オルトロス
野性化した犬が何らかのウイルスに感染したクリーチャー。高い攻撃力に加えて、小さな体躯を活かした敏捷性が脅威となる。群れで行動する習性を持ち、縄張りへの侵入者を集団で襲う。
グラスプ
グラスプはウイルスによって島内に自然発生したクリーチャーだ。体内から洩れ出るガスには、周辺の生物の視神経に異常を与える作用があり、相手からは視ることができない。このガスの効果でグラスプは捕食対象に気付かれることなく接近することができるのだ。
脚の力も非常に強く、捕えた獲物を離さないばかりか、人体程度の強度であれば簡単にへし折ってしまう。